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側弯症は見た目だけじゃない、内臓への影響とは

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こんにちは、三鷹でカイロプラクティックの仕事をしている佃です。最近息切れがしやすくなった、胃もたれや便秘が続いている、そんな体の変化を感じて側弯症と体の内側との関係を調べていた方も多いのではないでしょうか。背骨の曲がりは見た目の問題だと思われがちですが、実は体の内側にまで影響が及ぶことがあります。今日はその仕組みと、今からできる向き合い方についてお話しします。

院長:佃 隆

見た目だけの問題だと思っていたら実は体の内側にまで影響が及んでいた、というご相談は本当に多いです

目次

背骨の曲がりが体の内側に及ぼす仕組み

背骨は体を支える柱であると同時に、肺や心臓、胃や腸のすぐそばを通っている大切な構造物です。ここでは、なぜ背骨のカーブが内側の器官にまで影響を及ぼしてしまうのか、その基本的な仕組みからお伝えしていきます。

胸の中のスペースが狭くなること

背骨が横に曲がると、それに合わせて肋骨の形もねじれるように変形していきます。すると胸の中で肺が広がるためのスペースが狭くなり、深く息を吸うことが難しくなってしまうのです。運動をしたときに息切れを感じやすくなったという方は、この胸郭の変形が関係している可能性があります。背骨のカーブが大きくなるほど、呼吸のしづらさや心臓への負担も比例して増えていく傾向があるということは、ぜひ知っておいてほしい大切なポイントです。

お腹の中の臓器が圧迫されること

背骨のねじれは、胸だけでなくお腹側にも影響を及ぼします。体の中の器官を収める空間そのものが歪んでしまうため、胃や腸が本来あるべき位置からずれてしまい、胃もたれや消化不良、便秘といった不調につながることがあります。中には胃酸が上がってくるような不快感を感じる方もいらっしゃいます。日々のちょっとした不調が、実は背骨の状態と関係していたというケースは決して珍しくありません。

自律神経を介した見えにくい影響もある

内臓への影響というと物理的な圧迫を思い浮かべる方が多いのですが、実はそれだけではありません。背骨の周りには自律神経が張り巡らされており、そのバランスが崩れることで内臓の働きそのものが低下してしまう場合もあります。

自律神経は内臓の働きをコントロールする司令塔のような役割を持っています。背骨のねじれによって神経の通り道に負担がかかると、消化のリズムや血流の巡りにまで影響が及ぶことがあるのです。レントゲンに映る背骨の角度だけを見ていても、この神経を介した不調の背景までは見えてこないという点が、体を丸ごと診ることの大切さにつながっています。原因がはっきりしないまま長く不調を抱えている方は、一度この視点から体を見直してみる価値があるかもしれません。

どのくらいの状態から気をつけるべきか

「自分の背骨の曲がりはどの程度なら心配すべきなのか」という質問をよくいただきます。ここでは目安となる考え方についてお伝えします。

状態の目安体に起こりやすい変化
軽度のカーブ見た目の左右差が中心で内臓への影響は少ない
中等度のカーブ姿勢の崩れに加えて疲れやすさや軽い消化不良が出やすい
高度なカーブ呼吸のしづらさや消化器の不調がはっきり自覚されやすい

もちろん角度だけで一概に判断できるものではありませんが、カーブが大きくなるほど内臓への負担も増えていく傾向があるという点は共通しています。今は軽い不調でも、将来的に負担が積み重なっていく可能性があることを、頭の片隅に置いておいていただきたいと思います。

成長期だけでなく大人になってからも起こりうること

内臓への影響は、成長期のお子さんだけの話ではありません。年齢を重ねる中で背骨のバランスが崩れ、大人になってから、あるいは中高年になってから消化器の不調や息苦しさを感じ始める方もいらっしゃいます。

加齢による筋力の低下や、長年の姿勢のクセが積み重なることで、背骨のカーブが少しずつ強くなっていくケースは珍しくありません。腰やお腹の不調を年齢のせいだと思い込んでしまう方も多いのですが、実は背骨の状態が関係している可能性も十分に考えられます。気になる症状が続く場合は、我慢せずに一度体全体の状態を確認してみることをおすすめします。

体を丸ごと診るということの大切さ

私自身、7歳のときの怪我をきっかけに神経や血流の不調を8年間抱え続けた経験があります。頭痛やめまい、体調不良といった症状に長く悩まされましたが、背骨だけでなく体全体のバランスを整えることで、少しずつ改善へと向かっていきました。この経験があるからこそ、内臓の不調を背骨の一部分だけで判断してしまうことの危うさを強く感じています。

背骨のカーブという数字だけにとらわれず、骨盤や首、肩、股関節までを含めて全身のバランスを確認することが、本当の原因に近づくための第一歩だと私は考えています。息苦しさや消化器の不調に長年悩んでいるのに、原因がわからないまま過ごしている方は決して少なくありません。今感じている不調が背骨と関係しているかどうかを知るだけでも、これからの過ごし方は大きく変わってくるはずです。一人で抱え込まず、まずは体の状態を確認するところから、気軽に相談してみてください。

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院長:佃 隆

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