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デスクワーク中の側弯症を悪化させる3つのNG習慣

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「病院で側弯症と言われたけれど、まだ軽度だから経過観察でいいと言われた」「デスクワークをするようになって、側弯症が進行しないのかな」そんなふうに感じている方も多いのではないでしょうか。でも、経過観察の間も背骨は毎日動き続けています。今日という日に何かできることがあるとしたら、知っておきたいと思いませんか。

院長:佃 隆

私自身も中学生のころ猫背に悩んでいました。そのときカイロプラクティックに出会い、姿勢が変わることで体だけでなく人生そのものが好転した経験があります。だからこそ、成長期のお子さんの背骨に早く向き合うことの大切さを、誰よりも実感しています。この記事が少しでもお役に立てたら嬉しいです

目次

「経過観察」の間も背骨は変化し続けている

整形外科で側弯症と診断されると、コブ角の数値に応じて経過観察、コルセット、手術という段階的な方針が提示されます。医学的に標準的なプロセスではありますが、親御さんに知っておいてほしいことがあります。「経過観察」というのは、積極的に改善を目指す治療ではないということです。背骨は毎日の姿勢や生活習慣の影響を受け続けています。

軽度のうちは痛みが出ることも少ないため、「まだ大丈夫」と感じやすいのは当然です。でも、歯科矯正を考えてみてください。歯並びは痛みがなくても早いうちに矯正しますよね。それは将来の負担を減らすために、今できることをするためです。背骨の矯正も、同じ考え方で成長期に取り組むことが、将来の選択肢を大きく広げることにつながります。

軽度でも進行するリスクをゼロにはできない

側弯症のコブ角が小さいうちは、確かに緊急性が高くない場合も多いです。しかし、成長期は背骨が急速に変化する時期でもあります。デスクワーク、日常の姿勢、荷物の持ち方、スマートフォンの使い方など、日々の積み重ねが歪みを加速させる要因になり得ます。

コブ角が20度を超えるとコルセットが検討され、40〜50度以上になると手術の選択肢が現実的になってきます。数字が小さいうちに対処することで、その後の経過が大きく変わることを、私はこれまでの臨床で何度も目の当たりにしてきました。

「成長が止まれば進行も止まる」は本当か

病院で「身長が止まれば側弯の進行も落ち着く」と説明を受けた方も多いと思います。確かにそのケースも多いですが、当院では20歳を超えてから背骨の角度がじわじわと進んでいると感じて来院される方が後を絶ちません。生活環境の変化、筋力の低下、加齢による椎間板の変性、姿勢への誤った理解など、複数の要素が重なることで成人後も側弯が進行することがあります。

その一つが仕事でデスクワーク職につくことです。あるお子さんは、側弯症の進行がストップしたと思われていたのですが、大学で研究職について、実験やパソコン作業が多く、下を向くことが多く、結果的にコブ角が進行してしまったというケースもあります。

成長が止まったからといって安心せず、日常の姿勢や背骨への負担を減らす取り組みを継続することが大切です。進行する可能性をできる限り減らすお手伝いが、当院の役割のひとつです。

デスクワークが背骨を曲げていく3つのメカニズム

長時間の座り姿勢が続くと、次の3つのメカニズムが連鎖します。

まず、前かがみによる持続的な圧迫です。モニターを覗き込む姿勢が続くと、背骨にかかる圧力は直立時の数倍になります。椎間板が偏って圧迫され、歪みが少しずつ固定されていきます。

次に、片側への荷重の偏りです。キーボードやマウス操作では利き手側に重心がかかりやすく、この非対称な負荷が毎日積み重なることで、背骨の左右差が拡大していきます。

そして、血流の悪化と筋肉の硬直です。同じ姿勢が続くと背骨周辺の血流が滞り、筋肉が硬直します。硬直した筋肉が骨格を引っ張り続け、歪みをさらに固定させる悪循環が生まれます。

特に問題なのは「猫背+骨盤後傾」という姿勢の固定化です。この姿勢が習慣化すると背骨の正常なS字カーブが失われ、重心が左右どちらかに偏り始めます。もともとあった軽度の歪みが少しずつ引っ張られ、知らないうちにコブ角が進んでいた——というケースが実際に多く起こっています。

大人の側弯症が悪化しやすいタイミング

大人になってから急激に悪化することは稀ですが、特定のライフステージで進行しやすい傾向があります。

社会人になってすぐは、学生時代と比べて圧倒的に座る時間が増え、猫背の姿勢が固定化しやすい時期です。30〜40代の中間管理職期は、仕事量の増加・慢性的な運動不足・ストレス性の筋緊張が重なります。50代以降の加齢期は、椎間板の変性と筋力低下により、背骨を支える力が衰え始めます。

当院では、20歳を超えてから「コブ角がじわじわ進んでいる気がする」という感覚を持って来院される方が後を絶ちません。成長が止まったことで安心してしまい、その後のデスクワーク生活の積み重ねで進行してしまうパターンが非常に多いのが実情です。

進行リスクが特に高い5つの条件

次のいずれかに当てはまる場合は注意が必要です。成長期にコブ角が20度後半以上だった方、子どものころに診断されたが経過観察のまま放置していた方、長時間のデスクワーク(1日6時間以上)を継続している方、体幹の筋力が低下している・または運動習慣がない方、足を組む・頬杖をつくなど非対称な姿勢習慣がある方——こうした条件が重なるほど、進行リスクは高まります。

「痛みがない=問題がない」ではありません。背骨の変化は自覚症状が現れるよりずっと前から進行しています。

側弯症の原因は背骨だけではない

レントゲンで背骨の歪みが確認されると、「背骨を何とかしなければ」という発想になりがちです。でも実際には、背骨だけを見ていても根本的な改善には届かないことがほとんどです。背骨は体全体のバランスの中心にあり、骨盤の傾き、股関節の左右差、肩や首の歪み、頭蓋骨のズレまで、あらゆる部位と連動して動いています。

当院では、背骨はもちろん、骨盤、頭、首、肩、股関節を含む全身をカイロプラクティックの手技で整えます。部分的なアプローチではなく、全身のバランスを整えることで、背骨が本来の位置に戻ろうとする力を引き出していきます。これが当院の施術が、単なる「背骨を押す」ものとは異なる理由です。

日常姿勢の管理が施術効果を何倍にも引き上げる

院での施術は、言わば「体をリセットする作業」です。しかし、日常生活の中での姿勢が悪ければ、せっかく整えた背骨はすぐに元の状態に戻ってしまいます。施術と日常姿勢の管理、この両輪があってこそ、持続的な変化が生まれます。

当院では、2冊の書籍にもなった「姿勢の魔法『シャキーン』メソッド」を使い、日常生活でできる姿勢ケアをマンツーマンでお伝えしています。お子さんはもちろん、一緒に来院する親御さんにも学んでいただけるので、家庭の中でサポートしやすくなります。施術と生活習慣の改善が相乗効果を生み、結果として改善のスピードが大きく変わってきます。

今日からできる5つの対策

デスクワーク中の悪化を防ぐためには、完璧な姿勢を維持し続けようとするよりも、こまめに体を動かすことのほうがずっと重要です。

①30分に1回は立ち上がる。 タイマーを活用して立ち上がり、軽く体を動かす習慣をつけましょう。短い休憩は集中力を保つ効果もあり、仕事の効率にもつながります。

②骨盤を立てて深く座る。 椅子の奥まで腰を入れ、骨盤を立てた状態で背もたれに背中をあてます。両足は床に平行にそろえ、まずは足を組む習慣をやめることから始めてみてください。

③モニターを目線の高さに合わせる。 モニター上端が目線と同じ高さになるよう調整します。ノートPCは外付けキーボードと台を使って高さを上げるのが効果的です。頭が前に出るのを防ぎます。

④カバンをリュックに切り替える。 片側にかけるショルダーバッグは左右のバランスを崩す原因になります。荷物を左右均等に分散できるリュックへの切り替えが、背骨の負担を減らします。

⑤マウスを体の正面近くに置く。 マウスを体の真横に置くと肩が不自然に外側に開き、体幹の歪みを生みます。できるだけ体の正面近くに寄せることで、肩周りへの偏った負荷を軽減できます。

装具・手術に頼る前に知っておいてほしいこと

コルセット(装具)は側弯の進行を抑えるために処方されますが、装着することで安心してしまい、装具に体を預けるような姿勢になってしまうケースが少なくありません。装具をしているのに猫背がむしろ進んでしまうというケースも、当院では珍しくありません。装具はあくまでも補助的なツールであり、体幹の筋力や正しい姿勢意識と組み合わせて使うことが重要です。

また、最近ではSNSやYouTubeで側弯症の手術経験者が「手術してもいろんなことができている」と発信するケースが増えています。その発信自体を否定するつもりはありませんが、情報源が偏ると「進行したら手術すればいい」と安易に考えてしまうお子さんも実際にいらっしゃいます。手術には、術後6ヶ月間の体育・スポーツ禁止、10kg以上の荷物を持つことへの制限、コンタクトスポーツが生涯を通じて難しくなるというリスクが伴います。

手術後には受けられないケアがある

手術で背骨を固定するために使用したネジやロッドは、基本的に取り除くことができません。そのため、術後は整体やカイロプラクティックなど、背骨に直接アプローチするケアを受けることが難しくなります。つまり、手術という選択肢を選ぶと、その後の選択肢が大幅に狭まるということです。

コルセットや手術を回避したい方、すでに病院での治療方針が経過観察となっている方にこそ、当院のアプローチが力になれる場面が多くあります。諦める前に、まず一度だけ試してみてほしいのです。

成長期の背骨ケアが、将来の人生の選択肢を増やす

側弯症が改善されると何が変わるか、想像してみてください。背中を気にせず友達と写真を撮れる。好きな洋服を自信を持って着られる。部活動に全力で打ち込める。留学や進学、就職など、人生の岐路で体の問題に足を引っ張られない。こうした当たり前のことが、成長期に背骨ときちんと向き合うことで守られていきます。

勉強、部活、おしゃれ、留学——大学生や専門学校の学生時代にしかできない経験は数えきれないほどあります。背骨の歪みで選択肢が狭まることなく、思い切り青春を楽しんでほしい。そのために、今できることをしてあげたいという親御さんの気持ちに、私たちは全力でお応えします。

当院には小学生・中学生・高校生だけでなく、大学生の通院者も多くいます

小児の側弯症だけでなく、大学生や20代~60代の側弯症の方も多く通院されています。小学生、中学生、高校生には、体格や発育状況に合わせたやさしい手技でおこないます。痛みがなくても背骨の矯正を行う必要があるのは、歯科矯正と同じ考え方です。これは進行が止まったと思われる大人も同じことが言えます。問題が大きくなる前に、今できることをする。それが成長期の健康管理において最も重要な選択のひとつです。

また、当院には整形外科医、内科医、産婦人科医、精神科医、救急救命医などの医師をはじめ、看護師、薬剤師、理学療法士、作業療法士、そしてそのご家族も多数通院されています。医療の専門家が家族の健康のために選ぶ院として、信頼をいただいています。

院長自身の経験から生まれたメソッド

私がカイロプラクティックの道に進んだのは、他でもない自分自身の経験からです。中学生のころ、私は猫背に悩んでいました。姿勢が悪いことで自信が持てず、体の不調も続いていた時期がありました。そんなときにカイロプラクティックと出会い、姿勢が変わることで体の状態が変わり、気持ちも変わり、人生そのものが好転していったのです。そして、大学生で更に本格的にカイロプラクティックを受け、眼瞼下垂だった左目が開くようになり、周りの友達から「プチ整形をしたの?」と驚かれたほどでした。

その経験が原点となり、オーストラリア公立マードック大学でカイロプラクティックの学位を取得し、三鷹院を開院。院全体で33年間、のべ33万人以上の臨床実績を積む中で確立してきた姿勢改善メソッドは、書籍「姿勢の魔法『シャキーン』メソッド」として廣済堂出版より2冊出版するに至りました。成長期に背骨と向き合うことの大切さは、私自身の人生がそれを証明しています。

当院の検査について

「カイロプラクティックの対象になるのかどうかわからない」という方も、まずは検査を受けてみてください。当院の検査は、医学的知見に基づいており、アメリカやカナダのカイロプラクティック院でもスタンダードとされる内容です。姿勢、筋肉、神経の状態を多角的に確認し、年代に関わらず、側弯症の根本原因を特定します。

検査結果をもとに、施術の必要性の有無、どのようなアプローチが適しているか、日常生活でできる改善策は何かを丁寧にお伝えします。「まず何が起きているのかを知る」ことが、すべての出発点です。迷ったときはぜひ一度、当院の検査を受けてみてください。

まとめ:一人で悩まないでください

側弯症という問題を前に、「どこに相談すればいいか」「何をすれば正しいのか」が分からず、不安を抱えたまま検索を続けている方がたくさんいます。その気持ちを、私はとても大切に受け取っています。

当院では成人になってから「コブ角がじわじわ進んでいる」と感じて来院される方が後を絶ちません。成長が止まったことで安心してしまい、その後のデスクワーク生活の積み重ねで進行してしまうケースです。痛みがない=問題がない、ではありません。気になる変化があれば、ぜひ早めに一度検査を受けてみてください。一人で抱え込まず、いつでも気軽に声をかけていただければと思います。

特に、コルセットや手術を回避したい方は特に、早い段階でご相談いただくことをおすすめします。あなたのお子さんの背骨の状態、今の生活習慣、これからの目標——その全部を聞いたうえで、一緒に考えさせてください。

一人で抱え込まず、いつでも気軽に声をかけてください。あなたの笑顔と、その先の可能性を一緒に守っていきたいと思っています。

ファミリーカイロプラクティック三鷹院 院長 佃 隆

三鷹にある当院までお越しになられない方へ

遠方にお住まいの方に向けた、ご案内のページを用意しました。当院まで来られないという場合は一度お読みになってみてください。


院長:佃 隆

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