足の裏がしびれる

足の裏のしびれとは

足の裏のしびれとは、足の裏や足の指にピリピリとした異常な感覚や痛み、感覚の鈍さを感じる症状です。厚い靴下を履いているような感覚や、足の裏に何かが付いているような違和感として現れることが多く見られます。地面との接触感覚が分からなくなったり、時には冷えや焼けつくような痛みを伴うこともあります。この症状は日常生活に大きな支障をきたし、歩行時のバランス感覚にも影響を与える可能性があります。

厚生労働省の国民生活基礎調査によると、手足のしびれを訴える患者は年々増加傾向にあり、特に50歳以上の中高年層で顕著です。足根管症候群や脊柱管狭窄症による足のしびれを含めると、推定で約200万人以上の方が足の裏のしびれに悩んでいると考えられています。特に立ち仕事に従事する方や高齢者において発症率が高くなっています。

足の裏のしびれを放置すると、歩行時のバランス感覚が悪化し、転倒リスクが高まります。感覚が鈍くなることで足の怪我に気づきにくくなり、潰瘍や感染症を引き起こす可能性も出てきます。症状が進行すると筋力低下や歩行困難に至り、最終的には車椅子生活を余儀なくされる場合もあります。日常生活では仕事への集中力低下、運転への不安、睡眠障害なども引き起こします。生活の質が著しく低下し、趣味や社会活動への参加も困難になってしまいます。早期の対処が重要な症状といえるでしょう。

足の裏のしびれの原因

開院以来、当院には足の裏のしびれでお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや臨床実績から言えることは、足の裏のしびれの原因はひとつではなく、複数の原因から起こるということです。

足の裏のしびれの原因として次のものが挙げられます。

足の裏のしびれは複数の原因が絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、神経の圧迫や血流障害、筋肉・筋膜の緊張などが発生し、足の裏のしびれが発症します。それは人によって違い、単に薬物療法や物理療法だけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が違うからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。足の裏のしびれなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

足の裏のしびれへの対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

痛み止めや神経障害性疼痛治療薬、ビタミンB12製剤などを処方して症状の緩和を図ります。しかし長期服用による副作用のリスクがあり、根本的な改善には至らず対症療法に留まることが多いです。

物理療法

電気治療や温熱療法、牽引療法などを行い、血流改善や筋肉の緊張緩和を目指します。しかし一時的な改善は期待できますが、継続的な通院が必要で、効果の持続性に限界があります。

装具療法

足底板やサポーターを使用して足のアーチを支え、神経への圧迫を軽減します。しかし装具に依存してしまい、筋力低下を招く可能性があります。また、根本原因の解決にはなりません。

注射療法

ステロイド注射や神経ブロック注射により、炎症を抑制し痛みを和らげます。しかし効果は一時的で、繰り返し注射が必要になることが多く、感染リスクも伴います。

手術療法

神経の圧迫が強い場合に、圧迫部位を除去したり神経の通り道を広げる手術を行います。しかし手術による合併症のリスクがあり、術後の回復期間も長く、必ずしも症状が完全に改善するとは限りません。

足の裏のしびれを改善するために

まずはあなたの足の裏のしびれの原因について、検査を通じて明らかにします。原因をぼんやり捉えたまま治療を進めては、一時的な改善はあったとしても、根本的な改善にはつながらないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、足の裏のしびれの原因を見つけ出します。検査結果を分かりやすく説明し、あなたの健康目標を達成するために、ケア計画を立てて、施術を進めていきます。

当院の特徴

カイロプラクティック大学を卒業している院長の佃隆、又は副院長の佃美香が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

足の裏のしびれと大きく関わっている箇所を詳細に分析します。首や背骨の可動域検査、全身の姿勢分析、筋肉や神経の状態、日常生活でのどんな姿勢で過ごしている時間が多いかをチェックするなどの検査をします。必要に応じてレントゲン画像を確認して精度を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージ、整骨院での治療で効果を感じなかった方も諦めずにご相談ください。

足の裏のしびれのQ＆A

足の裏のしびれは自然に治りますか？

一時的な圧迫によるしびれは自然回復しますが、慢性的なしびれは根本原因を特定し適切な治療を行わないと改善は困難です。放置すると症状が悪化する可能性もあるため、早期の対処をお勧めします。

足の裏がしびれる人がやってはいけないことは？

長時間の立ちっぱなしや無理な運動は避け、足に負担をかける動作や姿勢を控えることが重要です。また、自己判断でのマッサージや強い刺激は症状を悪化させる可能性があります。

足根管症候群と脊柱管狭窄症の違いは何ですか？

足根管症候群は足首での神経圧迫、脊柱管狭窄症は腰部での神経圧迫が原因で、症状の範囲や特徴が異なります。適切な検査により原因を特定することが重要です。

しびれと痛みの違いは何ですか？

しびれは感覚異常や麻痺感、痛みは組織の損傷や炎症による不快感で、原因や治療アプローチが異なる場合があります。症状の特徴を正確に把握することが治療の第一歩です。

どのくらいの期間で改善が期待できますか？

症状の程度や原因により異なりますが、適切な治療により数週間から数ヶ月で改善が期待できることが多いです。継続的な治療と生活習慣の改善が重要になります。

運動はした方がいいですか？

適度な運動は血流改善に効果的ですが、症状を悪化させる可能性もあるため専門家の指導のもとで行うことが大切です。個人の状態に合わせた運動プログラムが必要です。

マッサージは効果がありますか？

血流改善や筋肉の緊張緩和に一定の効果はありますが、根本原因によっては効果が限定的な場合もあります。症状に応じた適切なアプローチが重要です。

冷やすのと温めるのはどちらがいいですか？

急性期は冷却、慢性期は温熱が基本ですが、症状や原因により適切な方法が異なるため専門家に相談することをお勧めします。

靴選びで注意すべき点はありますか？

足のアーチをサポートし、適切なクッション性があり、足指に余裕のある靴を選ぶことが症状軽減に役立ちます。ヒールの高い靴や窮屈な靴は避けることが大切です。

再発を防ぐ方法はありますか？

根本原因の改善、適切な姿勢の維持、定期的な運動、足のケアを継続することで再発リスクを軽減できます。生活習慣の見直しも重要な要素です。

足の裏のしびれで悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

全身の姿勢と各部位の筋肉や神経の検査を行う当院のカイロプラクティックと足の裏のしびれは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

足の裏のしびれは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。