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休院日
こんにちは。ファミリーカイロプラクティック三鷹院の佃隆です。お子さんの背中や脚の形が気になり、「今できることはないかな」と調べていらっしゃるのでしょうか。
仕事や家事、毎日の子育てで忙しいなか、ご自身で情報を集めようとした行動は、とても大切な一歩です。お子さんを思って動いていることに、まず敬意をお伝えしたいと思います。
側弯症とO脚が一緒に気になると、背骨と脚が関係しているのか、どちらから対応すればよいのか迷いますよね。


病院で経過観察といわれたけれど、次の受診まで何もできないのでしょうか。この記事では、背骨と脚の関係、成長期の対応、当院でお伝えしている姿勢ケアについてお話しします。




お子さんのために調べている、その行動を大切にしてください 病院での経過観察を続けながら、日常生活でできることを一緒に整理していきましょう
背骨と脚は骨盤や股関節を介してつながっているため、立ち方や歩き方を考えるときには全身を見ることが大切です。ただし、側弯症とO脚が同時にあるからといって、同じ原因とは限りません。それぞれの状態を分けて確認する必要があります。
側弯症は、背骨が左右に曲がり、ねじれを伴うことがある状態です。肩や肩甲骨の高さ、ウエストのくびれなどに左右差が見られることがあります。
O脚は内反膝とも呼ばれ、両足の内くるぶしをそろえても、膝の内側が接しない脚の配列を指します。成長過程の変化もあれば、骨や関節の状態が関わる場合もあります。
そのため、「背骨を整えればO脚も治る」「O脚を矯正すれば側弯症も治る」と、一律に説明することはできません。
思春期に多く見られる特発性側弯症は、原因が明確になっていない側弯症です。骨盤の傾きや普段の座り方だけを、その原因と決めつけることは適切ではありません。
一方で、体の使い方や動きにくさを確認する際には、背骨だけでなく骨盤、股関節、足元などにも目を向けます。画像で分かることと、動きを調べて分かることは異なるからです。
側弯症とO脚は、それぞれ必要な評価を受けたうえで、全身の状態と日常生活を合わせて考えることが大切です。
「まだ軽度なので様子を見ましょう」といわれると、安心する一方で、進んでしまわないか心配になりますよね。経過観察は何もしないことではありません。成長に伴う変化を医師が確認し、必要な時期に治療を検討するための大切な管理です。
成長期の側弯症は、痛みがないまま進行することがあります。元気に学校へ通えているから大丈夫、と症状だけで判断しないことが大切です。
医師は背骨の曲がりの角度に加え、年齢、骨の成熟度、これまでの変化などを踏まえて対応を考えます。案内された受診時期は、できるだけ守ってください。
歯並びと同じように、痛みがなくても形や成長を確認する意味はあります。ただし、歯科矯正と側弯症への手技は別の治療であり、全員に背骨の矯正が必要という意味ではありません。
当院には、「次の診察までに、生活のなかでできることを知りたい」という保護者の方も相談にいらっしゃいます。小学生、中学生、高校生の姿勢についてもお話を伺っています。
早く相談するメリットは、必ず施術を始めることではなく、今の状態や必要な対応を整理できることです。医療機関での確認を優先した方がよい場合もあります。
不安から急いで方法を決めるより、お子さんの状態に合った選択肢を知るところから始めましょう。
海外の治療方針を調べると、軽い角度のうちから対応した方がよいという情報が見つかるかもしれません。ただし、世界中で同じ角度から装具を使うわけではありません。角度だけでなく、成長段階や進行の有無を合わせて判断することが重要です。
側弯症の保存的治療を扱う国際学会SOSORTの指針では、成長が残り、進行が確認されている、または進行リスクが高い場合に、装具治療を検討する考え方が示されています。
目安としてコブ角20度前後から、その前後5度程度の範囲も含めた推奨があり、状況によっては25度未満や20度未満でも専門医が検討する場合があります。
一方で、軽度なら誰でも装具を使うという意味ではありません。「以前は20度まで待ち、現在は全員もっと早く始める」という単純な変化として理解しないようにしましょう。
装具には、適応のある成長期の側弯症で進行を抑える効果を裏づける研究があります。一方、手技だけで同じ効果が得られるとする十分な根拠はありません。
早期対応の大切さを、当院の施術で装具や手術を回避できるという説明につなげることはできません。必要な治療の時期を逃さないことが、何より大切です。
コルセットを避けたいというお気持ちは自然です。ただ、その希望があるときほど、進行リスクと各治療の役割を専門医に確認していただきたいと思います。
レントゲンは背骨の曲がりを評価する大切な検査ですが、お子さんの困りごとは画像だけで分かるわけではありません。当院では診断や治療状況を確認したうえで、全身の動きや姿勢、生活の様子を伺い、施術や指導の適応を検討しています。
側弯症のある方のご相談では、背骨はもちろん、骨盤、頭や首の位置、肩、股関節なども確認します。立つ、座る、歩くといった動作に、どのような特徴があるかを見ていきます。
必要に応じてカイロプラクティックの手技を用い、関節の動きや筋肉の状態などに対応します。ただし、全身を施術すれば側弯の角度が改善するという約束ではありません。
当院には側弯症に関する臨床例があり、産後の骨盤まわりの不調についても相談を受けています。ただし、産後の改善例を、そのまま成長期の側弯症への効果として説明することはできません。
問診に加え、姿勢や関節の可動域、筋力、反射、感覚などを、必要に応じて確認します。こうした身体診察は、体の状態を整理し、医療機関への紹介が必要か考える助けになります。
私はオーストラリア公立マードック大学でカイロプラクティックの学位を取得しました。学んだ解剖学や神経学などの知識を基に、お一人ずつ状態を確認しています。
ただし、これらの検査で特発性側弯症の原因を特定したり、将来の進行を確実に予測したりすることはできません。医師の診断や画像検査の代わりにはならない点もお伝えします。
当院には、医師、看護師、薬剤師、理学療法士、作業療法士など、医療に携わる方やご家族も相談にいらっしゃいます。
ただし、医療職の方が通院していることと、側弯症に対する施術効果が証明されていることは別です。どなたにも、期待できることと限界を丁寧に説明する姿勢を大切にしています。
まだ診断を受けていない場合は、まず整形外科での確認をおすすめします。すでに通院している方は、検査結果や装具の使用状況、主治医の指示を分かる範囲で共有してください。
施術を受ける時間より、学校や家庭で過ごす時間の方がずっと長いですよね。当院では、日常生活で無理なく続けられる姿勢ケアをマンツーマンでお伝えしています。目指しているのは、一日中力を入れて背中を伸ばし続けることではありません。
私が書籍2冊でもお伝えしている姿勢改善の考え方が、姿勢の魔法「シャキーン」メソッドです。座る環境や体の使い方を、ご本人が理解しやすい形でお伝えします。
机と椅子の高さ、足が床につくか、画面を見る位置などを確認し、取り入れやすい工夫を考えます。ご家庭の環境によって方法を調整できることも、個別指導のよさです。
施術と日常の工夫を組み合わせ、過ごしやすさにつなげることを目指します。ただし、このメソッドが側弯の進行を防ぐことや、施術との相乗効果が証明されているわけではありません。
お子さんを思うほど、つい「また背中が丸いよ」と声をかけたくなるものです。でも、何度も注意されると、本人が姿勢の話そのものを嫌になってしまうこともありますよね。
「どうすると楽に座れるかな」と、一緒に試すところから始めてみませんか。本人の感覚を聞きながら、無理なく続けられる方法を探していきましょう。
側弯症は、姿勢への意識が足りなかったせいと決めつけられるものではありません。お子さんも保護者の方も、ご自身を責めないでください。
インターネットでは、装具をつけながら学校生活を楽しむ方や、手術後にさまざまな活動をしている方の発信が見られます。経験者の声は心強い一方で、治療の必要性や経過は一人ひとり違います。一つの体験を、自分にもそのまま当てはめないことが大切です。
装具を着けた状態で姿勢がつらい、あごを装具の上に預けるようになる、痛みや皮膚のトラブルがある。そんなときは、主治医や装具士に相談してください。
姿勢が気になるからと、装具を自己流で削ったり、装着時間を減らしたりすることは避けましょう。当院で生活上の相談を伺う場合も、装具の指示を優先します。
装具を使うことは失敗ではありません。必要な時期に必要な治療を受けながら、勉強や学校生活を続けられるように支えることが大切です。
手術後も充実した生活を送っている方の発信には、勇気づけられますよね。それでも、手術には適応やリスク、回復までの過程があり、誰もが同じ経過になるわけではありません。
反対に、手術を受けた方を否定したり、不必要に怖がらせたりする必要もありません。保存的治療と手術、それぞれの目的を理解し、ご本人と医師で判断していくことが大切です。
身長が伸びなくなり、病院で成長期の治療が一区切りになる方もいらっしゃいます。ただし、成長が終わればすべての側弯が絶対に進行しないわけではありません。成人後の経過は、曲がりの程度や加齢に伴う変化などによって異なります。
当院でも、20歳を過ぎてから角度の変化を指摘されたというご相談を受けることがあります。一方、成人後も大きく変わらずに経過する方もいます。
進行には背骨や椎間板の変性などが関係する場合がありますが、筋力不足や姿勢だけで説明できるものではありません。角度の変化は、医療機関で継続して確認する必要があります。
姿勢ケアや施術で進行を確実に防ぐとはいえませんが、痛みや動きづらさがある場合には、状態に応じた支援を検討できます。
成人後に膝の痛みやO脚、歩きづらさが気になってきた場合も、背骨だけが原因とは限りません。股関節や膝など、それぞれの状態を確認しましょう。
急に脚の力が入りにくくなった場合や、排尿・排便の異常がある場合は、施術の予約を待たず、速やかに医療機関を受診してください。
側弯症への対応を考えるとき、角度だけが話の中心になってしまうことがあります。でも、本当に大切にしたいのは、お子さんが自分らしく毎日を過ごすことではないでしょうか。勉強、部活、おしゃれ、留学など、本人の希望にも耳を傾けたいですね。
側弯症があるからといって、最初からすべてを諦める必要はありません。活動については、状態や治療内容に応じて主治医に確認しながら考えていきましょう。
角度が改善すれば必ず選択肢が増える、とはいえません。それでも、必要な治療や支援を受け、体調や不安に向き合うことは、やりたいことを考える助けになります。
成長期の健康管理は大切な選択の一つです。ただ、背骨の矯正だけを最優先にするのではなく、通院の負担や学校生活、ご本人の気持ちも含めて相談していきたいと思います。
私も子どものころ、ねこ背や体調不良に悩んできました。7歳のときの事故の後に入院を経験し、その後も頭痛やめまいなど、さまざまな不調が続きました。
中学生でカイロプラクティックに出会い、体調が改善した経験が、私の進路を大きく変えました。自分と同じように困っている方を支えたいと思い、この道に進みました。
その後、大学で学び、臨床の経験を重ね、姿勢改善の方法をまとめて姿勢に関する書籍を2冊出版しました。ただ、私の経験がすべての方に当てはまるわけではありません。
だからこそ、期待だけをお伝えするのではなく、できることと難しいことを分け、ご本人とご家族が納得して選べるようにお手伝いしたいのです。
仕事や家事をこなしながら、お子さんの将来まで考える毎日は、本当に気が休まらないこともあると思います。すべての情報を読み、正解を一人で見つけようとしなくても大丈夫です。医療機関と必要な相談先を頼りながら、一つずつ整理していきましょう。
私がお伝えしたいのは、側弯症とO脚を一つの原因で決めつけず、必要な医学的評価と、日常生活の支援を組み合わせて考えてほしいということです。
経過観察中なら定期受診を続け、装具が必要ならその役割を大切にする。そのうえで、姿勢や体の使い方について、取り組めることを一緒に探していきます。
当院では、側弯症のある方の姿勢や動きについて、ご本人と保護者の方のお話を丁寧に伺います。無理に施術を勧めるのではなく、必要な評価と選択肢をお伝えします。
「次の診察までの生活が心配」「背中だけでなくO脚も気になる」。そんな段階でも、遠慮なくご相談ください。
忙しいなか、ここまで調べた行動は、お子さんを支える大切な一歩です。これからは一人で抱え込まず、ファミリーカイロプラクティック三鷹院にもお話を聞かせてくださいね。


遠方にお住まいの方に向けた、ご案内のページを用意しました。当院まで来られないという場合は一度お読みになってみてください。