ファミリーカイロプラクティック三鷹院は1993年に品川、1999年に小金井(後に三鷹に移転)、2003年に駒込にて開院し、2016年に「ファミリーカイロプラクティック三鷹院」として合併し、国内最大級の広さの院としてリニューアルオープンしました。
25年間(2018年時点)で25万人の施術実績があります。
これまでに多くの「大人ニキビ」でお困りの患者さんを対応してきました。
大人ニキビでお困りの方へ向けて当院の「大人ニキビ」の治療方針について記しましたので、お読み下さい。
大人ニキビとは
ニキビの正式名称は尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)という皮膚の疾患です。
思春期に発症しやすく、男性よりも女性で有病率が高い疾患です。
主におでこ、頬、口の周り、下顎を中心に発症しやすいとされます。
ガイドラインでは重症度判定を設けていて、ニキビの個数により軽症、中等症、重症、最重症の4段階で判定します。
皮脂が毛穴から排出されず蓄積していく事によりニキビが大きくなり、その状態から毛穴に炎症が起きると赤く腫れあがり膿が溜まります。
ニキビの炎症はアクネ菌という皮膚の常在菌が皮脂を栄養に増殖することにより炎症を悪化させ、ニキビが増える悪循環をつくります。
炎症がひどい場合にはニキビ痕が残ってしまう事もあり、軽視できない疾患です。
思春期ニキビは、Tゾーンと呼ばれるおでこや鼻の周りにできやすいです。男女に関係なく、成長期に男性ホルモンの分泌が一時的に増えることで、皮脂が過剰に分泌されることが原因です。皮脂が過剰に分泌されると、毛穴が詰まりやすくなり、皮脂が大好物のアクネ菌が繁殖します。
それに対して、大人ニキビは、20歳以降におできるニキビで、Uゾーンと呼ばれるアゴや口の周りにできやすいです。肌の乾燥や食生活の乱れ・ストレスが原因で皮脂の量が増え、毛穴を詰まらせてニキビになります。
お肌のケアをしているのに、それでもにきびになりやすいという場合、もしくは特定の場所にできているとしたら、特定の場所だけ代謝に差異があるということです。
骨がずれていると、神経や血液の流れが悪くなり、特定の部位だけ代謝が変わる場合があります。
特に、自律神経系と影響があります。
当院では、お肌のケアの方法を精査し、カイロプラクティック治療で体全体の代謝を改善するサポートをします。
自律神経の働き
自律神経とは文字通り、あなたの意志から自律している神経の事です。
循環器、呼吸器、消化器、泌尿器、生殖器、感覚器などの全身の臓器機能を自動的に調節するのが自律神経です。
体内をベストの状態に保つために、その時々のからだの状況に応じて、意思とは無関係に自動的に働きます。
そもそも神経には、運動神経、感覚神経、自律神経の3種類があります。
自律神経は、暑い時には汗をかいて体温が上がり過ぎるのを抑制したり、何かを食べたら胃腸の働きを活発にします。
感覚神経は、足を机の角にぶつけたら痛いでと感じますが、これは感覚神経が脳に情報を伝えてます。
運動神経は、手を上に上げる動作をする時は、自分の意志で、脳からの命令を出し、それを運動神経が伝えています。
さらに、自律神経には交感神経と副交感神経の二種類があります。
交感神経は、心身を活動させる神経。副交感神経は、心身をリラックスさせる神経。
実はこの二つの神経が同時に働く事はありません。
交感神経が、活発になっている時は副交感神経は休んでいます。
逆に副交感神経が、活発になっている時は交感神経は休んでいます。
スイッチでモード切替が行われているようなイメージです。
この二つのスイッチをうまく適切な時に切り替えて、体のバランスを取って健康な状態を維持しています。
自律神経失調症というのは、この切替がうまくいかない状態を指します。
通常は、夜はリラックスする副交感神経、朝から日中は交感神経が優位になるといったように、生活の色々な場面に合わせて無意識に切り替えが出来ています。
人間の体は心臓が脈を打ち、血液をポンプのように押し出し、全身に血液が行き渡るようになっています。
心臓が血液を押し出す力の強さのことを血圧といいますが、血圧の高い、低い、
気持ちが緊張したり興奮したり、リラックスしたり、
体温の上昇、下降、
筋肉の緊張、弛緩、
呼吸の早い、遅い、
消化の抑制、活発、
発汗の増加、低下、
血管の収縮、拡張、
などの機能は自律神経によってコントロールされています。
しかし、自律神経が働かないと、それぞれのコントロールができないので、気持ちも不安定になったり、
朝起きづらい、立ちくらみ、吐き気、消化不良、高血圧や低血圧、発汗の異常、などの体の症状が出たりします。
通常は出ないニキビが急に出てきたという場合、自律神経が乱れているのではないかを疑ってみるのも一案です。
痛みは、脳に伝わる情報の一つに過ぎません。
痛みだけで、症状の重さが決まるわけではありません。
痛みが無くなっても、関節の動く範囲が制限されて、神経の流れが悪くなっているということとイコールにはならないのです。
痛みが無くなった時点では、本来の神経機能の40%が回復したに過ぎません。
当院では、神経の流れの度合いを検査し、関節をつくだ式カイロプラクティックケアで矯正することで神経の流れを整え、姿勢シャキーンケアで姿勢を改善し、更には血液検査に基づいた栄養指導による予防の促進のお手伝いも可能です。
施術の流れ
詳細は、「施術の流れ」のページをご覧ください。
お役に立てましたら幸いです。
ファミリーカイロプラクティック三鷹院
院長:佃 隆 副院長:佃 美香