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ブログ

映画【フライガール】監督、福嶋賢治さんインタビュー

更新日:

ファミリーカイロプラクティック三鷹院は、映画【フライガール】と福嶋賢治監督を応援しています★

映画監督 福嶋賢治さんのご紹介

こんにちは、カイロプラクティックアシスタントの西村です。

2023年9月22日(金)シモキタ - エキマエ - シネマ『K2』にて公開される映画『フライガール』の監督・脚本・編集を務められた福嶋賢治さんは、当院のクライアントとしてカイロプラクティックを受けられています。

映画の公開記念と応援の気持ちを込めて、ブログでご紹介させていただきます☆

福嶋賢治監督プロフィール
(映画フライガール 公式HPより引用)
1982年、神奈川県生まれ。
東京⼯芸⼤学在学中より映画制作を開始する。
卒業後フリーランスの助監督として映画、テレビ、CMの制作現場にて働く。
助監督を務めた映画作品に村瀬⼤智監督『霧の淵』(2023年公開予定)、ポン・フェイ監督『再会の奈良』(2022 年公開)、⽯川慶監督『Arc』(2021 年公開)、⼤森⽴嗣監督『Mother』(2019年)、⾜⽴紳監督『喜劇愛妻物語』(2019年)、⽥恵輔監督『愛しのアイリーン』(2017年)等。

本作が初⻑編監督作品。

 

 

映画【フライガール】のご紹介

作品情報『フライガール』

2023/日本/85分/カラー/5.1ch/ 16:9

出演

岡田苑子、小澤うい、伊達諒、森海斗 ほか

スタッフ

監督・脚本・編集:福嶋賢治 共同脚本:上田真之 撮影監督:田辺清人

録音:上條慎太郎 サウンドデザイン:阿尾茂毅 音楽:佐藤リオ VFX:トリじい スチール:Jey メイク:渡辺里美 宣伝美術:東かほり

協力(劇中映画提供):共和教育映画社

配給・宣伝協力:夢何生 製作:cavasunfilm

 

シモキタ - エキマエ - シネマ『K2』 上映スケジュール・予約ページは こちら

 

福嶋監督に、院長佃 隆が突撃インタビュー

映画作りを始めたきっかけ

院長:本日はよろしくお願いいたします。
では、この作品を作り上げるまでの経緯を教えて頂けますか?

福嶋:経緯としては今までは短編(3分から30分程度のもの)を録ってきて、その中には学生時代の課題もありましたし、最後にいわゆる映画として撮ったものは大学を出て1年目か2年目でしたが、それも中編だったんです。30分ぐらいのもので。

院長:そうなんですね。じゃあ長編映画は今回が・・

福嶋:初めてです。

院長:そういうことなんですね!

福嶋:はい。映画って、劇場公開するとそれは色々、人の目に触れるものなのですが、10年以上前はなかなか1歩踏み出せなかったということもあり、どこか億劫になっていました。
しかし今、改めて日々の生活の中で思うところがたくさんあって、自分自身と向き合うじゃないですけど、この業界に10年以上いて、このまま何も残せないのかと・・・
今やらないとだめだって思い立ったのがきっかけです。
ただ、大きなターニングポイントがあったわけではなく、日々の軌跡というか。

院長:タイミングが来たぞっていう感じですね。でもやはり、制作費もかかるし、それだけ時間もかかりますよね?

福嶋:そうですね、お金と時間はかかります。

院長:ちょっと勇気はいりますよね。

 

脚本作りについて

院長:あとは、今回脚本も書かれたということで、僕が本を書いた時に感じたことなのですが、自分の裸を見せるより恥ずかしいと思うんですね。
ご自身の経験をもとに脚本を書いたと思うのですが、そういう感覚っていうのは何かありますか?

福嶋:僕は意外と、抵抗は無くて。でも、恥ずかしいは恥ずかしいですよね。
自分の名前でオーディションとかスタッフ集めて、SNSをやったり、そういう『自分の名前を出す』ということについては、まだ慣れないというか。
なるべくこう、表に出たくないと思ってる方の人間だったんで、…ちょっとやだなっていうのはありました。
けど、それより「やりたい!」って思いが勝ったんでしょうね。割とスッといけた気がします。

院長:脚本の作成には、どのくらいの期間をかけたのですか?

福嶋:1年ちょっと・・・ぐらいですかね。
最初とは全然違う内容にまとまって、まあそれこそ色んな人に見てもらっていろんな意見もらったんですけど、残したいところはちゃんと残ってたというか、自然にそうなっていくと、今の形に、今の完成側の形に形作られていったのかなという気はしますね。

 

コロナ禍での撮影について

院長:コロナ禍での撮影期間でしたが、具体的な期間はどの程度だったのですか?

福嶋:2023/2/7~23が本撮影で、2週間ちょっとですかね。
で、2月の撮影で不足した部分を、追加で夏に1回5日程撮りました。

院長:感染対策のマスクなど、撮影の中で制限はありましたか?

福嶋:マスクと消毒、あとは、どうなったら撮影は中止、などガイドラインを決めました。
現場でも、車の乗り合いの人数の制限をしたり。
このあたりは、映画やドラマの現場経験を活かして、十分に気を付けて臨みました。

院長:それはもう皆さんそうですけど、ご苦労ですよね。

福嶋:普段とはちょっと違った制限はありましたね。

 

映画のテーマ

院長:今回の映画のテーマについて、その人にとっての心地よいとか幸せとか、そういうものがあるんだよねっていう風に僕は受け止めてるんですけど、監督として観客に投げかけたいイメージはありますか?

福嶋:映画製作をする意味って、この作品においては、僕はコミュニケーションの1種なんです。
もしも自分が、明朗快活に話ができて、人の心をつかむ言葉を連発する活動家みたいな人だったら、間違いなく映画は撮っていない。
自分の感情、憤りとかそういうものを表現するツールが言葉ではなく、映画だったんです。
映画でなら自分を表現できるかなっていう思いが元々あって、この映画自体に込めた生きづらさみたいなものは、人がそれぞれ持ってるもので、きっと幸せだと言っている人にも、もちろん僕にもあって。
ただ、見ないふりしてる人はきっといるんだろうなって思って。
でも僕の作品では、一見生きづらそうな人、もしかしたらマイノリティって言葉で表現するのかもしれないですけど、でも彼らは別にみんなが思ってるほどそうじゃないし、居心地がいいっていうか、生きづらさはない。
生きづらさそうに人が決めちゃうから、そういう風に思ってるだけだけど、本人にしたら別にっていうか。
それって、周囲の環境の方が、あまりにも寛容さに欠けてるなって。
もう少し、自分の身の回りの世界だけでも、目の前の人に対して寛容さがあれば、それが、輪が広まって少しずつ世の中が変わっていくのかなと思います。
そういう目の前の人、半径3メートルぐらいの世界からちょっとずつ変われば、いずれいいことになるのかなと、心地いい世の中になるのかなっていう思いを込めました。
考えてほしいっていうよりは、ただ思っていることをやったんです。

それで、あまり押し付けるような作品にしたくなかったし、そのようなことをしなかったら自然と考える余地がいっぱいあるかなって。
それはまあ結果論ですね。

 

フライガールの感想 By佃 隆

院長:少々ネタバレになってしまいますが、ずっと2人がのぞいてたじゃないですか。
あれが逆に、観客側としては、その視線に立てたというか、垣間見ているけど言わないし、ただ見てるだけというか。
そういう感覚があるんですかね、ひょっとして。

福嶋:監視者をつけたかったっていうのが、どこかあったんですかね。
当事者とそれを見てる人っていうのは、まんまこの世界と同じで、無関心と見守るは全然違うと思っていたので。
見守っているいずみとあの2人、決して口は出さない、ただ見てるだけ。でも何かあったらいつでもいけるような。
そういう環境はいいなと思って、監視者として配置しました。

院長:僕が好きなシーンはキャッチボールなんですよ。
あれで完結してると思うんですね、あの親子の中では。
人がどうこう言うことじゃないし、今の言葉を借りるなら、どの人にでもマイノリティな部分はあるんだけど、それをマジョリティの方にいた方がなんか安心とか、みんなで渡ろうみたいになっちゃう方が怖いのに、自分の中のマイノリティを見つけてみたらっていう風にも感じたんですね。
あともう1つは、自分はマイノリティだったけど言い出せなかったところを、それでいいんだよって受け入れてもらったような、そんなカウンセリングを受けたような、優しい気持ちも同時にあったんですよ。
そういう意味で”じわじわ”来ましたね。

福嶋:そういう反応は全く想定していなかったので、単純に嬉しいです。
こうやって関係者以外の人に見てもらう機会っていうのは、ここ最近で。
それ以前に関係者に見てもらったときは、まああんまり反応よくなくて、不安になるとこもあったんですけど。
まあ決めたことだからちゃんと劇場で、それこそ色んな人に観てもらって、僕の表現したかったことを捉えてもらえることは嬉しい。
実際の反応を頂けると、やった意味があったんだなと思えて嬉しいですね。

 

自身の幼少期を振り返って

院長:僕は体が弱かった経験から、ずっとこうだったなと思いました。
アトピーで指紋が無かったんですよ、子供の時は。
朝起きてやることって、寝ぼけまなこでバンドエイドを指の節すべてに貼ることだったんですよ。

福嶋:傷を、隠すためにですか?

院長:隠すというより痛くて、手も曲げられないし開けないので。
じゃんけんでグーしか出せないんですよ。
パーすると血が噴き出すので。
中学生の時、医者志望の同級生に、「手洗っとんのか?ちゃんと」って言われたんですよ。
それはもう、言葉にならなかったんですね。
逆にバンドエイドしてよかったことは、バスケでシュートがバスケ部より決まるんですよ。グリップが効くので!

福嶋:あー、すべらないんだ。

院長:確実に打てたっていうのがあって、あのバンドエイドがずるいって、そういうネタにもなりました。
どっちにも変えられるっていう経験もあったのでよかったんですけど、なんかそういうことも、自分に当てはめて見られましたね。

福嶋:これまで反応を見る中では、人との違いに悩んだことのない人には、あまりピンとこないのかなって感じました。

院長:実際には、マイノリティを感じてない人っていうのはまあまあいるんですか?

福嶋:いると思いますよ。
特に、日本で生まれてそこそこの生活をして、大学を出て、そこそこの会社で、安定した人種差別とかもなく、言うなれば”普通を摂取したような人”には、多分マイノリティのことなんか目につかないと思いますし、それはファンタジーと思うかもしれないですね。

院長:なるほどね。個人的には、すごく共感はあったけどね。

福嶋:そうですね。
でもまあ実際には無関心というか、そんな人日本にいないって思ってる方もいます。
だから、日常的にどう意識しているかっていうところが、この作品の評価を左右するのかもしれないと感じます。

 

その人しか持っていない症状や悩み

院長:その人にしか持ってない症状とか悩みってあるじゃないですか。
僕はクライアントに対して、そこを言語化することをすごく意識してて。
というのは、さっきのマイノリティの人が普通だって言われていたのがまさに仰る通りで。

例えば、すっごい歪んでてずっと腰が動いてる子がいるんですね。チックみたいな。
で、授業も来てないとか、授業の音も嫌とか、そういう色んな過敏があって。
背骨もとても歪んでいるんだけど、その子のセンスで立ったり動いたりしているので、本人は普通だって言うんですよ。
学校には行けてないし、夜も普通に寝れないし、周りから見ると明らかに辛そうでも、病名がついてるかついてないかに関わらず、本人は別に気にしてないんですね。

僕は、その子には「センスの塊だよ」って言ってるんです。
自分のセンスでなんとかやってるけど、でももっと健康のベースを上げられるから、僕らがお手伝いでいるんだよって伝えています。

福嶋:すごいですね。本人がまず悪いと思ってなかったら、悪くないですしね。

院長:そうなんですよ。

福嶋:その時には病気ではないけど、もっとよくなる何かを探るっていうことですね。

院長:僕たちが君のベースを上げるから、そうしたらやりたいことは何かって聞き出して、じゃあそれをやるんだったら手がもっとこうやって動いたら楽じゃない?とか、もっと集中したり、長い時間ゲームできるよとか。
じゃあ受けてみたら気持ちいいから、やってみようみたいな感じなんだよね。

福嶋:誰しもが誰に対しても、そういう接し方ができたらいいですよね。
こういう症状だから治さないといけないとか決めつけないで。
その子が自分自身でバランスをとってるのかもしれないし。

院長:そうですね。
じっとしてたら、逆に言うと発狂すると思うんですよ、気持ち悪くて。
動いてることで解消してるんですよね。
じゃあ動いていたらいいし、授業も立って受けといた方がいいよっていう方が正しいと思う。

福嶋:全体主義的にならずに、その人に合わせてみんながみんな接することができたら、それはやっぱいいですよね。

 

カイロプラクティックを受けた感想

院長:この映画は、そのような、小児科の精神科医でカウンセリングを受けたような感覚なんですよ。僕の中ではね。

では、僕の方からの最後の質問として、ご自身もカイロを受けられてしばらく経ちますが、それによっての自分自身の生活とか考え方とか、体調も含め、何か違いが出た部分はどのようなところですか?

福嶋:単純に肉体的なところでいえば、多分真面目な人ほど真面目じゃないから劇的なことは無いんでしょうけど、先生から教わった正しい姿勢をたまに意識する時もあって、その頻度がちょっとずつ増えてきています。
ポーズを取ったりすると、自分が治すっていう意識を持てるし、頭で考えて体で動かしてっていう、そのプロセスを経ると、意識してるっていうのを改めて感じるので、これはきっとポジティブな行為だと思ってて。
これがもしかしたら、日常の中にポジティブな思考として生きてるのかもしれないって思うことがあるんですよね。

院長:それは、以前よりもポジティブな時が増えたっていう感覚?

福嶋:増えたとか減ったとかは無意識なんでわからないんですけど、少なからず影響は受けてるっていう印象ですかね。
例えば、首・腰・背中・膝とかの痛みは間違いなく減ってるんです。
だから、治してもらってるっていう感覚も勿論あるんですけど、色んな事実と感覚の積み重ねっていうのが結果に結びついてる。
要は、カイロのことを考えてる時間が以前に比べると増えてるから、自分の健康とかそういうのを意識しているのかなという、細い糸がつながっていって、何かに結びついているような感覚です。
多分、以前はそういう感覚は無かったと思います。

院長:何かに結びついているっていうのは、健康とか?

福嶋:健康のこともありますし、何か物事をするとき、体が痛いことで諦めないといけないことがあったんですけど、それが寝るだけで、日常の小さなことができる。
バッティングセンターですっきりしたみたいな。
腰が痛くなかったら、別に腰の痛みを意識してないから、バッティングセンター行こうが行くまいが関係ないですけど。
ただできてなかったことができるという小さい積み重ねが、なにかいいことに、いい意識を呼んでるというか、呼び込んでる感覚がもしかしたらあるのかも。

院長:痛みが減ったから、行動が重なって、いい意識とかいい考えにもつながっているんじゃないだろうかと。

福嶋:そういうことですね。そう思います。

院長:それは嬉しいです。
僕たちにとって主役はクライアントさんで、我々は助演の助演の最後の方でいいと思うんですよ。
家族だったり、仕事仲間だったり。
健康とは、自分がやりたいことを存分にやれることっていうのが、僕たちの考えてる定義なんですね。
健康のベースをサポートするのは僕たちの仕事ですが、最後は自分で治すしかないので、やりきるところはやってもらうんですけど、そういうきっかけづくりができたら嬉しいなと思ってます。

今日は本当にありがとうございました!
引き続き応援しております。

福嶋:こちらこそ、ありがとうございます。

 

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