犬と触れ合いながら本を読む楽しさを感じられるイベント
こんにちは、スタッフです(^^♪
今回は、三鷹市で開催されるイベントをご紹介いたします。
『第7回わん!だふる読書体験』という犬と触れ合いながら、犬に読み聞かせをするイベントです。
犬に読み聞かせ?ピンと来ない方もいらっしゃるかと思います。
私もはじめはピンとこなかったのですが、調べているうちにとっても興味を持ちました。
欧米では「R.E.A.Dプログラム」といって犬に読み聞かせをする活動が盛んに行われているそうです。
犬への読み聞かせにはたくさんの効果があり、お子様の自己肯定感を高める作用もあると言われています。
「R.E.A.Dプログラム」についてはブログの後半でご紹介しています。お子さんが一生懸命読み聞かせをしている姿は、とても微笑ましいですね。
皆様、是非足を運んでみてください。
わん!だふる読書体験
「わん!だふる読書体験」とは子どもが犬とふれあいながら本の読み聞かせ体験ができるイベントです。 子どもが犬のために色々な本を見て選んだり、聞かせるために声を出して読む練習をしたりと、犬とのふれあいを通じて読書の楽しさを感じてもらえる内容です。(HPより)
日時
1回目 平成30年10月13日(土曜日)
2回目 平成30年10月27日(土曜日)
午後1時20分集合、午後3時15分終了です。
※両日とも同じプログラムを実施します。
会場
三鷹市立三鷹図書館
三鷹市上連雀八丁目3番3号
プログラム内容
〇犬とのふれあい教室
犬とどうしたらなかよくできるか、また、犬のいやがることなどを教えてもらいます。さまざまな種類の犬とふれあうことができます。
〇読み聞かせ体験
自分で選んで持ってきた本を犬と1対1で読んであげます。
〇ふれあいタイム
読み聞かせする犬は1頭ですが、他にも来ている犬たちとふれあって遊ぶ時間があります。
持ち物
犬に読んであげたい本数冊。
【本選びのポイント】
読み聞かせの時間は15分あります。その時間で読み切れるような本を選びましょう。
例えば、短い本を数冊とか、長い本ならその一節など、どのような内容でも犬は喜んで静かに聞いてくれます。
本館では、「わん!だふる読書体験」にちなんで、犬の出てくるおすすめの本を展示しています。本選びの参考にしてください。
参加できるかた
犬とふれあってみたくて、自分で本を読んであげたいと思う子ども 各回8人、計16人。
年齢は問いません。保護者の付添いもできます。
※注意事項
第7回は、初めてのかたを優先して受け付けます。
犬アレルギーのあるかたは参加できません。
申し込み方法
次の項目を電話で三鷹図書館(本館)までお申し込みください。
〇参加者の名前
〇参加者の年齢
〇連絡先の電話番号
参加希望日
申し込み開始日
9月18日(火曜日)午前9時30分から先着順に受付けます。
初めてのかたを優先するため、リピーターのかたは、9月25日(火曜日)午前9時30分から定員に空きがある場合に受付します。
持ち物
犬に読んであげたい本数冊。
本選びのポイント
読み聞かせの時間は15分あります。その時間で読み切れるような本を選びましょう。
例えば、短い本を数冊とか、長い本ならその一節など、どのような内容でも犬は喜んで静かに聞いてくれます。
本館では、「わん!だふる読書体験」にちなんで、犬の出てくるおすすめの本を展示しています。本選びの参考にしてください。
実施協力
このイベントは、普段は学校や病院などで活動している公益社団法人日本動物病院協会(JAHA)のボランティアチームの協力のもと実施しています。
この活動に参加している犬は、清潔に安全な活動ができるよう準備し、事前に獣医のチェックを受けてから活動に参加しています。
また、大塚敦子さん(三鷹市立図書館協議会委員、「わたしの病院、犬がくるの」「さよなら エルマおばあさん」などの著書があるノンフィクション・写真絵本作家)にも多大なご協力をいただいています。
公益社団法人日本動物病院協会(JAHA)とは
人と動物との共生社会を実現するために動物病院を核として地域社会への貢献活動を推進するため様々な事業を行っている団体。
動物病院の獣医師や動物看護師、動物と暮らしているボランティアが犬と一緒に特別支援学級での読書介助犬活動や学校や児童館、高齢者の施設、病院などを訪ねて「人と動物のふれあい活動」(動物介在活動、療法、教育)を続けています。
R.E.A.Dプログラム
欧米では「R.E.A.D プログラム」といって、子どもたちが犬に読み聞かせをする活動が図書館や学校などで盛んにおこなわれています。
その活動が、つい最近日本でも始まり東京の三鷹市立図書館が、「わん!だふる読書体験」と名づけ子どもたちが本を手に取る機会を広げようと、日本で初めて公共図書館として取り組んだそうです。
活動に参加する犬たちは、JAHAのセラピー犬認定を受けた健康でよく訓練された犬です。
読み聞かせプログラムの前には、まず犬との「ふれあい教室」が開かれ、子どもたちは初めて会う犬にはどんなあいさつをすればいいかなど、犬との正しいふれあい方を学びます。
大切なのは、子どもと犬が一対一になれて、ほかの子どもの目を気にしなくてもいい環境を確保することです。
読むことが苦手な子どもの多くは、人前で声を出して読むのが恥ずかしい、まちがって笑われたらどうしよう、というプレッシャーを感じています。
ほかの子どもたちにからかわれる心配のないところで、犬という忠実な聞き手だけを相手に読み聞かせをすることが重要なのである。
相手をそのままに受け入れ、いっさい批判したり注意したりしない犬だからこそ、子どもたちは安心して読むことに意識を集中することができるのだろう。
子どもたちの様子を見ていると、犬に本を読んであげることに喜びを感じているだけでなく、とても誇らしそうで、セルフ・エスティーム(自己肯定感)を高めるのにもつながっていることがうかがえます。
アメリカでは実際、R.E.A.D.プログラムに継続して参加している子どもたちが、授業中自分から手を挙げるようになった、物事に積極的に取り組むようになった、などのポジティブな変化が報告されています。
参加者の声
「楽しかったー」「もっとたくさん読んであげたかった」「まちがえても何も言わず、とっても読みやすかった」「犬がおとなしくてお利口さんだった」
「子どもが自分でいっしょうけんめい絵本を選んだ」「人前に出ると緊張するタイプだったのが、少し成長したようです」「犬が好きなのに飼える環境ではないので、ふれあえてよかった」
(「R.E.A.D プログラム」HPより)