発熱

発熱とは

発熱とは平熱よりも体温が高い状態が続くことで、ウイルスや細菌の排除、免疫反応として現れるサインです。37.5℃以上が目安とされ、数日以上続く場合は専門家の診断が必要です。特定の部位や症状に限定されず、全身の調子に影響を与える状態を表現する言葉として使われます。明確な病名がつかないものの、普段の元気な活動が困難になる状態を含み、心身のストレスや生活習慣の乱れ、ホルモンバランスの変化などが要因となって現れることが多いとされています。

厚生労働省の患者調査によれば、発熱を主訴に外来受診する人は年間約2,000万人と推計されています。人口の約16％が何らかの形で発熱を経験し、内科・呼吸器科を中心に多くの受診が報告されており、現代社会における重要な健康問題となっています。

長引く発熱を放置すると脱水や筋力低下が進み、日常動作が困難になります。まず免疫力が低下し、風邪や感染症にかかりやすくなります。慢性的な疲労感や集中力の低下により、仕事や学業の効率が著しく低下し、頻繁な欠勤や遅刻が増えて社会生活の継続が困難になる可能性があります。また、睡眠障害や食欲不振が悪化し、うつ病や不安症などの精神的な疾患を併発するリスクが高まります。さらに免疫機能が過剰に働き続けると自己免疫疾患を引き起こすリスクもあり、最悪の場合、敗血症や多臓器不全に至る恐れがあります。

発熱の原因

開院以来、当院には発熱でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや臨床実績から言えることは、発熱の原因はひとつではなく、複数の原因から起こるということです。

発熱の原因として次のものが挙げられます。

発熱は複数の原因が絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、体温調節機能の異常や免疫系の過剰反応などが発生し、持続的な発熱が発症します。風邪やインフルエンザ、COVID-19などのウイルス感染から、扁桃炎や肺炎、尿路感染症などの細菌感染まで多岐にわたり、ストレスや不規則な生活により自律神経のバランスが崩れることも大きな要因となります。

一人ひとりの原因が違うからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。発熱なら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

発熱への対応として、次のようなものが一般的です。

解熱剤投与

NSAIDsなどで一時的に体温を下げ、症状の緩和を図ります。しかし根本原因を治療せず、長期使用で肝腎機能に負担をかけます。対症療法が中心となるため症状の再発が多く、薬の効果が切れると症状が戻ることがあります。

点滴治療

脱水予防と症状軽減のための輸液管理を行います。しかし通院回数や入院期間が増え、日常生活への制約が大きくなります。効果は一時的で根本的な解決にはつながりません。

精密検査

血液検査や画像診断で原因疾患の特定を試みます。しかし身体的・経済的負担が高く、検査で原因が見つからないことも多くあります。検査を繰り返すストレスで症状が悪化する場合もあります。

発熱を改善するために

まずはあなたの発熱の原因について、検査を通じて明らかにします。原因をぼんやり捉えたまま治療を進めては、一時的な改善はあったとしても、根本的な改善にはつながらないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、発熱の原因を見つけ出します。検査結果を分かりやすく説明し、あなたの健康目標を達成するために、ケア計画を立てて、施術を進めていきます。

当院の特徴

カイロプラクティック大学を卒業している院長の佃隆、又は副院長の佃美香が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

発熱と大きく関わっている箇所を詳細に分析します。首や背骨の可動域検査、全身の姿勢分析、筋肉や神経の状態、自律神経の働き、体温調節機能の状態をチェックするなどの検査をします。必要に応じてレントゲン画像を確認して精度を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、内科や総合病院での治療で効果を感じなかった方も諦めずにご相談ください。

発熱のQ＆A

発熱は自然に治りますか？

発熱は自然に治ることもありますが、3日以上続く場合は原因疾患の有無を専門医に確認することが重要です。免疫反応としての正常な発熱もありますが、長期間続く場合は何らかの異常が考えられます。

発熱中にしてはいけないことは？

熱がある日は激しい運動や長時間の入浴を避け、体力温存を優先してください。また、自己判断での薬の多用は避け、適切な水分補給と安静を心がけることが大切です。

熱が一時的に下がっても安心できますか？

一時的に熱が下がっても、再発リスクがあるため無理は禁物です。解熱剤の効果で一時的に下がっているだけの可能性があり、根本的な改善ではない場合があります。

何科を受診すべきでしょうか？

原因不明の発熱では内科を受診し、必要なら感染症内科やリウマチ科を紹介してもらいましょう。症状に応じて適切な専門科への紹介を受けることが重要です。

１日のうちで熱が高くなる時間帯はありますか？

熱は夕方から夜間に上がりやすい傾向がありますので、日中との温度差に注意してください。体のリズムとして午後から夜にかけて体温が上昇するのは自然な現象です。

解熱剤は毎日飲んでも大丈夫？

解熱剤は連続服用で肝腎機能への負担が増すため、医師の指示に従ってください。長期間の服用は副作用のリスクが高まるため注意が必要です。

発熱で悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

全身の姿勢と各部位の筋肉や神経の検査を行う当院のカイロプラクティックと発熱は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

発熱は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。