
院長:佃 隆お気軽にご相談ください!
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仕事や家事でめいっぱい毎日を過ごしながら、それでも「子どものことが心配」と自分で調べようとしているあなたの行動力、本当に素晴らしいと思います。その一歩が、お子さんの将来を変えるきっかけになるかもしれません。側弯症は、早めに正しい情報を得て動き出すことが、その後の選択肢を大きく広げてくれます。


「病院では経過観察と言われたけれど、本当にこのままでいいの?」「しびれも出てきたし、何かできることをしてあげたい」そんな思いを持ちながら検索してくださった方のために、今日は大切なことをお伝えしていきますね。


院長の佃隆です。私自身、子どものころからねこ背に悩んでいました。中学生のときにカイロプラクティックと出会い、体だけでなく人生そのものが好転した経験から、この道を選びました。7歳のときの事故で頚椎椎間板ヘルニアになり、8年間さまざまな症状に苦しんだ経験もあります。だからこそ、背骨の問題を抱えるお子さんとそのご家族の気持ちに、誰よりも寄り添えると思っています
側弯症というのは、正面から見たときに背骨がS字やC字に曲がってしまう状態のことです。背骨が曲がるだけでなく、同時に「ねじれ」も生じるのが特徴で、このねじれこそがさまざまな症状を引き起こす大きな要因になります。背骨の中には脊髄が通っており、そこから全身に向けて神経が枝分かれしています。背骨がゆがむことでこの神経が圧迫されたり引っ張られたりすると、手足のしびれや痛みが現れることがあります。
「背骨の病気なのに、なぜ手や足がしびれるの?」と不思議に思う方もいらっしゃるかもしれませんね。でも実際には、背骨から枝分かれした神経は体の隅々まで届いているので、背骨のゆがみが離れた場所の症状として現れることはよくあることなんです。
しびれが出るパターンには大きく分けて三つあります。背骨の曲がり方の種類や、どの部位の神経が影響を受けているかによって、症状の出方も異なります。ここでは主なケースをわかりやすく整理してお伝えします。
背骨の椎体と椎体の間には「椎間孔」という小さな穴があり、そこから神経が外に出ていきます。側弯症によって背骨がゆがむと、この出口が狭まって神経が圧迫されることがあります。これが「神経根圧迫」と呼ばれる状態で、腕や手、あるいは脚や足といった末端のしびれや痛みとして現れてきます。
背骨の変形が進むことで脊髄の通り道である「脊柱管」が狭くなるケースもあります。これは特に中高年の方に多く見られる「変性側弯症」で進行しやすく、両足がだるくなる・しばらく歩くと足がしびれて休まないと歩けなくなるといった「間欠性跛行」という症状が出ることもあります。
神経への直接的な圧迫以外にも、側弯による姿勢のゆがみが原因で背中や腰まわりの筋肉が慢性的に緊張し、血流が悪くなることでしびれが起きることもあります。この場合は「ピリピリ」「ジンジン」といった感覚が、特定の動きのときや長時間同じ姿勢を続けたあとに出やすいのが特徴です。
大人や高齢者の側弯症では、腰痛、背部痛、しびれ、歩きにくさなどの症状が出やすくなります。これは、加齢に伴って椎間板や関節の変性、炎症、神経への影響などが起こりやすくなるためです。一方、成長期の側弯症では、痛みがないまま進行することも少なくありません。研究では、思春期特発性側弯症の子どものうち、背中や腰の痛みを訴える割合は、およそ3割程度と報告されています。
その理由のひとつは、成長期の体には柔軟性があることです。関節、筋肉、靭帯などがまだ比較的やわらかく、背骨に弯曲やねじれが生じても、体がその状態に適応してしまうことがあります。目線を水平に保てていたり、日常生活に大きな支障がなかったりすると、本人が背中の歪みや痛みに気づきにくいのです。
また、成長期の側弯症は、大人や高齢者の側弯症のように、椎間板や関節の変性、炎症が主な痛みの原因になっているとは限りません。そのため、見た目には背骨が大きく曲がっていても、強い痛みを感じないことがあります。つまり、大人や高齢者の側弯症では「症状そのもの」が問題になりやすいのに対し、成長期の側弯症では「痛みがなくても進行するリスク」が大きな問題になります。
ただし、痛みがまったく出ないわけではありません。多少の痛みがあっても、「このくらいは普通」「いつも少し痛いから気にしていない」と本人が受け流してしまうこともあります。子どもは自分の体の違和感を言葉にするのが難しく、他人と痛みを比べる機会も少ないため、周囲が気づくのが遅れることもあります。そのため、痛みの有無だけで側弯症の重症度を判断するのは危険です。痛みがなくても、肩の高さの違い、肩甲骨や肋骨の盛り上がり、腰のくびれの左右差、体の傾きなどが見られる場合は、早めに専門的な評価を受けることが大切です。
しびれにはさまざまな程度がありますが、以下のような状態があるときは、背骨の神経への影響が出ている可能性があります。お子さんの様子と照らし合わせながら読んでみてください。
「まだ軽いから大丈夫」と思いたい気持ちはよくわかります。でも、神経への圧迫は長引けば長引くほど回復に時間がかかることがあります。だからこそ、早めに動き出すことが、その後の回復の早さに大きく影響するんです。
整形外科でのレントゲン検査は、背骨の曲がりの角度(コブ角)を数値で確認するために欠かせないものです。ただし、レントゲンで映し出されるのは骨の状態だけです。側弯症の背景にある「なぜそのゆがみが起きているのか」という根本的な原因は、骨の画像だけでは見えてきません。
当院では、背骨はもちろん、骨盤・頭・首・肩・股関節といった全身のバランスを包括的に評価します。骨格の問題だけでなく、筋肉の緊張のバランス・神経の働き・姿勢のクセ・日常生活の動作パターンまで含めて、体全体を一つのシステムとして捉えることが大切だと考えています。それがカイロプラクティックのアプローチの根本にある考え方です。
当院で行う検査は、医学的知識に基づき、アメリカやカナダのカイロプラクティック院でスタンダードとされているものです。姿勢・関節・筋肉・神経・バイタルという5つの視点から現在の状態を数値で把握し、「なんとなく曲がっている」という曖昧な理解ではなく、あなたやお子さんの体に何が起きているかを具体的に特定したうえで施術を進めていきます。「まずは何が起きているか知りたい」という方にも、ぜひ受けていただきたい検査です。
整形外科を受診すると、コブ角の数値によって治療の方針が決まることがほとんどです。軽度であれば経過観察、中等度であれば装具(コルセット)、重度であれば手術という流れが一般的です。それぞれに意味はありますが、知っておいてほしいことがあります。
「軽度だから様子を見ましょう」と言われた場合、積極的に進行を止めようとする治療ではないため、不安だけが積み重なっていくことも少なくありません。ただ、見方を変えれば「経過観察の段階だからこそ、できることがある」とも言えます。歯科矯正と同じように、歯並びが悪くなったからといってすぐに抜歯や大きな処置をするわけではなく、早い段階から少しずつ整えていくことで将来の負担を減らしていけます。背骨の矯正も同じ考え方です。痛みがなくても、今できることをやっておくことが、将来の選択肢を守ることにつながります。
コルセットは、成長期の側弯の進行を抑制する目的で使われます。ただし、毎日長時間装着することが必要で、思春期のお子さんにとっては体の負担だけでなく精神的な負担も決して小さくありません。また、装具はあくまで「進行を抑える」ものであり、曲がりを根本から改善するものではないことを理解しておく必要があります。さらに、装具を着けているからと体を装具に預けてしまい、姿勢を支える筋肉が弱まってねこ背がかえって進行してしまうというケースも当院では少なくありません。装具を使いながらでも、体全体のバランスを整えることが大切です。
最近では、YouTuberの方が側弯症の手術をしてもさまざまな活動を続けているという動画を発信していることもあり、「手術をすれば大丈夫」「進行したら手術を受ければいい」と安易に考えてしまうお子さんもいらっしゃるほどです。もちろん手術によって改善されるケースがあることは事実ですが、金属製のロッドやネジが体内に入った状態で生活することになりますし、術後6ヶ月間は体育やスポーツができなくなります。コンタクトスポーツが実質的に困難になったり、整体・カイロプラクティックも受けにくくなるなど、その後の人生の選択肢が大きく狭まる可能性があることも知っておいてほしいと思います。情報は偏らず、さまざまな角度から集めることが大切です。
背骨のゆがみが改善されると、体の変化だけでなく、お子さんの日常生活そのものが変わっていきます。部活や体育での動きやすさ、勉強に集中できる体の状態、好きなファッションを楽しむ自信、さらには留学や進学といった将来の選択肢まで、健康な背骨を持つことは人生のあらゆる場面に影響します。成長期の背骨の矯正は、健康面において最も重要な選択のひとつと言っても過言ではありません。
お子さんが勉強に部活に、思い切り学生生活を楽しめるように。そのための土台となる体づくりを、今から一緒に考えていきませんか。
当院では施術だけでなく、2冊の書籍にもなっている「姿勢の魔法『シャキーン』メソッド」を使い、日常生活でできる姿勢ケアをマンツーマンでお伝えしています。施術で体を整えても、日常生活での姿勢のクセが残っていると、効果が出にくかったり元に戻りやすくなってしまいます。施術と日常ケアの両輪が揃うことで、相乗効果が生まれます。産後の骨盤矯正においても多くの改善例が積み重なっているのは、このアプローチが体全体に働きかけるものだからです。
「成長が止まったら側弯の進行も止まる」という情報を目にしたことがある方も多いかもしれません。確かに成長期が終わると進行が落ち着くケースは多いのですが、当院の臨床例では20歳を超えてから側弯の角度が少しずつ進んでしまったと来院される方が少なくありません。
生活環境の変化・加齢・筋力不足・間違った姿勢の習慣など、複数の要素が重なることで、大人になってからも進行することがあります。「身長が止まったから病院の治療は終わり」と言われた方にこそ、当院でできることがあります。できる限り進行する可能性を減らすお手伝いをしていきたいと思っています。
しびれの原因は椎間板ヘルニアや末梢神経の問題など様々です。「側弯症があるからしびれている」と決めつけず、包括的な検査で原因を特定することが大切です。まずはどんな状態かをしっかり調べることから始めましょう。
痛みがなくてもしびれが続くときは、神経への影響が出ているサインかもしれません。痛みがないからと安心せず、むしろ「痛みがないのにしびれがある」という状態を大切なシグナルとして受け取ってほしいと思います。
小学生・中学生・高校生も多く通院しています。また、整形外科医・内科医・産婦人科医・精神科医・救急救命医など各分野の医師、看護師、薬剤師、理学療法士、作業療法士といった医療の専門家の方々とそのご家族も多数ご来院くださっています。体のことを深く知る専門家たちが選んでいる院として、安心してご来院いただけます。
もちろんです。コルセットや手術を回避したいとお考えの方は特にご相談ください。現在の状態を包括的に検査したうえで、今できる最善のアプローチをご提案します。「まず状態を知りたい」という段階からでも歓迎しています。
治療と並行して、日常生活のちょっとした心がけも大切です。完璧にやろうとしなくていいので、できることから少しずつ意識してみてください。
これらは症状を劇的に改善するものではありませんが、日々の積み重ねが体の状態を守ることにつながります。小さなことを続けることの大切さは、私自身が体の不調を乗り越えた経験からも強く感じているところです。
私自身、子どものころのねこ背と、7歳からの事故による頚椎の問題で、長い時間をかけて体と向き合ってきました。中学生のときにカイロプラクティックと出会い、体だけでなく人生が変わった。その経験があるから、今ここでお伝えしていることには自信があります。
「病院では経過観察と言われたけれど、何かできることをしてあげたい」というあなたの気持ちは、絶対に正しい直感だと思います。背骨のゆがみは、放置していると自然に治ることはありません。でも、適切なタイミングで適切なケアをすれば、体は必ず応えてくれます。一人で悩み続けないでください。どんな小さな疑問でも、いつでも相談してください。あなたとお子さんのお話を、しっかりと聞かせてください。


遠方にお住まいの方に向けた、ご案内のページを用意しました。当院まで来られないという場合は一度お読みになってみてください。