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側弯症でやってはいけない運動3つと今日からできる対策

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仕事や家事で忙しい毎日の中、お子さんのために時間をつくって調べてくださっているんですね。その行動力、本当にすばらしいと思います。「うちの子、大丈夫かな」という親心から、こうして情報を集めようとすること自体がすでに、お子さんの未来を守る第一歩になっています。

「学校の健診でひっかかって、病院では経過観察と言われたけど、部活や体育はどうすればいい?」そんな不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。実は、側弯症と診断された後に「何をしてはいけないか」を具体的に教えてもらえる機会は、意外なほど少ないのが現状です。

この記事では、33年間・33万人以上の臨床実績をもとに側弯症と向き合ってきた私、佃隆が「背骨に負担をかける動きとは何か」「どんな運動が悪化のリスクを高めるのか」について、できるだけわかりやすくお伝えします。一人で抱え込まず、まずは正しい情報を知ることから始めましょう。

院長:佃 隆

「何をやめるべきか」を知りたいのは当然のことです。ただ、闇雲に運動を制限するよりも、背骨の状態を正しく把握したうえで判断することが何より大切だと、長年の臨床経験から実感しています。私自身も中学生の頃にねこ背で悩み、カイロプラクティックに出会ったことで人生が好転した経験があります。だからこそ、成長期のケアがいかに大切かを、心から伝えたいと思っています

目次

側弯症とはどんな状態か、まず知っておきたいこと

側弯症とは、正面から見たときに本来まっすぐであるべき背骨が、左右にS字やC字を描くように曲がってしまう状態です。曲がるだけでなく背骨自体がねじれを伴うことがほとんどで、肋骨の出っ張りの左右差や肩の高さの違いとして現れることもあります。背骨だけの問題ではなく、骨盤、頭、首、肩、股関節といった全身のバランスにも影響を与えるため、体全体を包括的に診ることが必要です。

特に多いのは、成長期の女の子に見られる「思春期特発性側弯症」です。原因が特定できないケースが全体の約8割を占め、日本国内だけで250万人以上いると推定されています。成長が著しい時期に進行しやすいため、早めに適切なケアをすることがとても重要になります。

また、大人になってから発症するケースもあります。加齢による椎間板の変性や骨粗しょう症をきっかけに背骨が傾く「変性側弯症」と呼ばれるもので、慢性的な腰痛や背部の張りとして現れることが多いです。子どもだけの問題ではないことも知っておいてください。

側弯症のある方が気をつけてほしい動きの特徴

側弯症と診断されたからといって、すべての運動を禁止しなければいけないわけではありません。ただし、背骨への負荷の「かかり方」によっては、弯曲を助長したり、筋肉のアンバランスをより深めてしまうリスクがあります。どんな動きが背骨に余分な負担をかけるのかを知っておくことが、日常生活を守るうえでの第一歩です。

片側だけに繰り返し負荷がかかる動き

側弯症の方の背骨は、すでに左右のバランスが崩れた状態にあります。そこに片側だけを酷使するような動きを繰り返すと、もともとのアンバランスがさらに強調されることがあります。テニスや野球のように、利き手側に大きく体を回旋させながら力を入れる動作は、この点で注意が必要です。

もちろん「だから部活をやめなさい」という話ではありません。重要なのは、症状の進行度と体の状態を正確に把握したうえで、専門家と相談しながら判断することです。同じ側弯症でも、コブ角の数値や弯曲の位置によってリスクはまったく異なります。

背骨を大きくねじる・反らす動き

背中を強く反らせるような動き、たとえばうつ伏せになって両手足を同時に高く持ち上げる運動(いわゆるスーパーマンのポーズ)は、すでに変形のある背骨にさらなる負担をかける可能性があります。ねじりが強く入るような柔軟体操も、やり方によっては逆効果になることがあります。

ヨガやピラティスについては「体幹を鍛えられるから良いはず」と考える方も多いのですが、ポーズの種類によっては背骨に強いねじれや圧迫が加わるものもあります。自己流で始める前に、自分の弯曲の状態をきちんと確認することを強くおすすめします。

上下への強い衝撃が繰り返しかかる動き

重量挙げや高重量のスクワットのように、脊椎を縦に強く圧迫するような運動も気をつけたいものです。ジャンプを繰り返すバスケットボールや縄跳びなども、弯曲の程度が強い場合には専門家への相談なしに続けることはリスクが伴います。

「軽い運動なら大丈夫だろう」と自己判断してしまうのが最も危険なパターンです。症状が進んでいても痛みがないケースは珍しくなく、気づかないうちに弯曲が進行していることもあります。

日常生活の中でも注意してほしい習慣

運動以外にも、毎日のちょっとした習慣が背骨への負担を積み重ねていることがあります。以下のような行動が無意識のルーティンになっていないか、一度振り返ってみてください。

  • 横向きで寝る習慣(特に毎回同じ側)
  • 片方の肩にばかりバッグをかける
  • 足を組んで長時間座る
  • 横座りや体育座りを長時間続ける
  • スマホやタブレットを見るときに首を大きく前傾させる

これらは一つひとつは小さな習慣に見えますが、毎日繰り返すことで背骨への影響が積み重なっていきます。特に成長期のお子さんにとっては、日常の姿勢習慣が骨格の形成に直接影響します。「姿勢を気をつけなさい」と言うだけでなく、何がなぜよくないのかを一緒に理解することが大切です。

「逆効果なストレッチ」にも気をつけて

SNSや動画サイトで「側弯症に効くストレッチ」として紹介されている方法の中には、専門的な観点からみると必ずしも安全とは言えないものも含まれています。視聴者の体の状態はひとりひとり違うため、ある人には効果的でも、別の人には逆効果になることがあります。

特に注意してほしいのは、「まっすぐに戻そう」という意識が強すぎるあまり、弯曲と反対方向へ強引に引っ張るような自己流ストレッチです。筋肉や靱帯に過度な負担がかかり、かえって痛みや炎症を引き起こすことがあります。痛みがある状態でのストレッチは、どんな方向であっても原則として避けてください。

最近では、有名なYouTuberが「側弯症の手術をしてもいろんなことができているから大丈夫」と発信するケースも増えています。もちろん手術が必要な方にとっては大切な情報ですが、情報源が偏ると「装具はしたくないけど、進行したら手術すればいい」と安易に考えてしまうお子さんも出てきています。手術はあくまで最終手段です。進行を防ぐためにできることを、今のうちにやっておくことが何より重要だと私は考えています。

「経過観察だから何もしなくていい」は本当か

軽度の側弯症と診断されると「まだ装具は必要ない、しばらく様子を見ましょう」と言われることが多いです。これは決して間違いではありませんが、「経過観察=何もしなくていい」ではないということは、はっきりお伝えしたいと思います。

成長期の背骨は非常に変化しやすく、半年・1年の間に弯曲が大きく進むことがあります。これは歯の矯正と似ています。歯並びも、問題が小さいうちに対処するほど、将来かかる負担が少なくなります。背骨も同じで、痛みがなくても今できることをやっておくことが、将来の選択肢を守ることにつながるのです。

当院には「軽度と言われて何もしていなかったら、次の検診で中度になっていた」という経験をお持ちの方が来院されることも少なくありません。コルセットや手術を回避したいとお考えの方こそ、早めのアプローチが大切です。

装具をしているからといって安心できないこともある

装具を使用している方の中には、装具に体を預けてしまい、ご自身の筋肉を使わなくなっているケースも見られます。装具に首や体をのせるような状態が続くと、逆にねこ背が進行してしまうことも少なくありません。装具はあくまで補助ツールであり、それだけに頼るのではなく、筋肉・姿勢・日常習慣を同時に整えていくことが重要です。

また、成長が止まったら側弯症の進行も止まると言われることがあります。確かにそうしたケースも多いのですが、当院の臨床例では20歳を超えてから少しずつ弯曲の角度が進んでしまったとのことで来院される方が数多くいらっしゃいます。生活環境の変化や加齢、筋力不足、間違った姿勢の認識など、複数の要因が重なることで進行することがあるのです。

側弯症が改善されると、広がる「選択肢」がある

側弯症のケアは、単に「背骨をまっすぐにする」だけが目的ではありません。背骨の状態が改善されることで、勉強への集中力が上がったり、部活で思い切り体が動かせるようになったり、おしゃれを楽しめるようになったり、留学や新しい挑戦への意欲が生まれたりと、学生生活全体の質が変わっていきます。

成長期のうちにできることは、大人になってからよりも大きな効果が期待できます。「痛くないから大丈夫」ではなく、「今の自分の背骨の状態を知り、やれることをやっておく」という姿勢が、豊かな学生生活と将来の健康につながっていくのです。

当院が提供するケアについて

当院では、背骨だけでなく骨盤・頭・首・肩・股関節を含む全身をカイロプラクティックの手技によって整えています。側弯症の原因はレントゲンに写った背骨だけにあるのではなく、全身のバランスの崩れが複合的に関わっているという考えのもと、一人ひとりに合わせたケアを行っています。

また、私が2冊の書籍でもまとめた「姿勢の魔法『シャキーン』メソッド」をもとに、日常生活でできる姿勢ケアをマンツーマンでお伝えしています。施術と日常ケアを組み合わせることで相乗効果が生まれ、より早い改善につながります。小学生・中学生・高校生のお子さんも多く通院されており、産後の骨盤矯正の改善例も豊富にあります。

当院の検査は、医学的知識に基づき、アメリカやカナダのカイロプラクティック院でスタンダードとされている方法を採用しています。姿勢・筋肉・神経・関節・バイタルの5つの観点から体の状態を可視化し、「今何が起きているか」を丁寧にご説明したうえでケアの方針をお伝えします。整形外科医・内科医・産婦人科医・精神科医・救急救命医などの医師をはじめ、看護師・薬剤師・理学療法士・作業療法士の方々とそのご家族も多数通院されています。

こんな方に特にお勧めします

  • 病院で経過観察と言われたが、進行する前に何かしたいとお考えの方
  • コルセットや手術をできる限り回避したい方
  • 装具をしているが、ねこ背も気になっている方
  • 身長の伸びが止まり、病院での治療が終了したが不安な方
  • 20代以降になってから弯曲が進んできたと感じている方
  • 子どもの部活・勉強・学校生活を全力で応援したい親御さん

迷ったら、まず体の状態を知ることから

私自身、中学生の頃にねこ背とさまざまな体の不調に悩んでいました。カイロプラクティックに出会い、背骨と全身を整えることで人生が大きく好転した経験が、この仕事を選んだ原点です。その後オーストラリアの公立大学でカイロプラクティックの学位を取得し、現在は院全体で33年間にわたり三鷹で診療を続けています。

「どこに相談したらいいかわからない」「病院では特に何も言われなかったけど、不安は残っている」という方は、まず当院の包括的な検査を受けてみてください。今の体の状態を正確に把握することが、最善の選択肢を見つける近道です。

お子さんのことを一人で悩まないでください。どんな小さな疑問でも、遠慮なくご相談いただけたらと思います。今できることを一緒に考えて、お子さんが自分らしく毎日を楽しめるよう、全力でサポートします。

三鷹にある当院までお越しになられない方へ

遠方にお住まいの方に向けた、ご案内のページを用意しました。当院まで来られないという場合は一度お読みになってみてください。


院長:佃 隆

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