花粉症

花粉症とは

花粉症とは、スギやヒノキなどの植物の花粉が原因となって起こるアレルギー性の病気です。花粉が鼻や目の粘膜に付着することで、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどの症状が現れます。主に春に症状が出ることが多く、日本では特にスギ花粉による花粉症が代表的です。

現在日本人の約2人に1人以上が花粉症に悩んでいるとされています。特にスギ花粉症については、全国民の約38.8％、つまり約3人に1人が罹患していると推定されています。この数字は年々増加傾向にあり、過去10年間で約10％ずつ増え続けているという報告もあります。特に20代から40代の働き世代で花粉症の症状が増加傾向にあり、IT関連職種では8割以上の人が花粉症に関する悩みを抱えているという調査結果もあります。この症状により体への負担が大きくなり、様々な身体的不調を引き起こします。

花粉症を放置すると、症状が年々悪化する可能性があります。鼻づまりによる睡眠不足が慢性化し、集中力の低下や疲労感が蓄積されます。また、副鼻腔炎や中耳炎などの合併症を引き起こすリスクも高まります。最悪の場合、アレルギー性喘息に発展したり、他の花粉に対してもアレルギー反応を示すようになり、症状が出る期間が長期化する可能性があります。日常生活や仕事への影響も深刻化し、外出を控えるようになることで生活の質が著しく低下してしまいます。

花粉症の原因

開院以来、当院には花粉症でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや臨床実績から言えることは、花粉症の原因はひとつではなく、複数の原因から起こるということです。

花粉症の原因として次のものが挙げられます。

花粉症は複数の原因が絡み合って引き起こされる症状です。

複数の原因が引き金となり、免疫システムの過剰反応や自律神経の乱れなどが発生し、それが花粉症となります。大気汚染や住環境の変化により、アレルギー反応が起こりやすくなっています。地球温暖化の影響でスギ花粉の飛散量が年々増加し、花粉への曝露量が蓄積されることで、ある日突然症状が現れることもあります。

一人ひとりの原因が違うからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。花粉症なら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

花粉症への対応として、次のようなものが一般的です。

減感作療法

花粉エキスを少量ずつ注射し、体を花粉に慣らしていく根本治療法です。治療期間が2年以上と長く、定期的な通院が必要で、効果が現れるまでに時間がかかります。

レーザー治療

鼻の粘膜をレーザーで焼いて、アレルギー反応を起こしにくくします。効果が一時的で、数年後に再治療が必要になる場合があります。

抗ヒスタミン薬・ステロイド点鼻薬

眠気や倦怠感などの副作用があり、仕事や運転に支障をきたす場合があります。また、根本的な解決にはならず、毎年服用を続ける必要があります。長期使用により鼻の粘膜が薄くなったり、感染症にかかりやすくなるリスクもあります。

花粉症を改善するために

まずはあなたの花粉症の原因について、検査を通じて明らかにします。原因をぼんやり捉えたまま治療を進めては、一時的な改善はあったとしても、根本的な改善にはつながらないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、花粉症の原因を見つけ出します。検査結果を分かりやすく説明し、あなたの健康目標を達成するために、ケア計画を立てて、施術を進めていきます。

当院では花粉症の根本的な改善を目指します。薬による対症療法とは異なり、体の構造と機能を正常化することで、花粉に対する過敏反応を軽減していきます。カイロプラクティックによる施術で自律神経のバランスを整え、免疫システムの正常化を図ります。また、姿勢の改善により呼吸機能を向上させ、鼻づまりや呼吸困難の症状を軽減します。一人ひとりの症状や体質に合わせた個別のアプローチで、薬に頼らない根本的な改善を実現します。

当院の特徴

カイロプラクティック大学を卒業している院長の佃隆、又は副院長の佃美香が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

花粉症と大きく関わっている箇所を詳細に分析します。頸椎・胸椎・腰椎のカーブの形状、背骨全体の可動域検査、全身の姿勢分析、筋肉や神経の状態、自律神経の働きをチェックするなどの検査をします。必要に応じてレントゲン画像を確認して精度を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージ、整骨院での治療で効果を感じなかった方も諦めずにご相談ください。

花粉症のQ＆A

花粉症は自然に治りますか？

花粉症は一度発症すると自然治癒は困難です。しかし、適切な治療や体質改善により症状を大幅に軽減することは可能です。当院では根本的なアプローチで改善を目指します。

花粉症の人がやってはいけないことは？

花粉の多い日の長時間外出、窓の開放、洗濯物の外干し、アルコールの過剰摂取、睡眠不足は症状を悪化させるため避けましょう。規則正しい生活を心がけることが大切です。

花粉症と風邪の違いはどう見分けますか？

花粉症は発熱がなく、目のかゆみを伴い、晴れた日に症状が強くなります。風邪は発熱や喉の痛みがあり、天候に関係なく症状が現れます。

花粉症は遺伝しますか？

遺伝的要因は関係しますが、必ずしも遺伝するわけではありません。両親がアレルギー体質の場合、子供も発症しやすい傾向があります。

大人になってから花粉症になることはありますか？

はい、大人になってから突然発症することがあります。花粉への曝露量が蓄積されることで、ある日突然症状が現れることがあります。

花粉症の症状が出る時期はいつからいつまでですか？

スギ花粉は2月から4月、ヒノキは3月から5月、イネ科は5月から7月、ブタクサは8月から10月頃に飛散し、それぞれの時期に症状が現れます。

花粉症に効果的な食べ物はありますか？

ヨーグルトや発酵食品で腸内環境を整えたり、ポリフェノールを含む食品で抗酸化作用を高めることが症状軽減に役立つとされています。

花粉症の症状を軽くする方法はありますか？

マスクや眼鏡の着用、室内の湿度管理、規則正しい生活、ストレス管理、適度な運動などが症状軽減に効果的です。

花粉症の検査はどこで受けられますか？

耳鼻咽喉科、アレルギー科、内科で血液検査や皮膚テストによるアレルギー検査を受けることができます。

妊娠中でも花粉症の薬は飲めますか？

妊娠中は胎児への影響を考慮し、医師と相談の上で安全性の高い薬を選択する必要があります。自己判断での服薬は避けましょう。

花粉症で悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

全身の姿勢と各部位の筋肉や神経の検査を行う当院のカイロプラクティックと花粉症は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

花粉症は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。