全身倦怠感

全身倦怠感とは

全身倦怠感とは、十分な休息を取っても回復しない持続的な疲労感や体のだるさのことです。単なる疲れとは異なり、身体的・精神的・認知的な機能低下を伴い、日常生活や社会活動に支障をきたす状態を指します。

体が重く感じる、やる気が出ない、集中力が続かないなど、多面的な症状として現れることが特徴です。厚生労働省の健康実態調査によると、慢性疲労症候群の患者数は全国に8～24万人と推計されており、特に働き盛りの世代に多く見られます。15～65歳の0.1～0.3％が該当するとされており、現代社会において深刻な健康問題となっています。

全身倦怠感を放置すると、仕事や学業のパフォーマンスが著しく低下し、社会復帰が困難になる可能性があります。慢性疲労症候群では患者の約25％が寝たきりもしくはそれに近い重症状態に陥るとされています。

また、精神的な落ち込みやうつ状態を併発し、人間関係や家族関係にも悪影響を及ぼします。集中力の低下により仕事でのミスが増え、職場での評価も下がってしまうことがあります。最悪の場合、完全に社会生活から離脱し、長期間の療養が必要になることもあります。早期の適切な対処が重要です。

全身倦怠感の原因

開院以来、当院には全身倦怠感でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや臨床実績から言えることは、全身倦怠感の原因はひとつではなく、複数の原因から起こるということです。

全身倦怠感の原因として次のものが挙げられます。

全身倦怠感は複数の原因が絡み合って引き起こされる症状です。

複数の原因が引き金となり、自律神経のバランス崩れや免疫システムの異常、エネルギー代謝の低下などが発生し、全身倦怠感が発症します。それは人によって違い、単に薬物療法や生活指導だけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が違うからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。全身倦怠感なら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

全身倦怠感への対応として、次のようなものが一般的です。

血液検査による原因検索

検査で異常が見つからない場合、「異常なし」として具体的な治療方針が立てられず、患者の不安が解消されないことがあります。機能的な問題は血液検査では発見できないことが多く、根本的な解決につながらない場合があります。

薬物療法

根本的な原因解決にはならず、薬の副作用や依存性のリスクがあります。また、効果に個人差が大きく、長期服用が必要になることもあります。対症療法であり、症状の根本改善には限界があります。

生活指導・心理療法

患者自身の強い意志と継続力が必要で、症状が重い場合は実践が困難です。時間とコストがかかり、効果が現れるまでに長期間を要します。また、身体的な原因がある場合は根本的な解決にならない可能性があります。

全身倦怠感を改善するために

まずはあなたの全身倦怠感の原因について、検査を通じて明らかにします。原因をぼんやり捉えたまま治療を進めては、一時的な改善はあったとしても、根本的な改善にはつながらないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、全身倦怠感の原因を見つけ出します。検査結果を分かりやすく説明し、あなたの健康目標を達成するために、ケア計画を立てて、施術を進めていきます。

当院では全身倦怠感の根本的な改善を目指し、5種類の独自検査で症状の原因を特定します。姿勢、関節、筋肉、神経、バイタルの5つの視点から現在の状態を可視化し、一人ひとりに最適な治療計画を立てます。世界基準のカイロプラクティック技術により、自律神経のバランス調整と身体機能の正常化を図ります。

当院の特徴

カイロプラクティック大学を卒業している院長の佃隆、又は副院長の佃美香が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

全身倦怠感と大きく関わっている箇所を詳細に分析します。自律神経の状態、全身の姿勢分析、筋肉や神経の状態、睡眠の質、ストレス状態、栄養状態などの検査をします。必要に応じてレントゲン画像を確認して精度を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージ、整骨院での治療で効果を感じなかった方も諦めずにご相談ください。

全身倦怠感のQ＆A

全身倦怠感は自然に治りますか？

軽度の場合は休息により改善することもありますが、慢性化した倦怠感は適切な治療なしに自然治癒することは困難です。根本原因へのアプローチが重要になります。

全身倦怠感の人がやってはいけないことは？

過度な運動や無理な活動は症状を悪化させる可能性があります。また、アルコールや刺激物の摂取、不規則な生活リズムは避けるべきです。

全身倦怠感と慢性疲労症候群の違いは何ですか？

慢性疲労症候群は6ヶ月以上続く重度の疲労に加え、特定の診断基準を満たす疾患です。全身倦怠感はより広い概念で様々な原因により生じます。

どのくらいの期間続くと病院を受診すべきですか？

2週間以上続く場合や日常生活に支障をきたす場合は早めの受診をお勧めします。特に他の症状を伴う場合は迅速な対応が必要です。

全身倦怠感に効果的な食事や栄養素はありますか？

鉄分、ビタミンB群、ビタミンD、マグネシウムなどが重要です。バランスの取れた食事と規則正しい食事時間が症状改善に役立ちます。

ストレスと全身倦怠感の関係はどの程度ありますか？

ストレスは自律神経やホルモンバランスに大きく影響し、全身倦怠感の主要な原因の一つです。ストレス管理は症状改善に不可欠です。

運動は全身倦怠感に良いのか悪いのかどちらですか？

適度な運動は血流改善や自律神経調整に効果的ですが、過度な運動は症状を悪化させます。個人の状態に応じた運動強度の調整が重要です。

全身倦怠感は遺伝しますか？

直接的な遺伝はありませんが、免疫システムや体質的な要因により家族内で類似した症状が見られることがあります。

季節や天候と全身倦怠感の関係はありますか？

気圧の変化や日照時間の減少、湿度の変化などが自律神経に影響し、倦怠感を悪化させることがあります。特に梅雨時期や季節の変わり目に注意が必要です。

全身倦怠感の検査で何が分かりますか？

血液検査により貧血、肝機能、腎機能、甲状腺機能、炎症反応などが分かりますが、慢性疲労症候群など機能的な問題は検査で異常が出ないことも多いです。

全身倦怠感で悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

全身の姿勢と各部位の筋肉や神経の検査を行う当院のカイロプラクティックと全身倦怠感は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

全身倦怠感は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。