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お仕事や家事でお忙しい毎日の中、お子さんの側弯症について自分で調べようとここにたどり着いてくださったのですね。その行動力は本当にすばらしいです。


ファミリーカイロプラクティック三鷹院の佃隆です。お子さんが側弯症と診断されてコルセットを着けることになり、「こんなにつらい思いをさせなければならないのか」と悩まれている方へ、この記事を書きました。
コルセットのつらさの正体を整理しながら、心と体が楽になるヒント、そしてコルセット以外の選択肢までお伝えしていきます。


当院にも側弯症のコルセットに悩んで相談に来られる親御さんが本当に多いです。同じ子を持つ親として、そのお気持ちは痛いほど分かります
思春期特発性側弯症では、コブ角の進行を抑えるために1日18時間以上のコルセット装着が指示されることがあります。つらくない方がおかしいと言えるほど、その負担は心身ともに大きなものです。
ここでは体・心・親御さんの3つの視点から、コルセットのつらさの正体を整理していきます。
硬い素材で体を固定するため、肋骨や腰骨の周辺に常に圧迫感があります。夏場は蒸れやかゆみで皮膚トラブルに悩む方も少なくありません。
寝返りがしづらく睡眠の質が落ちたり、食後の圧迫で食欲が減退したりすることもあります。成長期のお子さんにとって食事や睡眠への影響は見過ごせない問題です。
「なぜ自分だけがこんなものをつけなければならないのか」。この気持ちは、周囲の目が気になる思春期のお子さんにとって大人が想像する以上に深刻です。
制服の上からコルセットの膨らみが分かるのではと不安になったり、おしゃれを楽しみたい年頃なのに着られる服が限られたり。「人生が終わった」とまで感じてしまうお子さんもいます。
コルセット生活でつらいのは、実はお子さんだけではありません。毎日つらそうな姿を目にして「代わってあげたい」と心が折れそうになっている親御さんもたくさんいらっしゃいます。
こっそりコルセットを外していることに気づいたとき、叱るべきか寄り添うべきか迷いますよね。「この治療で合っているのか」と夜中にスマートフォンで情報を探し続ける日々は、本当に精神的に消耗します。
コルセットが必要な状態であれば、医師の指示に従って装着を続けることはもちろん大切です。ただ、ほんの少しの工夫で日々の不快感を軽くすることは十分に可能ですから、身体面と心理面の両方からアプローチしてみましょう。
肌着は吸湿速乾性の高い素材を選ぶと、蒸れやかゆみがかなり軽減されます。インナーひとつで快適さは大きく変わりますので、ぜひ試してみてください。
睡眠時には抱き枕やクッションを活用して楽な姿勢を探してみましょう。寝る前に軽くストレッチをして体の緊張をほぐしておくのも効果的です。
担任や保健室の先生には事前にコルセットのことを伝えておくと安心です。体育の授業でできる範囲を事前に相談しておけば、お子さんの心理的な負担がぐっと減ります。
信頼できる友達に思い切って打ち明けることで、気持ちがずいぶん楽になるケースも多いです。無理に隠し続ける方がかえってきつくなることもあるので、お子さんの意思を尊重しながら一緒に考えてあげてください。
コルセットの装着期間は骨の成長が終わるまでが目安で、おおむね2年から4年程度です。「終わりがある」と分かるだけで気持ちの持ちようは変わります。
定期検診のたびにお子さんと一緒に現在地を確認し、ゴールに近づいている実感を共有してみてください。
コルセットは側弯症の進行を抑える有効な手段ですが、装具に頼りきってしまうことで別の問題が生まれる場合があります。当院に来院される方々のお話を通じて見えてきた、見落とされがちな落とし穴を2つお伝えします。
装具をつけていることで安心して、コルセットの上に首をのせるような姿勢をとってしまうお子さんは実は少なくありません。こうなると側弯の矯正どころか、逆にねこ背が進行してしまうことがあります。
コルセットはあくまでサポートであり、姿勢そのものを根本から整えてくれるわけではないのです。装具をつけている間も正しい姿勢の意識は欠かせません。
最近ではYouTuberが側弯症の手術体験を発信し、「手術してもいろんなことができるから大丈夫」と伝えている方も増えています。前向きな情報はありがたい一方で、情報が偏ると注意が必要です。
「装具はつけたくないけど、進行したら手術すればいい」と安易に考えてしまうお子さんもいらっしゃるほどです。手術は最終手段であり、できれば避けたいもの。その前にできることはたくさんあるのです。
装具療法だけがすべてではありません。コルセットのつらさに押しつぶされそうなときに、ほかにどんな道があるのかを知っておくことは大きな心の支えになります。当院が側弯症のお子さんに対して行っているアプローチをご紹介させてください。
側弯症というとレントゲンに映る背骨の曲がりだけが注目されがちです。しかし当院では、背骨はもちろん骨盤、頭、首、肩、股関節まで全身をカイロプラクティックの手技で整えていきます。
レントゲンのゆがみは結果であり、その原因は全身のバランスの崩れにあることが多いのです。だからこそ、背骨だけではなく体全体を包括的にみることが重要だと考えています。
当院では施術に加えて、2冊の書籍にもなった姿勢改善メソッド「シャキーン」をマンツーマンでお伝えしています。
施術で体のバランスを整えたうえで、日常生活でできる姿勢ケアを身につけていただくことで相乗効果が生まれます。正しい姿勢の知識は一生ものの財産です。
私自身、子どもの頃からねこ背で長く悩んできました。中学生のときにカイロプラクティックと出会い、姿勢が整ったことで体調だけでなく人生そのものが好転した経験があります。
また、7歳で頭にバットが当たる事故から頚椎椎間板ヘルニアになり、8年間にわたって頭痛やめまいに苦しみました。その症状もカイロプラクティックで改善されたのです。
この原体験があるからこそ、背骨のゆがみに悩むお子さんの気持ちが分かります。カイロプラクティック院を開き、姿勢改善メソッドを確立した原点がここにあります。
側弯症の改善に向かうことで、お子さんの人生には大きな可能性が広がっていきます。勉強や部活に打ち込めるようになることはもちろん、おしゃれを楽しんだり留学に挑戦したりと、つらさの先には明るい未来が待っています。
学校生活を存分に楽しみ、学生のうちにしかできない経験を積んでいくために、成長期の背骨の矯正は健康面における最重要選択のひとつです。
歯並びを矯正するのと同じように、背骨も将来の負担を減らすために今のうちから整えておくことが大切です。痛みがなくても矯正を行う意味はここにあります。
病院では軽度の側弯症だと「経過観察しましょう」と言われることがほとんどです。でも、背骨のゆがみが進む前に何かできることをしたいと思うのは親として自然な気持ちではないでしょうか。
当院には小学生、中学生、高校生のお子さんが数多く通院されています。コルセットや手術をできるだけ回避したい方には特にお勧めです。
「成長が止まれば側弯症の進行も止まる」と言われることがありますが、実際はそうとは限りません。当院には20歳を超えてから側弯の角度が少しずつ進んでしまったという方も数多く来院されています。
生活環境の変化や加齢、筋力不足、間違った姿勢の習慣など複数の要素が重なることで進行するケースがあります。だからこそ進行の可能性をできる限り減らすお手伝いをしたいのです。
身長がストップして病院での治療が終了した方にも、当院でのケアをお勧めしています。終わりではなく、新たなスタートと捉えてみてください。
迷ったら、まずは当院で姿勢、筋肉、神経などの包括的な検査を受けてみてください。当院の検査は医学知識に基づいており、アメリカやカナダのカイロプラクティック院ではスタンダードとされている内容です。
当院には整形外科医、内科医、産婦人科医、精神科医、救急救命医などの医師をはじめ、看護師、薬剤師、理学療法士、作業療法士、そしてそのご家族も多数通院されています。
33年間で33万人の施術を行ってきた中で確信しているのは、側弯症の原因は一人ひとり異なり、それぞれに合った最適なアプローチがあるということです。
コルセットをつけていてもつらい、でも外すわけにもいかない。そんな板挟みの気持ちを、誰かに話すだけでもずいぶん楽になるものです。
私たち夫婦はともに子どもの健康に悩んだ経験を持つ親でもあります。お子さんの未来を案じるお気持ちは痛いほど分かります。どうか一人で抱え込まず、いつでもご相談ください。お子さんに合った道を一緒に見つけていきましょう。


遠方にお住まいの方に向けた、ご案内のページを用意しました。当院まで来られないという場合は一度お読みになってみてください。