じんましん

じんましんとは

じんましんとは、皮膚の一部が突然に蚊に刺されたように赤くくっきりと盛り上がり、強いかゆみを伴いながら、数十分から24時間以内に跡形もなく消えてしまう皮膚の病気です。症状が6週間以内に治まるものを急性じんましん、6週間以上続くものを慢性じんましんと呼びます。医学的には「蕁麻疹」と表記され、皮膚内のヒスタミンなどの化学物質が放出されることで症状が現れると考えられています。

厚生労働省の調査によると、じんましんは日本人の約15-20％が一生のうちに一度は経験するとされ、特に成人の慢性じんましんは人口の約0.5-1％に影響を与えている一般的な皮膚疾患です。推定患者数は数百万人に及び、現代社会における重要な健康問題となっています。

じんましんを適切に治療せずに放置すると、急性から慢性へと移行してしまうリスクが高まります。慢性化すると、温度差や圧迫などの物理的刺激にも反応してじんましんが出現するようになり、身体が忘れてくれるまでに長期間を要します。最悪の場合、年余にわたって複数の抗ヒスタミン薬を飲み続ける必要が生じ、日常生活の質が大幅に低下する可能性があります。また、重篤なアレルギー反応であるアナフィラキシーに進行する場合もあり、呼吸困難や血圧低下など生命に関わる症状を引き起こすこともあります。

じんましんの原因

開院以来、当院にはじんましんでお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや臨床実績から言えることは、じんましんの原因はひとつではなく、複数の原因から起こるということです。

じんましんの原因として次のものが挙げられます。

じんましんは複数の原因が絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、免疫系の過剰反応や自律神経の乱れなどが発生し、じんましんが発症します。ストレスや疲労により自律神経のバランスが崩れ、免疫機能に影響することで症状が現れやすくなることも大きな要因となります。

一人ひとりの原因が違うからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。じんましんなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

じんましんへの対応として、次のようなものが一般的です。

抗ヒスタミン薬の内服

第二世代抗ヒスタミン薬を中心とした内服治療により、ヒスタミン反応を抑制します。しかし症状を抑えるだけの対症療法であり、根本的な体質改善には至りません。また、慢性化した場合は長期間の服薬が必要となり、眠気や口の渇きなどの副作用が現れることもあります。

外用薬治療

かゆみから皮膚を引っかいてしまう場合に、炎症を抑える外用薬を処方します。しかし一時的な症状緩和効果はありますが、根本的な原因解決にはならず、繰り返し使用する必要があります。

原因除去・回避指導

食物、薬品、物理的刺激など特定できた原因物質の除去や回避を指導します。しかし原因が特定できない特発性じんましんが全体の7-9割を占めるため、実際には原因除去が困難な場合が多くあります。

じんましんを改善するために

まずはあなたのじんましんの原因について、検査を通じて明らかにします。原因をぼんやり捉えたまま治療を進めては、一時的な改善はあったとしても、根本的な改善にはつながらないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、じんましんの原因を見つけ出します。検査結果を分かりやすく説明し、あなたの健康目標を達成するために、ケア計画を立てて、施術を進めていきます。

当院の特徴

カイロプラクティック大学を卒業している院長の佃隆、又は副院長の佃美香が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

じんましんと大きく関わっている箇所を詳細に分析します。背骨の可動域検査、全身の姿勢分析、筋肉や神経の状態、自律神経バランスの評価、日常生活でのどんな姿勢で過ごしている時間が多いかをチェックするなどの検査をします。必要に応じてレントゲン画像を確認して精度を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、皮膚科での治療で効果を感じなかった方も諦めずにご相談ください。

じんましんのQ＆A

じんましんは自然に治りますか？

急性じんましんの多くは自然に治癒しますが、慢性化すると適切な治療と体質改善が必要です。姿勢の歪みが自律神経バランスを乱し、免疫機能に影響することがあります。

じんましんの人がやってはいけないことは？

患部を温めること、激しい運動、アルコール摂取、ストレスの蓄積は症状を悪化させます。また、長時間の不良姿勢は自律神経の働きを妨げ、症状を長引かせる要因となります。

急性じんましんと慢性じんましんの違いは何ですか？

発症から6週間以内が急性、それ以降が慢性です。慢性化の背景には姿勢の歪みによる自律神経の乱れが関与していることが多く、根本的なアプローチが重要になります。

じんましんはかならず痒みを伴いますか？

多くは痒みを伴いますが、チクチクした感じや焼けるような感覚の場合もあります。症状の現れ方は神経系の状態と密接に関係しており、姿勢調整で改善することもあります。

じんましんは完治しますか？

適切な治療と体質改善により完治は可能です。特に姿勢の歪みを整えることで自律神経バランスが改善し、免疫機能の正常化により根本的な解決に導けることが多くあります。

ストレスが原因のじんましんはどう対処すればいいですか？

ストレス管理と併せて、姿勢の歪みを整えることが重要です。正しい姿勢は自律神経を安定させ、ストレス耐性を向上させる効果があります。

じんましんで悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

全身の姿勢と各部位の筋肉や神経の検査を行う当院のカイロプラクティックとじんましんは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

じんましんは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。