妊婦さんの肩こり・腰痛

妊婦さんの肩こり・腰痛とは

妊婦さんの肩こり・腰痛とは、妊娠によるホルモンバランスの変化、体重増加、姿勢の変化などが原因で起こる肩や腰の痛み・こり・重だるさのことです。妊娠中期から後期にかけて特に症状が現れやすく、お腹が大きくなるにつれて重心が変化し、肩や腰への負担が増加することで発症します。

厚生労働省の調査データによると、妊娠中の女性の約70-80%が腰痛を経験し、産後では約53.5%の女性が肩こりを経験しています。年間約80万人の出産数を考慮すると、約60万人以上の妊婦さんがこれらの症状に悩んでいると推定されます。

妊娠中の肩こり・腰痛を放置すると、痛みが慢性化し産後まで持続する可能性があります。睡眠の質が低下することで疲労が蓄積し、妊娠中のストレスが増加します。また、痛みをかばうことで他の部位に負担がかかり、全身の筋肉バランスが崩れる恐れがあります。最悪の場合、出産時の体力低下や産後の育児に支障をきたし、産後うつのリスクも高まる可能性があります。さらに、姿勢の悪化が定着してしまい、産後も長期間にわたって身体の不調に悩まされることになります。

妊婦さんの肩こり・腰痛の原因

開院以来、当院には妊婦さんの肩こり・腰痛でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや臨床実績から言えることは、妊婦さんの肩こり・腰痛の原因はひとつではなく、複数の原因から起こるということです。

妊婦さんの肩こり・腰痛の原因として次のものが挙げられます。

妊婦さんの肩こり・腰痛は複数の原因が絡み合って引き起こされる症状です。

複数の原因が引き金となり、頸椎・胸椎・腰椎・骨盤の可動域減少や肩・腰部の筋肉・筋膜・皮膚の緊張などが発生し、肩こり・腰痛が発症します。

一人ひとりの原因が違うからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。妊婦さんの肩こり・腰痛なら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

妊婦さんの肩こり・腰痛への対応として、次のようなものが一般的です。

湿布や外用薬

一時的な症状緩和にとどまり、根本的な改善には至りません。また、長期使用による皮膚トラブルの可能性もあります。

安静指導

過度な安静は筋力低下を招き、かえって症状を悪化させる可能性があります。また、妊娠中の適度な運動は必要であり、完全な安静は推奨されません。

軽い運動療法・姿勢指導

自己流で行うと症状を悪化させる恐れがあり、専門的な指導なしでは効果的な運動を継続することが困難です。一時的な改善は期待できますが、根本的な筋肉の緊張や関節の問題は解決されないため、継続的な効果は限定的です。

妊婦さんの肩こり・腰痛を改善するために

まずはあなたの妊婦さんの肩こり・腰痛の原因について、検査を通じて明らかにします。原因をぼんやり捉えたまま治療を進めては、一時的な改善はあったとしても、根本的な改善にはつながらないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、妊婦さんの肩こり・腰痛の原因を見つけ出します。検査結果を分かりやすく説明し、あなたの健康目標を達成するために、ケア計画を立てて、施術を進めていきます。

当院の特徴

カイロプラクティック大学を卒業している院長の佃隆、又は副院長の佃美香が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

妊婦さんの肩こり・腰痛と大きく関わっている箇所を詳細に分析します。腰のカーブの形状、腰含め、背中や首など背骨全体の可動域検査、全身の姿勢分析、筋肉や神経の状態、日常生活でのどんな姿勢で過ごしている時間が多いかをチェックするなどの検査をします。必要に応じてレントゲン画像を確認して精度を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージ、整骨院での治療で効果を感じなかった方も諦めずにご相談ください。

妊婦さんの肩こり・腰痛のQ＆A

妊婦の肩こり・腰痛は自然に治りますか？

多くの場合、出産後に徐々に改善しますが、産後も育児による負担で症状が継続することがあります。適切なケアにより改善を早めることが可能です。

妊娠中の肩こり・腰痛の人がやってはいけないことは？

うつ伏せでの施術、強いマッサージ、激しい運動は避けてください。また、自己判断での薬の服用や長時間同じ姿勢を続けることも控えましょう。

妊娠何ヶ月頃から症状が出始めますか？

個人差がありますが、妊娠中期の4-6ヶ月頃から症状を感じる方が多く、後期になるにつれて症状を訴える方の割合が増加します。

産後はいつ頃症状が改善しますか？

産後2-3ヶ月で改善する方が多いですが、育児による新たな負担で症状が長期化する場合もあります。適切なケアにより改善期間を短縮できます。

妊娠中でも安全にマッサージを受けられますか？

妊婦専門の知識を持つ施術者による適切な手技であれば安全に受けられます。ただし、妊娠初期や切迫流産の既往がある場合は医師に相談が必要です。

痛み止めの薬は赤ちゃんに影響しますか？

妊娠中の薬物使用は胎児への影響が懸念されるため、必ず医師に相談してから使用してください。多くの痛み止めは妊娠中の使用に制限があります。

妊婦さんの肩こり・腰痛で悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

全身の姿勢と各部位の筋肉や神経の検査を行う当院のカイロプラクティックと妊婦さんの肩こり・腰痛は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

妊婦さんの肩こり・腰痛は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。