難聴

難聴とは

難聴とは、音を感じ取る能力が正常よりも低下した状態のことです。音が聞こえにくい、または全く聞こえない状態を指し、日常生活でのコミュニケーションに支障をきたします。軽度から重度まで程度は様々で、片耳だけの場合もあれば両耳に起こる場合もあります。

厚生労働省の調査によると、日本における難聴患者数は約1,430万人と推定されており、これは国民全体の約11.3％にあたります。特に突発性難聴については、2001年の全国疫学調査では年間受療患者数が35,000人と報告されており、過去30年間で患者数は約2倍に増加している状況です。この症状により体への負担が大きくなり、様々な身体的・精神的不調を引き起こします。

難聴を放置すると、まず社会的孤立が進行し、家族や友人との関係が悪化します。職場でのコミュニケーション不全により仕事の効率が低下し、最悪の場合は職を失う可能性もあります。さらに深刻なのは認知機能への影響で、脳への音刺激が減少することで認知症のリスクが高まります。

うつ病や不安障害を併発することも多く、最終的には完全な社会復帰が困難になる可能性があります。早期の対処が重要な症状だからこそ、お一人で悩まずに専門家にご相談いただくことをお勧めします。

難聴の原因

開院以来、当院には難聴でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや臨床実績から言えることは、難聴の原因はひとつではなく、複数の原因から起こるということです。

難聴の原因として次のものが挙げられます。

難聴は複数の原因が絡み合って引き起こされる症状です。

複数の原因が引き金となり、内耳の有毛細胞の損傷や聴覚神経の機能低下などが発生し、それが難聴となります。年齢とともに内耳の有毛細胞が減少し、高音域から徐々に聞こえにくくなったり、長期間の大音量への曝露により内耳の細胞が損傷を受けて聴力が低下することもあります。頸椎の歪みや血流障害、神経系の機能低下が関与している場合も多くあります。

一人ひとりの原因が違うからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。難聴なら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

難聴への対応として、次のようなものが一般的です。

ステロイド治療

効果が期待できる期間が限られており、副作用として血糖値上昇や免疫力低下のリスクがあります。対症療法であり根本治療ではなく、長期使用は推奨されません。

補聴器の装用

装着時の違和感や雑音の増幅により、日常使用が困難な場合があります。また根本的な治療ではなく、装置に依存してしまい自身の聴覚機能向上につながりません。

人工内耳手術・薬物療法

外科手術のリスクがあり、術後も継続的なリハビリテーションが必要です。薬物療法は効果が限定的で、長期服用による副作用の懸念があり、根本的な聴覚機能の問題や神経系の機能低下は解決されません。

難聴を改善するために

まずはあなたの難聴の原因について、検査を通じて明らかにします。原因をぼんやり捉えたまま治療を進めては、一時的な改善はあったとしても、根本的な改善にはつながらないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、難聴の原因を見つけ出します。検査結果を分かりやすく説明し、あなたの健康目標を達成するために、ケア計画を立てて、施術を進めていきます。

当院では、難聴の根本原因を特定するために5種類の独自検査を行います。姿勢、関節、筋肉、神経、バイタルの5つの視点から現在の状態を可視化し、症状の原因を特定します。多くの難聴は、頸椎の歪みや血流障害、神経系の機能低下が関与しています。これらの問題を解決することで、聴覚機能の改善が期待できます。

当院のカイロプラクティック施術は、体に優しく安全な方法で神経系の働きを正常化し、自然治癒力を高めます。薬に頼らない根本的な改善を目指すことができます。

当院の特徴

カイロプラクティック大学を卒業している院長の佃隆、又は副院長の佃美香が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

難聴と大きく関わっている箇所を詳細に分析します。頸椎・胸椎・腰椎のカーブの形状、背骨全体の可動域検査、全身の姿勢分析、筋肉や神経の状態、血流や内耳機能に関わる神経系の働きをチェックするなどの検査をします。必要に応じてレントゲン画像を確認して精度を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージ、整骨院での治療で効果を感じなかった方も諦めずにご相談ください。

難聴のQ＆A

難聴は自然に治りますか？

突発性難聴の場合、発症から48時間以内であれば自然回復の可能性もありますが、多くの場合は適切な治療が必要です。

難聴の人がやってはいけないことは？

大音量での音楽鑑賞や騒音環境への長時間滞在は避け、耳に負担をかける行為は控えることが重要です。

補聴器と人工内耳の違いは何ですか？

補聴器は音を増幅する装置で、人工内耳は聴覚神経に直接電気刺激を与える医療機器です。

難聴は遺伝しますか？

遺伝性難聴は存在しますが、すべての難聴が遺伝するわけではありません。家族歴がある場合は早期検査が推奨されます。

ストレスと難聴に関係はありますか？

ストレスは血流悪化や免疫機能低下を引き起こし、突発性難聴の発症リスクを高める可能性があります。

難聴の予防方法はありますか？

騒音から耳を守り、適度な運動で血流を改善し、ストレス管理を行うことが予防につながります。

片耳だけの難聴でも治療は必要ですか？

片耳難聴でも日常生活に支障をきたす場合があり、早期の治療が聴力回復の可能性を高めます。

難聴と認知症の関係は本当ですか？

聴覚刺激の減少により脳の活動が低下し、認知症のリスクが高まることが研究で明らかになっています。

年齢による難聴は避けられませんか？

完全に避けることは困難ですが、適切なケアにより進行を遅らせることは可能です。

難聴の改善にカイロプラクティックは有効ですか？

専門的な手技により神経系の機能改善や血流促進が可能で、適切な施術者による治療は難聴改善に効果的です。

難聴で悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

全身の姿勢と各部位の筋肉や神経の検査を行う当院のカイロプラクティックと難聴は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

難聴は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。