【三鷹の和食処『ありのみ』】
【三鷹の和食処】ありのみは、大将の秋山さんの美味しいお料理、蔵元直送の日本酒、楽しい仲間が集う店です。
スタッフとの食事会や治療家仲間との懇親会でもお世話になっていますが、一緒に行った方みなさんに満足いただけています。
結構知り合いもお酒の名店として通っていて、ついつい通いたくなるお店なんです。
ありのみとの出会い
そもそもありのみは、葛西にお店があった時に妻が見つけました。
その後、高田馬場を経て、三鷹に移転された時に私は訪れました。
料理教室も楽しくて、何度も参加させていただいています。
大将の五感を駆使した職人技にほれぼれしながら、陽気でやさしい大将によるお料理やお酒の知識もつきます。
神楽坂から再び三鷹に戻ってきてくれて、心より嬉しく思っています。
ありのみの魅力
ありのみの魅力は語りつくせませんが、3つに分けてご紹介しますね。
ありのみのここがスゴイ①素材
佐渡から直送の魚
魚は秋山さんの故郷、佐渡から直送です。
毎週金曜日に届くそうです。
佐渡で獲れる魚介類の栄養素は、信濃川や阿賀野川、佐渡の河川から供給されます。
冬に積もった雪が溶け、土壌に蓄えられて栄養分を含んだ水が川から海へと流れていき、プランクトンを育てるそうです。
刺身の盛り合わせも豪快です。
野菜は息子さんの畑から直送
新鮮野菜であることはもちろん、見たことのないお野菜もたくさん見ます。
色鮮やかですよね。
個人的には水茄子が大好きです。
ありのみのここがスゴイ②調理技術
素人の私がいうのもなんですが、素材の味を活かす秋山さんの腕は、本当にすごいと思います。
素材を見たら、どんな味かすぐに分かるそうで、その味付けが繊細にして深みがあります。
寒ブリの骨髄から染み出るエキスも丸ごといただきます。
個人的には、骨もしっぽも全部食べられるまでに煮込んでくださるぶり大根が激ウマで好きです。
寒ブリ限定だそうですが、8kg級の寒ブリを、3日間、煮こむそうです。
ポイントは●●することだそうです。
詳しくは、大将にお聞きくださいね。
ありのみのここがスゴイ③秋山さんのお人柄
とにかく大将の秋山さんが素敵です。
秋山さんの笑顔とお人柄、トークに惹かれて通ってしまいます。
蔵元と飲む日本酒の会
なんと、蔵元(日本酒を作っている蔵の大将)と一緒に、銘酒をいただくことのできる日本酒の会も月に1回程度開催されています。
普通はなかなか置いていないような日本酒が、何本もあるんです(笑)
僕は、日本でも有数の下戸の県民性である三重県人。噂に違わずすぐ酔っぱらうんですが、そんな時は、「仕込水」という日本酒をつくるときに使うめっちゃくちゃ美味しいお水(一升瓶に入っています)をチェイサー代わりにいただきます。
いいお酒だからなのか、ここに集まるお客さんがいい人だからなのか、そんなに悪酔いせず、次の日もいい感じなんです。
私は年に数回しかお酒をいただかないんですが、お休みが2日ぐらいあるときはありのみを訪れます。
僕は詳しくないんですが、焼酎好きの友人曰く、焼酎もいいのがそろっているそうです。
店内のようす
テーブル席は6-7人がけが一つ、4人掛けが2つ、それとカウンターに10人ぐらい座れます。
予算
大体、1人5,000円から6,000円程度です。
もちろん、飲み過ぎなければの話ですが(笑)
酒の会もそれぐらいですので、お酒好きな方は酒の会をお勧めしますー。
5,000円コース
コース料理には、3,800円、5,000円、8,000円があります。
先日食してまいりました、5,000円コースをご紹介しますね。
2階にあるお店を下から見上げるとこんな感じです。
1階には、こんなブラックボードがあります。
階段を登り、お店の前には商い中の看板があります。
2人で席の予約だけさせてもらいました。
大将は、人によってもメニューをアレンジしてくださいますので、決まっているならば事前に詳細を伝えておくとよいですよ。
男2人で行きましたので、迷わずに5,000円コースをお願いしました。
そこまでお酒に詳しくないので、
いつも、3種飲み比べをオーダーします。
3種類×2人分=6本の日本酒を並べていただきました。
並々とグラスに注いでいただきます。
いい眺めですね~。
今日は男2人の差しのみです。
ちなみに、お酒はワインに焼酎に果実酒、ソフトドリンクはおいしいぶどうジュースやりんごジュースも揃っています。
家族で来る時もありますが、娘は必ず「ぶどうジュース」を頼みます。
お通しのあん肝ですが、既に初めて来たスタッフは感動しています。
仕事終わりに寄りましたが、千葉や秋田からの新鮮野菜にあっさり特製ドレッシングで、お腹が整います。
佐渡のヒラメがどーん!
繊細にして、旨味がつまっていて、皮も一緒にいただきます。
お吸い物は、タイのお頭(のはずです。この辺りからお酒がまわってきているので、間違っていたらごめんなさい。)。目がトロトロで美味しいです。
ぶりの照り焼きで、もう幸せ一直線です。
この照りを見てください。
しかも、美味しい日本酒と共にですよ。
この辺りで、2回目の3種を頼みます。
そして、やってきました。
脂ののった寒ブリのぶり大根。
骨髄から染み出るエキスがたまりませんね。
この骨も全部食べられるまで煮込んであります。
トロトロに煮込んであり、でも味が濃くならないのが本当に不思議。
しっぽも全部いただきました。
沸騰させずにコトコトコトコト3日間煮込むそうですが、私が煮込み魚が好きなのを覚えてくださっていて、腕によりをかけてくださったそうです。
私は魚は骨をまでしっかりしゃぶるように味わいますが、いつも綺麗に食べきるので、どこのお店に行っても綺麗に食べるねと感心されます。大将にもそんな好みが伝わっていて嬉しいです。
鯵の揚げ物も味がしっかり詰まっています。
さすがは佐渡のアジですね。
〆の焼きおにぎりもまたおいしいんですよ。
デザートも甘くてみずみずしくて、そう、すでにお気づきでしょうが、名前は酔っていて忘れちゃいました(笑)
ということで、お酒も入れて一人7,000円ですね。
こんなにおいしい本格和食を格式ばらずにいただけ、しかもリーズナブルで大満足のコースです。
量も相談すれば調整していただけますので、お気軽にご相談くださいね。
もちろんのことながら、コースは季節によって変わりますので、いつ行っても楽しめますよ。
ランチ情報
現在、金、土、日は11時30分~14時でランチもやっています。
こちらの刺身定食は900円(税別)。
カレーライスは950円(税別)です。
千葉で農家をされている、秋山さんの息子さんのつくった新鮮な野菜と果物のスムージーもついているんですー。
他にも600円(税別)の軽めのランチもあります。
店舗情報
和食処 ありのみ
住所:東京都三鷹市下連雀3丁目32-6
電話番号 0422-24-9552
定休日:月曜日(月曜日が祝日の場合は営業し、翌火曜日が休み)