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側弯症とストレートネックは関係する?成長期の対策

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こんにちは。ファミリーカイロプラクティック三鷹院の佃隆です。仕事や家事の合間に、ご自身の首や背中について調べてくださっているのですね。

「昔から側弯症があり、最近ストレートネックも指摘された」「首のつらさは背骨の曲がりと関係するのかな」。そんな疑問はありませんか。

側弯症とストレートネックは、同時に見られることがあります。ただし、必ず一方がもう一方の原因になるわけではありません。

二つの言葉を聞くと、体全体が悪くなっているようで不安になりますよね。今回は、それぞれの違いから首の不調への向き合い方、相談の目安まで、順番にお話しします。

院長:佃 隆

背骨の形だけで不安になりすぎず、今のつらさと体の状態を分けて、一緒に整理していきましょう

目次

側弯症とストレートネックは何が違うのでしょうか

どちらも背骨に関する言葉ですが、見ている方向や意味が異なります。違いを知ることは、必要以上に心配せず、ご自身に合った対応を考える第一歩です。まずは難しい言葉をひとつずつほどきながら、首と背中の状態を整理してみましょう。

側弯症は横方向の曲がりとねじれを伴います

側弯症は、正面や後ろから見た背骨が左右に曲がり、ねじれも伴う状態です。肩の高さや肩甲骨の出方、ウエストの左右差などから気づく場合があります。

医療機関では、立った状態のレントゲンなどを用い、背骨の曲がりを表す「コブ角」を確認します。外見の左右差だけでは、側弯症かどうかや程度までは判断できません。

また、体の傾きがあっても、すべてが同じ種類の側弯症というわけではありません。姿勢による一時的な左右差と、背骨の構造的な変形を区別することが大切です。

ストレートネックは首のカーブを表す言葉です

ストレートネックは、横から見た頚椎、つまり首の骨の前方へのカーブが少なく、まっすぐに近く見える状態を指す言葉です。

ここで知っておいてほしいのは、首のカーブが少ない人すべてに痛みがあるわけではない、ということです。レントゲンの形だけで、つらさの原因や重症度は決まりません。

首が前に出る姿勢を「スマホ首」と呼ぶこともありますが、外見上の姿勢と画像上の首のカーブは同じものではありません。写真や鏡だけで決めつけないようにしましょう。

二つが同時に見られる理由と首の痛みの考え方

背骨は首から背中、腰までつながっているため、首だけを切り離して考えられない場合があります。一方で、側弯症があれば必ずストレートネックになったり、首が痛くなったりするわけではありません。関係があり得ることと、原因だと断定することは分けて考えましょう。

首は背中や体幹とのバランスも取りながら働きます

頭を支えるときには、首だけでなく胸郭や体幹の位置、肩まわりの筋肉も関わります。側弯症がある場合も、頭の位置や体全体のバランスを確認することが役立ちます。

例えば、同じ画面を見続けているときの首のつらさには、作業時間や腕の支え方、筋肉の疲労なども関係します。背骨の形ひとつで説明できるとは限りません。

側弯症とストレートネックがあっても、首の痛みの原因を背骨の形だけで決めつけないことが大切です。

痛みと側弯症の進行は別々に確認しましょう

首や肩が楽になることは、毎日を過ごすうえで大切な変化です。ただし、痛みが軽くなったからといって、側弯の角度も改善したとは判断できません。

反対に、痛みがないから進行していないとも言い切れません。特に成長期は、症状への対応と、医療機関で背骨の変化を確認することを分けて続けていきます。

スマホや姿勢だけを原因にしないでください

お子さんのことを調べている親御さんからすると、「スマホを使わせすぎたのかな」と気になるかもしれませんね。

思春期に見つかる特発性側弯症は、原因がはっきり分かっていない側弯症です。スマホの使い方や親御さんの姿勢への声かけだけを、発症の原因と考えることはできません。

首や肩の負担を減らす工夫はできます。けれども、そのために過去の生活やご自身を責める必要はありません。これから何を確認し、どう支えるかを一緒に考えていきましょう。

首や肩がつらいときに見直したい生活習慣

体の状態を確認しながら、日常の負担を少しずつ減らしていくことも大切です。ここでお伝えするのは、側弯症の変形を治す体操ではなく、首や肩を無理なく使うための工夫です。すでに運動や生活上の指示を受けている方は、その内容を優先してください。

頑張って姿勢を固めるより、同じ姿勢を続けない

「背筋を伸ばさなきゃ」と、一日中胸を張っていませんか。よい姿勢を意識するあまり、肩や腰に力が入り続けてしまうこともあります。

まずは、長時間同じ姿勢で過ごしていないか振り返ってみてください。仕事の区切りに立つ、少し歩くなど、無理のない範囲で体勢を変える機会をつくりましょう。

座るときには足裏を床や足台で支え、背もたれも活用します。見た目を無理に左右対称へ近づけるより、楽に呼吸でき、力みすぎない座り方を探すことが大切です。

画面と腕の位置を調整してみましょう

パソコンの文字が小さいと、気づかないうちに顔が近づきます。画面の位置だけでなく、文字の大きさやキーボードまでの距離も確認してみてください。

スマホは、下を向き続ける時間を減らす工夫が役立ちます。ただし、高く持ち上げたまま腕を緊張させるのではなく、肘を支えるなど、肩の負担にも目を向けましょう。

ストレッチは強さより、体の反応を大切に

首を強く反らしたり、大きく回したりすればカーブが戻る、というものではありません。痛みを我慢して伸ばすことや、自分で首をひねって音を鳴らすことは避けてください。

軽い運動でも、痛みやしびれが増える場合は中止しましょう。側弯症の曲がり方や、ほかの病気の有無によって適した運動は異なるため、個別に確認すると安心です。

枕だけで背骨の問題を解決しようとしない

「ストレートネック用」という名前を見ると、枕を替えれば解決するのではと期待しますよね。ただ、特定の枕で側弯症や首のカーブが必ず治るとはいえません。

寝返りのしやすさや、朝の痛みが増えないかも大切な視点です。寝具を次々に買い替える前に、寝る姿勢や現在の症状も含めて相談してみてください。

病院で確認したいことと早めに受診したい症状

二つの状態を指摘されたときは、すぐに何かを矯正するより、診断内容と今後の確認事項を整理しましょう。成人と成長期のお子さんでは、重視する点も異なります。首の不調をすべて姿勢のせいにせず、別の病気を調べる必要がないか確認することも大切です。

成人は過去の診断と現在の困りごとを伝えましょう

以前に側弯症を指摘された時期や、過去の検査結果があれば診察時に伝えてください。首の痛みが始まった時期、つらくなる動作、仕事への影響も判断の手がかりになります。

「側弯症があるから仕方ない」と我慢する必要はありません。今の症状に対して、診察や必要な検査、運動療法など、どのような選択肢があるか確認しましょう。

成長期は痛みの有無だけで判断しません

お子さんの場合は、コブ角だけでなく、今後どれくらい成長が残っているかも治療方針に関わります。経過観察、装具、手術などは、進行の状況も踏まえて検討されます。

首の症状へのケアを受けていても、側弯症の定期診察や必要な装具療法を自己判断で中断しないでください。

経過観察は、何も考えずに放置するという意味ではありません。次の診察時期と、どのような変化があれば早めに相談するかを、担当医に確認しておくと安心です。

しびれや力の入りにくさは早めに相談を

手や腕のしびれが続く、力が入りにくい、細かい作業がしづらい、歩きにくいといった変化は、ストレートネックという言葉だけで片づけず、早めに医療機関へ相談してください。

けがの後の強い首の痛みや、急に進む筋力低下がある場合も、セルフケアや施術より医療機関での評価を優先します。急な麻痺などがあれば救急受診が必要です。

当院が大切にしている検査とケアの考え方

同じ側弯症やストレートネックという言葉を伝えられても、困っていることや目指す生活は一人ひとり違います。当院では、名前だけで施術内容を決めず、お話と体の状態を確認することを大切にしています。医療機関での管理も尊重しながら、お手伝いできる範囲を考えます。

首だけでなく、生活背景や体全体を確認します

当院では、姿勢、関節、筋肉、神経、バイタルの五つの視点から体の状態を確認しています。どの動作でつらいのか、仕事や睡眠で何に困るのかもお聞きします。

病院で受けた説明や検査結果があれば、分かる範囲でお持ちください。画像が手元にない場合も、そのためだけに無理に検査を増やすのではなく、まずはご相談いただけます。

なお、姿勢写真や触診だけで、特発性側弯症の原因を特定できるわけではありません。医療機関での診断が必要と考えられる場合は、その確認を優先していただきます。

できることと、約束できないことを説明します

カイロプラクティックでは、首や背中の動き、筋肉の緊張、日常の使い方などを確認し、症状や生活上の困りごとへの支援を検討します。

ただし、施術で側弯の角度を確実に減らすことや、進行を防ぐこと、装具や手術を不要にすることは約束できません。症状の変化と背骨の変形は、分けて評価する必要があります。

当院は院全体で33年間、のべ33万人の臨床実績を重ねてきました。その経験を生かしつつも、過去の誰かと同じ結果になると考えず、目の前の方の状態を大切にしています。

私自身も、首の不調に悩んだ時期がありました

私は7歳のとき、頭に野球のバットが当たる事故を経験し、その後、首の症状で小学生の間に二度、合わせて五週間入院しました。

長く不調を抱えた後、カイロプラクティックを受けるなかで体調の改善を経験したことが、この道へ進むきっかけになりました。ただし、私の体験が皆さんにそのまま当てはまるわけではありません。

その後、オーストラリア公立マードック大学でカイロプラクティックを学び、姿勢に関する書籍を廣済堂出版から二冊出版しました。

私が大切にしたいのは、「何が起きているか分からない」という不安に丁寧に向き合うことです。分からないことは分からないとお伝えし、必要な確認を一緒に進めていきます。

背骨の名前だけで悩まず、今できることを一緒に

側弯症とストレートネックが重なると、どちらから考えればよいか迷いますよね。大切なのは、二つを無理にひとつの原因で説明せず、背骨の状態、現在の症状、生活上の負担を整理することです。必要な医療と日々の工夫を組み合わせ、ご自身に合った対応を探していきましょう。

仕事や家事、育児で忙しいなか、ここまで調べてくださったことは、ご自身やご家族の体を大切にする一歩だと思います。

「背骨をまっすぐにしなければ」と焦る前に、何が一番つらく、どんな毎日を取り戻したいのかを聞かせてください。そこから、確認すべきこととケアの目標を考えていきます。

私は、背骨の形だけで将来の可能性を決めつけず、必要な医療を受けながら、少しでも快適に過ごせる方法を探すことが大切だと考えています。

首の痛みや肩こり、ご自身やお子さんの側弯症について、一人で答えを出そうとしなくて大丈夫です。どうぞいつでも、ファミリーカイロプラクティック三鷹院へご相談ください。

三鷹にある当院までお越しになられない方へ

遠方にお住まいの方に向けた、ご案内のページを用意しました。当院まで来られないという場合は一度お読みになってみてください。


院長:佃 隆

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