ファミリーカイロプラクティック三鷹院は1993年に品川、1999年に小金井(後に三鷹に移転)、2003年に駒込にて開院し、2016年に「ファミリーカイロプラクティック三鷹院」として合併し、国内最大級の広さの院としてリニューアルオープンしました。
25年間(2018年時点)で25万人の施術実績があります。
これまでに多くの「仮面うつ病」と診断されてお困りの患者さんを施術してきました。
仮面うつ病でお困りの方へ向けて当院の「仮面うつ病」の治療方針について記しましたので、お読み下さい。
仮面うつ病とは
仮面うつ病はうつ病ではあるのですが、精神症状よりも、身体症状の訴えがはるかに多い状態で、うつ病で特徴的な症状である憂鬱な気分などが見られない状態です。
病院での医学的検査では、原因が分からないのに、全身倦怠感、肩こり、めまい、食欲不振などの身体症状があるために、うつ病と診断される場合はあります。
しかし、病院では見切れない、背骨の歪みによる神経干渉によって、自律神経の状態が不調になっている場合もあるので、判断や悩むところです。
当院には、病院の診断に納得がいかずに、何か原因があるはずだと調べられて、辿りついていらっしゃる方もたくさんいらっしゃいます。
うつ病とは
眠れない、食欲がない、一日中気分がすぐれない、何をしても楽しめないといったことが続いている場合、うつ病の可能性があります。
うつ病は、精神的ストレスや身体的ストレスが重なることなど、様々な理由から脳の機能障害が起きている状態です。脳がうまく働いてくれないので、ものの見方が否定的になり、自分がダメな人間だと感じてしまいます。そのため普段なら乗り越えられるストレスも、よりつらく感じてしまうという、悪循環が起きてきます。
本来、私たちには自然治癒力という素晴らしい機能が備わっていて、通常はさまざまな不具合を回復へと導きます。私たちは日常生活の中で、時折憂うつな気分を味わいます。不快な出来事によって食欲が落ちることもあります。しかし、神経や血液の流れがスムーズだと、自然治癒力によって、時間の経過とともに元気になるのが通常です。
カイロプラクティック、姿勢ケア、血液検査に基づいた栄養指導で少しずつ身体の循環をよくし、メンタル面でも良い影響が起こることが期待されます。
自律神経の働き
自律神経とは文字通り、あなたの意志から自律している神経の事です。
循環器、呼吸器、消化器、泌尿器、生殖器、感覚器などの全身の臓器機能を自動的に調節するのが自律神経です。
体内をベストの状態に保つために、その時々のからだの状況に応じて、意思とは無関係に自動的に働きます。
そもそも神経には、運動神経、感覚神経、自律神経の3種類があります。
自律神経は、暑い時には汗をかいて体温が上がり過ぎるのを抑制したり、何かを食べたら胃腸の働きを活発にします。
感覚神経は、足を机の角にぶつけたら痛いでと感じますが、これは感覚神経が脳に情報を伝えてます。
運動神経は、手を上に上げる動作をする時は、自分の意志で、脳からの命令を出し、それを運動神経が伝えています。
さらに、自律神経には交感神経と副交感神経の二種類があります。
交感神経は、心身を活動させる神経。副交感神経は、心身をリラックスさせる神経。
実はこの二つの神経が同時に働く事はありません。
交感神経が、活発になっている時は副交感神経は休んでいます。
逆に副交感神経が、活発になっている時は交感神経は休んでいます。
スイッチでモード切替が行われているようなイメージです。
この二つのスイッチをうまく適切な時に切り替えて、体のバランスを取って健康な状態を維持しています。
自律神経失調症というのは、この切替がうまくいかない状態を指します。
通常は、夜はリラックスする副交感神経、朝から日中は交感神経が優位になるといったように、生活の色々な場面に合わせて無意識に切り替えが出来ています。
人間の体は心臓が脈を打ち、血液をポンプのように押し出し、全身に血液が行き渡るようになっています。
心臓が血液を押し出す力の強さのことを血圧といいますが、血圧の高い、低い、
気持ちが緊張したり興奮したり、リラックスしたり、
体温の上昇、下降、
筋肉の緊張、弛緩、
呼吸の早い、遅い、
消化の抑制、活発、
発汗の増加、低下、
血管の収縮、拡張、
などの機能は自律神経によってコントロールされています。
しかし、自律神経が働かないと、それぞれのコントロールができないので、気持ちも不安定になったり、
朝起きづらい、立ちくらみ、吐き気、消化不良、高血圧や低血圧、発汗の異常、などの体の症状が出たりします。
通常、精神的なストレスも、リラックスしたり、別の事をしたりすることで、緩和できるようになるものですが、自律神経が乱れていると、本来の調子に戻りにくくなります。
痛みは、脳に伝わる情報の一つに過ぎません。
痛みだけで、症状の重さが決まるわけではありません。
痛みが無くなっても、関節の動く範囲が制限されて、神経の流れが悪くなっているということとイコールにはならないのです。
痛みが無くなった時点では、本来の神経機能の40%が回復したに過ぎません。
当院では、神経の流れの度合いを検査し、関節をつくだ式カイロプラクティックケアで矯正することで神経の流れを整え、姿勢シャキーンケアで姿勢を改善し、更には血液検査に基づいた栄養指導による予防の促進のお手伝いも可能です。
施術の流れ
詳細は、「施術の流れ」のページをご覧ください。
お役に立てましたら幸いです。
ファミリーカイロプラクティック三鷹院
院長:佃 隆 副院長:佃 美香