ぎっくり背中

ぎっくり背中とは

ぎっくり背中とは、急激に背中に激しい痛みが生じる症状で、正式には「筋・筋膜性疼痛症候群」と呼ばれます。背中の筋肉や筋膜が過度なストレスや急な動作により軽い肉離れのような状態になり、胸の真裏あたりの背部に激痛が生じる症状です。

多くの場合、何気ない日常動作がきっかけで発症し、動作時だけでなく安静時にも痛みを感じることがあります。デスクワーク従事者の増加により背部痛で悩む人は年々増加傾向にあり、特に30代から40代の働き盛りの方に多く見られる症状です。

ぎっくり背中を放置すると、慢性的な背中の痛みが続き、仕事や家事の効率が大幅に低下してしまいます。睡眠の質が悪化し、疲労が蓄積して免疫力が低下する可能性もあります。

痛みをかばう姿勢により、首や腰にも負担がかかり新たな痛みが発生することも少なくありません。背中の筋肉が完全に硬直し、上半身の可動域が著しく制限される場合もあります。

最悪の場合、慢性疼痛症候群に移行し、日常的に強い痛みを感じ続ける状態になってしまいます。精神的なストレスから抑うつ状態になり、社会生活に支障をきたすケースも報告されています。

ぎっくり背中の原因

開院以来、当院にはぎっくり背中でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや臨床実績から言えることは、ぎっくり背中の原因はひとつではなく、複数の原因から起こるということです。

ぎっくり背中の原因として次のものが挙げられます。

ぎっくり背中はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、背中の筋肉・筋膜の急性損傷や脊椎関節の可動域減少などが発生し、ぎっくり背中が発症します。それは人によって違い、単に筋肉をほぐしたり関節の動きを矯正するだけでは、全ての問題は取り切れません。

1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。ぎっくり背中でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

ぎっくり背中への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

痛み止めや湿布が処方され、一時的な痛みの緩和を図ります。しかし痛み止めや湿布は一時的な効果にとどまり、根本的な解決にはなりにくく、長期使用による副作用のリスクもあります。

冷却療法・温熱療法

炎症がある場合は冷却、慢性化した場合は温めることで筋肉の緊張を和らげます。しかし自己判断で行うと症状が悪化する場合があり、適切なタイミングの見極めが困難です。

リハビリテーション・運動療法

軽いストレッチや運動で筋肉の柔軟性を高め、再発防止を図ります。しかし正しく行わないと逆に痛みが強くなることがあり、専門家の指導なしでは効果的な実施が困難です。

注射療法

痛みが強い場合、ステロイド注射やトリガーポイント注射などが行われることがあります。しかし副作用や再発のリスクがあり、頻繁には行えず、根本的な改善には至らないことが多いです。

ぎっくり背中を改善するために

まずはあなたのぎっくり背中の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては一時的に症状は治まったとしても根本改善を見込めないからです。

当院では、5種類の独自検査で症状の原因を探り、豊富な経験を持つ2名のカイロプラクターが多角的な視点で改善事例を比較検討します。最短・最速で改善するための根拠を目に「見える化」し、先を見据えた治療計画に沿って、毎回の治療を進めていきます。

症状の原因が分かれば不安がなくなります。不安がなくなれば、元気で新しいことにチャレンジでき、楽しい毎日を送ることができます。

当院の特徴

施術歴25年以上の院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

ぎっくり背中と大きく関わっている原因を詳細に分析します。姿勢、関節、筋肉、神経、バイタルの5つの視点から現在の状態を可視化し、症状の原因を特定します。

身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。

ぎっくり背中のQ＆A

ぎっくり背中は自然に治りますか？

軽度の場合は2-3週間で自然治癒することもありますが、適切な治療を受けることで回復期間を短縮し、再発リスクを大幅に減らすことができます。

ぎっくり背中の人がやってはいけないことは？

急激な動作や無理なストレッチ、熱いお風呂での長時間入浴は避けてください。また、痛みを我慢して無理に動き続けることは症状を悪化させる可能性があります。

ぎっくり背中とぎっくり腰の違いは何ですか？

発症部位が異なり、ぎっくり背中は胸椎周辺の筋肉や筋膜の損傷、ぎっくり腰は腰椎周辺の問題です。症状や治療アプローチも部位に応じて調整する必要があります。

ぎっくり背中になったら何科を受診すべきですか？

まずは整形外科での診察をお勧めします。骨や神経に異常がないことを確認した上で、根本改善を目指すならカイロプラクティックや整骨院での治療も効果的です。

ぎっくり背中は再発しやすいのですか？

根本原因である姿勢や筋肉の問題を改善しないと再発リスクは高くなります。適切な治療と予防策により再発を防ぐことは十分可能です。

ぎっくり背中の痛みはどのくらい続きますか？

急性期の激痛は通常3-7日程度で軽減しますが、完全な回復には2-4週間程度かかることが一般的です。適切な治療により期間を短縮できます。

ぎっくり背中になった時の正しい応急処置は？

発症直後は患部を冷やし、無理な動作を避けて安静にしてください。痛みが強い場合は市販の痛み止めを服用し、早めに専門家に相談することが重要です。

ぎっくり背中は予防できますか？

日常的なストレッチや適度な運動、正しい姿勢の維持により予防は十分可能です。特にデスクワーク中の姿勢改善と定期的な身体のメンテナンスが効果的です。

ぎっくり背中で仕事を休む必要がありますか？

症状の程度によりますが、激痛がある場合は無理をせず休息を取ることをお勧めします。軽度であれば適切な対処により仕事を続けることも可能です。

ぎっくり背中の時にマッサージを受けても大丈夫ですか？

発症直後の炎症期には強いマッサージは避けるべきです。症状に応じた適切な施術を受けることが重要で、専門家の判断に従うことをお勧めします。

ぎっくり背中で悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

これらの改善により、佐藤健一さんのように薬に頼らず、仕事を続けながら背中の痛みを根本から改善し、以前のように家族との時間を心から楽しめるようになることが期待できます。当院では、あなたの症状に真剣に向き合い、入念に検査を行い、症状の原因を特定します。

そして、あなたの症状が改善するために全力を尽くします。未来の選択肢を狭めないためにも、一人で抱え込まず、私たちにご相談ください。