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側弯症のS字カーブ、成長期に見直すべき3つの習慣

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こんにちは、佃です。三鷹はここ数日で急に朝晩が涼しくなり、季節がひとつ進んだように感じますね。まずお伝えしたいのですが、お仕事や家事でお忙しい毎日の中、こうしてご自身で調べる時間を作ってこのページに辿り着いてくださったこと、それ自体がとても素晴らしい行動だと思います。今日は、学校の検診やふとした瞬間に気づくことの多い、背骨がアルファベットのように曲がってしまう側弯症について、じっくりお話ししていきたいと思います。

院長:佃 隆

忙しい中で情報を探しに来てくださったこと、本当に頭が下がります。お子さんのために動けるお母さん、お父さんは本当に素敵だと思います

目次

そもそもS字に曲がるってどういうこと?

まずは基本から整理していきましょう。側弯症という言葉を聞いたことがあっても、実際に背骨がどんな形に変化しているのか、正確にイメージできている方は少ないかもしれません。ここでは、S字カーブという表現が何を意味しているのか、健康な背骨との違いも含めてわかりやすく解説していきます。

実は、健康な人の背骨も横から見るとゆるやかなS字のカーブを描いています。これは体重を分散させるために必要な自然な形であり、何も問題はありません。しかし側弯症で問題になるのは、正面から見たときに背骨が左右にカーブしてしまう状態なんです。

つまり、正面から見て肩や腰のあたりで右に曲がって、また左に戻るようなカーブが見られたら、それがまさにアルファベットのS字に似た形になるというわけですね。中には一方向だけに曲がるC字型のケースもあり、それぞれ弯曲の場所や数によって見え方が異なります。

前屈したときにチェックできること

ご自宅でも簡単に確認できる方法があります。お子さんに服を脱いでもらい、腕を自然に下げた状態でゆっくり前屈してもらってみてください。その際、次のようなポイントに注目してみましょう。

  • 肩の高さに左右差がないか
  • 肩甲骨の出っ張り方に違いがないか
  • 前屈したときに背中の片側だけが盛り上がっていないか
  • ウエストのくびれの高さが左右で異なっていないか

これらのどれかひとつでも当てはまる場合は、弯曲が起きている可能性があります。ただ、ご家庭でのチェックはあくまで目安ですので、気になる点があれば早めに専門家に相談していただきたいと思います。

なぜレントゲンの背骨だけを見ていても分からないのか

側弯症と診断されると、多くの方が背骨のレントゲン写真だけに目を向けてしまいます。しかし私は33年間、33万人以上の身体を診てきた中で、それだけでは本当の原因にたどり着けないと感じています。ここではその理由をお伝えしていきます。

側弯症の多くは特発性、つまり原因がはっきりと特定できないタイプです。成長期、特に10歳前後から思春期にかけて発症しやすく、女の子の発症率が男の子より高いことも分かっています。ただ、私たちが施術の際に必ず見ているのは、背骨だけではありません。

骨盤の傾き、頭の位置、首や肩の緊張、股関節の可動性など、身体は全身がひとつのつながりとして機能しています。側弯症の背骨だけをレントゲンで見て判断するのではなく、骨盤や頭、首、肩、股関節まで含めた全身のバランスを見ていくことが、根本的な改善につながると私たちは考えています。

実際に当院では、産後の骨盤の歪みを整えた結果、姿勢そのものが大きく変化したという改善例が数多くあります。これは骨盤という土台が、背骨の形にも大きく影響しているということを示す一例だと思っています。

姿勢の魔法「シャキーン」メソッドという考え方

私自身、実は中学生の頃、ひどい猫背に悩んでいた一人でした。当時カイロプラクティックに出会い、姿勢が変わることで人生そのものが好転した経験があります。その経験を体系化したのが、書籍にもなった姿勢の魔法「シャキーン」メソッドです。

院での施術だけに頼るのではなく、日常生活の中でご自身やお子さんが実践できる姿勢ケアを、マンツーマンでお伝えしています。施術と生活習慣の両方からアプローチすることで、単独では得られない相乗効果が生まれると実感しています。

成長期に背骨を整えることが将来の選択肢を広げる

側弯症の施術は、痛みを取り除くためだけのものではありません。ここでは、成長期という限られた時間に背骨を整えることが、なぜお子さんの将来にとって大切なのかをお話しします。

側弯症が進行してしまうと、体育や部活動で思うように動けなくなったり、見た目のコンプレックスから留学やおしゃれといった挑戦を諦めてしまったりするケースが実際にあります。成長期のうちに背骨を整えておくことは、勉強や部活動、将来の留学など、学生時代にしかできない経験の選択肢を減らさないための健康面での大切な投資だと私は考えています。

学校生活を思い切り楽しみ、今しかできない経験を積んでいくためにも、痛みがないからと後回しにせず、早いうちから背骨と向き合っていただきたいと思っています。実際に当院には小学生、中学生、高校生の方も多く通院されています。

痛みがなくても矯正が必要な理由

側弯症は初期の段階では痛みを伴わないことがほとんどです。だからこそ「痛くないから大丈夫」と考えてしまう方が多いのですが、これは歯科矯正と同じ考え方で捉えていただきたいポイントです。

歯並びも痛みがないうちから矯正を始めることで、将来的な負担を減らすことができます。背骨も同じように、痛みが出る前、つまり今できることを今のうちに行っておくことが、将来の負担を大きく減らすことにつながります。病院で軽度だから経過観察と言われた方こそ、進行する前に何かできることをしたいと考えて来院されるケースが非常に多いです。

装具や手術、その前に知っておいてほしいこと

コルセットのような装具や手術を回避したいと考える方は、当院を特にお勧めしたいと考えています。ここでは、装具や手術に関して知っておいていただきたい現実についてお話しします。

実は、装具をつけていることに安心してしまい、装具に首をもたせかけるような姿勢の癖がついてしまい、逆に猫背が進行してしまうケースも少なくありません。装具はあくまで進行を抑えるための道具であり、正しい姿勢を身につける努力と並行して行う必要があるのです。

また最近では、側弯症の手術を受けたYouTuberの方が「手術後もいろんなことができているから安心して」と発信している情報を目にすることも増えました。もちろんその発信自体を否定するつもりはありませんが、情報元が偏ってしまうと「装具はしたくないけれど、進行したら手術をすればいい」とお子さん自身が安易に考えてしまう危険性もあります。

手術は背骨という要となる部分にメスを入れる、身体への負担が大きい選択です。挿入したロッドやネジは基本的に抜去できず、術後は柔道やラグビーのような身体が直接ぶつかるスポーツを長期にわたって避ける必要があります。手術という選択に進む前に、負担の少ない方法を一度試してみる価値は十分にあると、身体に携わる専門家として強くお伝えしたいのです。

成長が止まっても側弯症の相談を受け付けている理由

側弯症は身長の成長が止まると進行も止まると一般的に言われています。そのため、病院での治療が終了したという方も多くいらっしゃいます。ここでは、その後にも注意していただきたいことをお伝えします。

実際に当院の臨床例では、20歳を超えてから側弯の角度が少しずつ進行してしまったという理由で来院される方が少なくありません。生活環境の変化や加齢、筋力不足、姿勢に関する誤った理解など、複数の要素が重なることで進行してしまうことがあるのです。

ですから、身長の成長が止まって病院での側弯症治療が終了した方にも、当院への相談をお勧めしています。できる限り進行する可能性を減らすお手伝いをすることが、私たちの役割だと考えています。

迷ったら、まずは包括的な検査を受けてほしい

最後に、これまで多くのご家族と向き合ってきた立場から、私が一番伝えたいことをお話しさせてください。側弯症かもしれないと感じたとき、どこに相談すればいいのか迷ってしまう方は本当に多いと思います。

当院には、整形外科医や内科医、産婦人科医、精神科医、救急救命医といった医師の方々、さらには看護師、薬剤師、理学療法士、作業療法士といった医療従事者の方やそのご家族も、実際に多数通院されています。医学的な知識を持つ専門職の方々にも選んでいただいている理由のひとつに、検査の質があると自負しています。

当院で行う検査は、アメリカやカナダのカイロプラクティック院ではスタンダードとされている、姿勢、筋肉、神経など身体全体を包括的に見ていく検査です。迷っているうちに時間だけが過ぎてしまうのはもったいないことですので、まずはこうした検査を受けていただき、ご自身やお子さんの背骨が今どんな状態にあるのかを正確に知ることから始めていただきたいと思います。

側弯症は日本で240万人から360万人、人口の2〜3%の方が抱えていると言われるほど、決して珍しいものではありません。あなたやあなたのお子さんだけが特別に苦しんでいるわけではないのです。忙しい毎日の中、こうして調べて行動してくださったその一歩を、次は私たちと一緒に進めていきませんか。どうぞ一人で悩まず、お気軽にご相談ください。

三鷹にある当院までお越しになられない方へ

遠方にお住まいの方に向けた、ご案内のページを用意しました。当院まで来られないという場合は一度お読みになってみてください。


院長:佃 隆

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