赤ちゃんの便秘

赤ちゃんの便秘とは

赤ちゃんの便秘とは、普段よりも排便の回数が減り、3日から4日以上うんちが出ない状態を指します。また、定期的に排便があっても便が硬くて出にくい状態も含まれます。赤ちゃんが排便時に苦しそうにしたり、お腹が張って機嫌が悪くなったりする症状も便秘の特徴です。

厚生労働省の調査によると、乳幼児の約10-15%が便秘に悩んでいるとされています。特に離乳食開始時期の生後5-6ヶ月頃に便秘になる赤ちゃんが多く、年間約15万人の赤ちゃんが便秘で小児科を受診していると推定されています。

便秘を放置すると、便が腸内で硬くなり便塞栓という状態になる可能性があります。硬い便により切れ痔を起こし、その痛みから排便を我慢する悪循環に陥ってしまいます。さらに直腸が伸びて便意を感じにくくなり、慢性的な便秘へと進行します。最悪の場合、腸閉塞や栄養不良、成長への悪影響を及ぼす恐れがあります。心理的なトラウマから排便恐怖症になる可能性もあり、将来のトイレトレーニングにも支障をきたすことがあります。

赤ちゃんの便秘の原因

開院以来、当院には赤ちゃんの便秘でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや臨床実績から言えることは、赤ちゃんの便秘の原因はひとつではなく、複数の原因から起こるということです。

赤ちゃんの便秘の原因として次のものが挙げられます。

赤ちゃんの便秘は複数の原因が絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、腸の動きの低下や排便機能の未熟さなどが発生し、便秘が発症します。それは赤ちゃんによって違い、単に薬で便を出したり食事を変えるだけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が違うからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。赤ちゃんの便秘なら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

赤ちゃんの便秘への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

整腸剤や軟便剤を処方し、腸内環境を整えて便を軟らかくします。しかし根本的な解決にならず、薬に依存してしまう可能性があります。また副作用のリスクもあります。

浣腸・坐薬

即効性のある浣腸や坐薬を使用して、溜まった便を排出させます。しかし一時的な効果しかなく、頻繁に使用すると自然な排便機能が低下する恐れがあります。

食事指導

水分摂取量の増加や食物繊維を多く含む食品の摂取を指導します。しかし効果が現れるまで時間がかかり、個人差があるため適切な指導が難しい場合があります。

生活指導

マッサージや運動などの生活習慣改善を指導します。しかし継続的な実践が必要で、忙しい育児の中で続けることが困難な場合があります。

赤ちゃんの便秘を改善するために

まずはあなたの赤ちゃんの便秘の原因について、検査を通じて明らかにします。原因をぼんやり捉えたまま治療を進めては、一時的な改善はあったとしても、根本的な改善にはつながらないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、赤ちゃんの便秘の原因を見つけ出します。検査結果を分かりやすく説明し、あなたの健康目標を達成するために、ケア計画を立てて、施術を進めていきます。

当院の特徴

カイロプラクティック大学を卒業している院長の佃隆、又は副院長の佃美香が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

赤ちゃんの便秘と大きく関わっている箇所を詳細に分析します。背骨や骨盤の可動域検査、全身の姿勢分析、筋肉や神経の状態、お母さんの体調や授乳状況などをチェックします。必要に応じてレントゲン画像を確認して精度を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージ、整骨院での治療で効果を感じなかった方も諦めずにご相談ください。

赤ちゃんの便秘のQ＆A

赤ちゃんの便秘は自然に治りますか？

軽度の便秘は成長とともに自然に改善することもありますが、放置すると慢性化する恐れがあります。早期の適切な対処が重要です。

赤ちゃんの便秘の人がやってはいけないことは？

無理な刺激や市販薬の使用は避けてください。また、水分制限や食事を抜くことも便秘を悪化させる可能性があります。

何日うんちが出なかったら病院に行くべきですか？

3-4日以上出ない場合や、赤ちゃんが苦しそうにしている場合は小児科を受診することをお勧めします。

綿棒刺激は毎日やっても大丈夫ですか？

適切に行えば毎日でも問題ありませんが、頻繁な刺激は避け、自然な排便を促すことを心がけてください。

母乳とミルクで便秘のなりやすさは違いますか？

ミルクの方が消化に時間がかかるため、母乳に比べて便秘になりやすい傾向があります。

離乳食で便秘を予防する方法はありますか？

水分を多く含む野菜や果物を取り入れ、食物繊維のバランスを考えた食事を心がけることが大切です。

赤ちゃんの便秘で悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

全身の姿勢と各部位の筋肉や神経の検査を行う当院のカイロプラクティックと赤ちゃんの便秘は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

赤ちゃんの便秘は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。