ファミリーカイロプラクティック三鷹院は1993年に品川、1999年に小金井(後に三鷹に移転)、2003年に駒込にて開院し、2016年に「ファミリーカイロプラクティック三鷹院」として合併し、国内最大級の広さの院としてリニューアルオープンしました。
25年間(2018年時点)で25万人の施術実績があります。
これまでに多くの「緑内障」でお困りの患者さんを施術してきました。
緑内障でお困りの方へ向けて当院の「緑内障」の治療方針について記しましたので、お読み下さい。
緑内障とは
「緑内障」とは、本来眼圧が高くなることによって、目から入ってきた情報を脳に伝達する視神経という器官に障害が起こり、視野(見える範囲)が狭くなったり、部分的に見えなくなったりする病気です。治療が遅れると失明に至ることもあります。
ただし眼圧が正常範囲内の人でも、緑内障が起こることがあって、これは「正常眼圧緑内障」と呼ばれています。
多くの場合、症状が進行するまで自覚症状がないため、検査(眼圧、眼底、視野など)によってはじめて緑内障と診断されます。
視神経が障害される原因の1つに、眼圧(眼球内の圧力)の上昇があげられます。眼圧は眼球内の房水が増加することで上昇し、視神経を圧迫し、障害を起こします。
ただし、眼圧が正常範囲(10~21mmHg)にも関わらず緑内障になる人がいます。「正常眼圧緑内障」と呼ばれ、日本人に一番多いタイプです。眼圧に対する視神経の抵抗性が弱いためと考えられていますが、視神経の血流障害や遺伝が関係するという説もあります。
これを正常眼圧緑内障と呼び、開放隅角緑内障に分類されます。近年行われた全国的な調査の結果から、緑内障の約7割が正常眼圧緑内障であり、また欧米にくらべて日本人に多いことがわかりました。
わが国で行われた緑内障の疫学調査の結果、40歳以上の人口のうち緑内障患者は5.0%、20人に1人の割合でした。
1度失ってしまった視力や視野は薬や手術によっても回復することはありません。そのため、早期発見と適正な治療によって、視野障害や視力障害の進行をできるだけ抑えることが大切です。
視神経は、中枢神経の一つで、視神経はダイレクトには脳につながるものの、頚椎のずれによって視力が下がったり、視野が狭くなったり、色がはっきりと見えづらくなったりするケースがあることが分かっています。
当院のつくだ式カイロプラクティックの治療には、頚椎の矯正だけでなく、脳を守る頭蓋骨の調整も可能です。これにより、物理的に眼球への圧迫を減らすことと、神経刺激を軽減して本来の状態にすることで、結果的に眼圧が下がるケースもあります。
また、神経の流れがよくなると、目に関連する各部位への負担が減ります。
例えば、目で物を捉える時、目で映像を捉えています。そもそも人間は、外界の情報について五感を活用し入手していますが、視覚は情報の約80%を捉えると言われています。
角膜から網膜までの長さは約24mmと小さな臓器ですが、大変重要な役割を担っている器官です。角膜から水晶体を通じて網膜に映し出された情報は、視神経を通じて脳に伝達され、物が見えていると認識をします。
毛様体は、虹彩の後ろにある三角形の組織です。毛様体は、房水を作りだし、眼内に栄養を与えます。この房水は角膜の後面と虹彩のいちばん端の隅角から眼球外に排出されます。この房水の産生と排出によって、眼球内の圧力(眼圧)を一定に保ちます。また、毛様体内の毛様体筋(輪状筋、ミュラー筋)が収縮すると、水晶体と毛様体を結んでいるチン小帯が緩んで水晶体は弾性で厚さを増し(調節)、近くを見ることが出来るようになります。
カイロプラクティックで骨格を矯正すると、神経と血液の流れがよくなります。
つまり、「目」という器官と、情報や必要な物質を伝える神経や血液と、背骨とは、それぞれに密接なつながりがあるのです。
*サブラクセーション(Subluxation)とは
からだは骨格で支えられています。脳から全身に神経が巡って、からだは機能しています。姿勢が歪むと骨の位置が正しくなくなり、神経の流れが悪くなります。骨の位置がずれ、神経の流れを妨げた状態を「サブラクセーション」と呼びます。
カイロプラクターはサブラクセーションを発見し、矯正、予防する専門家です。カイロプラクティックは、骨、筋肉などを調整し、神経の流れを整え、自然治癒力を活性化させる治療法です。
サブラクセーション(Subluxation)の語源は、sub(少し) + lux(光・力) + ation(状態)となり、光・力が少ない状態になるという意味です。
狭い視野で見ると、お翁ものが見えないことがあります。
目で言えば、緑内障という目の疾患だからといって、目という器官だけを眺めても、体全体とどう連動しているかを見逃してしまうことがあります。
カイロプラクティックは、常に体全体を見ながら、目という部分にどう影響しているかを見てまいります。
美しい姿勢を手に入れることは、からだとこころを整えること
美しい姿勢を手に入れると、健康や美容の増進、運動能力の向上が期待されます。
姿勢分析レポートをもとに、カイロプラクティック&姿勢シャキーン!ケアで姿勢美人を目指しましょう。
背骨の並び方がずれ、神経の流れが悪くなると心と身体の健康、美容、運動能力が低下します。
カイロプラクティックは筋肉や骨格を矯正し、神経の流れを良くする効果が期待されます。
痛みは、脳に伝わる情報の一つに過ぎません。
痛みだけで、症状の重さが決まるわけではありません。
緑内障は、見えづらいという症状があった時に緑内障が始まっているわけではありません。
ちなみに、体の運動器で言えば、痛みが無くなっても、関節の動く範囲が制限されて、神経の流れが悪くなっているということとイコールにはならないのです。
痛みが無くなった時点では、本来の神経機能の40%が回復したに過ぎません。
当院では、神経の流れの度合いを検査し、関節をつくだ式カイロプラクティックケアで矯正することで神経の流れを整え、姿勢シャキーンケアで姿勢を改善し、更には血液検査に基づいた栄養指導による予防の促進のお手伝いも可能です。
緑内障を治すということは非常に難しいですが、進行を遅らせるためにより良いケアをするという意味でサポートが出来ると考えております。
手術を受けるにしても、予後のことを考えても、カイロプラクティックを受けることには大きな意味があると考えております。
施術の流れ
詳細は、「施術の流れ」のページをご覧ください。
お役に立てましたら幸いです。
ファミリーカイロプラクティック三鷹院
院長:佃 隆 副院長:佃 美香