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側弯症は何度から手術?手術を回避するために今できること

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毎日のお仕事や家事に追われるなか、お子さまの側弯症について自分で調べようと行動されたこと、本当にすばらしいと思います。ファミリーカイロプラクティック三鷹院の佃隆です。

「何度になったら手術をしなくてはいけないの?」。その疑問を持つということは、それだけお子さまのことを真剣に考えている証拠ではないでしょうか。

この記事では、側弯症と手術の角度基準について、33年間で33万人の臨床実績をもとにお伝えしていきます。当院ならではの視点もありますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

院長:佃 隆

お子さまの背骨の状態を知ることが、最善の一歩につながりますよ

目次

コブ角とは?側弯症の重さを決める数値

側弯症の重症度を評価するときに使われるのが「コブ角(Cobb角)」と呼ばれる指標です。これは背骨の曲がり具合をレントゲン画像から測定するもので、世界中の整形外科で共通して用いられています。

この数値によって経過観察か装具か手術かという治療方針が決まります。お子さまの状態を理解するうえでとても大切な数値ですので、ぜひ知っておいてください。

コブ角は、側弯カーブの上端と下端にある椎骨の傾きから角度を算出します。数値が大きいほど背骨の曲がりが強いことを意味します。

コブ角で変わる治療の段階

側弯症の治療はコブ角の数値に応じて段階的に進んでいきます。それぞれの段階で何が行われるのか、表にまとめました。

コブ角重症度一般的な対応
10度未満正常範囲側弯症とは診断されない
10〜25度軽度定期的な経過観察
25〜40度中度装具療法(コルセット)
40〜50度以上重度手術療法の検討

10度未満であれば医学的に側弯症とは診断されません。10度から25度は定期的なレントゲンでの経過観察となります。

25度を超えると成長期のお子さまにはコルセットが勧められ、40度から50度を超えると手術が選択肢に入ってきます。

ただし、この数値はあくまで一般的な目安です。年齢や成長の度合い、弯曲の部位によって判断は変わります。

具体的に何度で手術を勧められるのか

「うちの子は今30度だけど、何度になったら手術になるのですか」。当院でもこのようなご質問を多くいただきます。一般的には、胸椎のコブ角が40度から50度以上、腰椎では35度程度から手術が検討されると言われています。

ただし角度だけで機械的に手術が決まるわけではありません。複数の要素を総合的に判断して方針が決められます。

角度だけでは決まらない判断基準

まず考慮されるのは、お子さまの成長がどれだけ残っているかです。骨の成熟度を示す「リッサー徴候」が低いほど今後の進行リスクが高くなります。

進行のスピードも重要です。半年で5度以上コブ角が増えている場合、早めの介入が検討されることがあります。

コブ角が80度を超えると心肺機能に深刻な影響を及ぼす可能性があり、手術は生命を守るための選択になってきます。

つまり、何度から手術という明確な一線があるわけではないのです。角度、成長の度合い、進行速度、全身の状態を総合的に見て判断されるものだと覚えておいてください。

手術にはどんなリスクがあるのか

手術を検討するにあたり、そのリスクについても正しく知っておくことが大切です。側弯症の手術は金属のロッドやスクリューで背骨を矯正し固定する大がかりなもので、入院は一般的に10日から20日ほどかかります。

術後は6ヵ月間にわたって体育やスポーツが禁止され、コンタクトスポーツは生涯を通じてリスクを伴います。体内に入れた金属は原則として抜くことができません。

手術跡が残ることも、思春期のお子さまにとっては大きな心理的負担です。手術後も側弯の進行が完全には止まらなかったという報告もあります。

SNSの情報だけで判断しないでほしい

最近では、YouTuberが側弯症の手術を受けてもいろいろなことができていると発信しているケースが増えています。体験談としては貴重ですが、情報が偏ってしまうと心配な面もあります。

実際に「装具はしたくないけど、進行したら手術すればいい」と安易に考えてしまうお子さまもいらっしゃるほどです。手術は最終手段であり、簡単に選べるものではありません。

また、装具を着けているお子さまの中には、装具に首をのせてしまうことで逆にねこ背が進行してしまうケースも少なくありません。装具は正しい使い方と姿勢ケアをセットで行うことが重要です。

経過観察と言われたら何もできないのか

病院で「軽度なので経過観察しましょう」と言われると、次の検診まで何もできないのかと不安になりますよね。背骨のゆがみが進む前に何かできることをやりたい。当院にはそのような思いで来院される方がたくさんいらっしゃいます。

小学生、中学生、高校生も多く通院されており、痛みがまだない段階から背骨の矯正に取り組んでいる方も少なくありません。

全身を整えるカイロプラクティック

当院では背骨だけでなく、骨盤、頭、首、肩、股関節と全身をカイロプラクティックの手技で整えていきます。側弯症の原因はレントゲンに映る背骨の曲がりだけではないからです。

2冊の書籍にもなっている「姿勢の魔法『シャキーン』メソッド」で、日常生活でできる姿勢ケアをマンツーマンでお伝えしています。施術と組み合わせることで相乗効果が生まれます。

当院の臨床例では、14歳の男の子が8ヵ月間の施術でコブ角が17.3度から12.0度に改善しました。結果には個人差がありますが、経過を見守るだけよりも積極的にできることがあるのです。

歯科矯正と同じ「予防」の考え方

痛みがないのになぜ矯正が必要なのかと疑問に思われるかもしれません。これは歯科矯正と同じ考え方です。痛みがなくても背骨の矯正を行うのは、歯科矯正と同じように将来の負担を今のうちに減らすためです。

コルセットや手術をできるだけ回避したいとお考えの方には、特にお勧めしたいアプローチです。成長期にしかできない矯正があるからこそ、早めに取り組む価値があります。

側弯症の改善がお子さまの未来を広げる

側弯症が改善に向かうことで、お子さまの選択肢は大きく広がります。勉強に集中できるようになったり、部活動を思いきり楽しめたり、おしゃれを自由に楽しんだり、将来の留学という夢が現実味を帯びてくることもあります。

成長期の背骨の矯正は、お子さまの健康面における最重要な選択のひとつです。学校生活を楽しみ、学生のうちにしかできない経験を積んでいくためにも、今この時期にこそ取り組んでいただきたいと思っています。

成長期が終わったあとも油断は禁物

「成長が止まったら側弯の進行も止まる」と言われることがありますが、当院の臨床例では20歳を超えてからコブ角が少しずつ進んでしまったという方も少なくありません。

生活環境の変化、加齢による筋力低下、間違った姿勢の習慣など複数の要因が重なることで進行するケースがあります。身長がストップして病院での治療が終了した方にも、当院でのケアをお勧めしています。

できる限り進行する可能性を減らし、今の状態を維持・改善していくこと。それが将来の健康への大きな投資になります。

医療の専門家にも選ばれています

当院には、整形外科医、内科医、産婦人科医、精神科医、救急救命医をはじめ、看護師、薬剤師、理学療法士、作業療法士、そしてそのご家族も多数通院されています。

当院の検査は医学知識に基づいており、アメリカやカナダのカイロプラクティック院ではスタンダードとされている検査法を採用しています。姿勢、筋肉、神経などを包括的にチェックし、お一人おひとりに合った施術プランをご提案します。

迷ったら、まずは検査を受けてみてください。現状を正しく把握することが、最善の一歩につながります。

一人で抱え込まず、ご相談ください

実は私自身もねこ背で長年悩んできました。中学生のときにカイロプラクティックに出会い、人生が好転した経験があります。

その経験からカイロプラクティック院を開院し、姿勢改善メソッドを確立し、姿勢に関する書籍を2冊出版するに至りました。背骨の悩みがどれほど人生に影響するか、身をもって知っています。

手術だけが唯一の答えではありません。側弯症の角度が何度であっても、私たちにできることはあります。

お子さまの側弯が心配な方、手術を勧められて迷っている方、経過観察の間に何かできることを探している方。お一人で抱え込まず、どうかお気軽にご相談ください。スタッフ一同、心よりお待ちしております。

三鷹にある当院までお越しになられない方へ

遠方にお住まいの方に向けた、ご案内のページを用意しました。当院まで来られないという場合は一度お読みになってみてください。


院長:佃 隆

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