ファミリーカイロプラクティック三鷹院は1993年に品川、1999年に小金井(後に三鷹に移転)、2003年に駒込にて開院し、2016年に「ファミリーカイロプラクティック三鷹院」として合併し、国内最大級の広さの院としてリニューアルオープンしました。
25年間(2018年時点)で25万人の施術実績があります。
これまでに多くの「過敏性腸症候群」でお困りの患者さんを施術してきました。
過敏性腸症候群でお困りの方へ向けて当院の「過敏性腸症候群」の治療方針について記しましたので、お読み下さい。
過敏性腸症候群とは
近年、過敏性腸症候群という病名を色んなところで耳にするようになりました。
これまで当院に来院された患者さんの中には、便通が良くないという方がおられましたが、中でも過敏性腸症候群と思われる方や、実際に病院でそのように診断されたという方をたくさん診てきました。
長きに渡って悩まされてきたあなたなら、様々な情報からすでにご存知かと思いますが、過敏性腸症候群(IBS)とは、病院で検査を行っても炎症や潰瘍などの疾患や異常が見られないにも関わらず、腹痛や下痢・便秘などの不快な症状が長期間持続するものを言います。
20~40歳代と比較的若く、まだこれからもバリバリと働いて活躍する世代の方に起こりやすい傾向があり、かつ先進国において多く見られることから、精神的なストレスが大きく関係しているのではないかと考えられています。
また、急性の感染性腸炎に罹ったことで、その後に過敏性腸症候群は発症することもあるということもあるようです。
決して命にかかわるものではありませんが、突然起きる腹痛や下痢・便秘など腹部の不快症状が長期間続くためにQOL(生活の質)を低下させ、常に抱える不安により、精神的なダメージがさらなる悪化を招くこともあります。
電車の中や会社での会議中、商談やプレゼンなど、大事な時やプレッシャーを感じる場面、トイレに行けない状況ほど、より症状が悪化する傾向が見られます。
大腸や小腸など消化管の運動異常や知覚過敏が起きる過敏性腸症候群には、男性に多い下痢型、女性に多い便秘型、下痢と便秘を交互に繰り返す混合型などがあります。
過敏性腸症候群は食習慣や睡眠習慣など、日頃の生活習慣を改めることやストレスを軽減させることが必要となりますが、似たような症状を起こす疾患として、細菌性・ウィルス性の腸炎や、クローン病、潰瘍性大腸炎、大腸がんなどの検査も行い、病気が隠れていないかをしっかりと診ることも大切です。
腸を食べ物がきちんと蠕動(ぜんどう)運動で流れ、消化液が分泌され、消化・吸収・排泄ができるように、サポートするには、情報を伝達し合う自律神経の働きが大切です。
自律神経の働き
自律神経には2種類があり、体を休める時に優位になる副交感神経と、活動する時に優位になる交感神経があります。
通常は、夜はリラックスする副交感神経、朝から日中は交感神経が優位になるといったように、生活の色々な場面に合わせて無意識に切り替えが出来ています。
人間の体は心臓が脈を打ち、血液をポンプのように押し出し、全身に血液が行き渡るようになっています。
心臓が血液を押し出す力の強さのことを血圧といいますが、血圧の高い、低い、
気持ちが緊張したり興奮したり、リラックスしたり、
体温の上昇、下降、
筋肉の緊張、弛緩、
呼吸の早い、遅い、
消化の抑制、活発、
発汗の増加、低下、
血管の収縮、拡張、
などの機能は自律神経によってコントロールされています。
しかし、自律神経が働かないと、それぞれのコントロールができないので、気持ちも不安定になったり、
朝起きづらい、立ちくらみ、吐き気、消化不良、高血圧や低血圧、発汗の異常、などの体の症状が出たりします。
腸を食べ物がきちんと流れ、消化・吸収・排泄されるには、自律神経を整えるために、胸部、腰部の矯正がとても大切です。
まずは、骨格がどうなっているか、検査を行い、あなたの過敏性腸症候群の症状と、骨のずれている箇所が一致するのかどうかを判別します。
もし、判別できれば、カイロプラクティックがお役に立てる可能性が広がります。
施術の流れ
詳細は、「施術の流れ」のページをご覧ください。
お役に立てましたら幸いです。
ファミリーカイロプラクティック三鷹院
院長:佃 隆 副院長:佃 美香