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休院日
仕事や家事で毎日忙しいなか、「子どもの側弯症のことをちゃんと知りたい」と自分で調べようとしているあなた、その行動力は本当に素晴らしいと思います。


「背骨が曲がっていると言われたけど、骨盤の歪みとも関係しているの?」「病院では経過観察と言われたけど、このまま様子を見ているだけでいいのかな…」そんな不安を抱えている方はとても多いです。
側弯症と骨盤の歪みは、互いに深く影響し合っています。この記事では、その仕組みから日常生活でできるケア、そして改善に向けた考え方まで、できるだけわかりやすくお伝えしていきます。


私自身、7歳のときに野球のバットが頭に当たる事故をきっかけに頚椎椎間板ヘルニアを発症し、8年間にわたって体の不調と向き合ってきました。中学生でカイロプラクティックに出会い、それが人生を大きく好転させてくれました。背骨や骨盤のゆがみは、その人の生活の質にまで影響する。だから私はこの仕事を選び、姿勢改善メソッドを確立し、2冊の姿勢本を出版するまでになりました。今、子どもの側弯症で悩んでいる親御さんに、全力でお伝えできることをお届けしたいと思います
側弯症とは、正面から見たときに本来まっすぐであるはずの背骨が、左右どちらかに曲がってしまっている状態のことをいいます。単に曲がるだけでなく、同時にねじれも伴うのが大きな特徴です。軽度であれば見た目にわかりにくいこともありますが、肩の高さが左右で違う、ウエストラインが非対称に見える、片方の肩甲骨だけが出っ張っているといった変化として気づくことが多いです。
発症しやすいのは思春期の女性で、特に原因が特定できない「特発性側弯症」が全体の約8割を占めています。成長期に進行しやすいため、早めに気づいて対応することがとても大切です。
側弯症には大きく分けて2つのタイプがあります。ひとつは「特発性(原因不明)」や先天性・神経筋性など、背骨そのものに関わる側弯症です。もうひとつは「機能性側弯症」と呼ばれるもので、姿勢の乱れや骨盤の傾き・ねじれなど、背骨以外の原因から生じる側弯症です。機能性側弯症は、その原因を取り除くことで改善が見込めると考えられています。
ここで大切なのは、側弯症の原因はレントゲンに写っている背骨だけにあるわけではないということです。骨盤のゆがみ、頭や首のバランス、股関節の左右差、全身の筋肉のアンバランスなど、さまざまな要素が複合的に絡み合っています。当院では背骨はもちろん、骨盤・頭・首・肩・股関節を含めた全身を丁寧に検査し、カイロプラクティックの手技で整えていきます。
人間の背骨は、骨盤の上に積み木を積み上げるようにして存在しています。土台となる骨盤が傾いたりねじれたりすると、その上にある背骨のバランスも崩れていきます。これが、骨盤の歪みと側弯症がつながる基本的なメカニズムです。たとえば骨盤が左に傾いていると、体はバランスを保とうとして腰椎から上を反対方向に曲げようとします。その代償として背骨がS字やC字に曲がってくることがあるのです。
骨盤のゆがみは背骨のゆがみを生み出し、背骨のゆがみはさらに骨盤へのストレスを強める。こうした悪循環が体の中で静かに続いていきます。どちらか一方だけを見ていては、本当の意味での改善にはなかなかたどり着けません。
骨盤が歪むと、周囲の筋肉にも左右差が生じてきます。片側の筋肉が過緊張し、反対側が弱くなるという状態が続くと、背骨を支えるバランスが崩れていきます。特に股関節まわりの筋肉や腸腰筋、腰方形筋などが硬くなると、骨盤の傾きが固定化されやすくなります。
成長期の子どもは骨格がまだ柔軟な分、こうした筋肉のアンバランスが骨格の変化に直結しやすいという特徴があります。だからこそ、早い段階での気づきと対応がとても重要なのです。
病院で側弯症と診断されると、軽度の場合は「経過観察」と言われることがほとんどです。定期的にレントゲンで角度を確認しながら様子を見る、というやり方です。でも、これは「何もしなくていい」ということではありません。背骨のゆがみが進む前に、今できることをやりたいという方のために、当院はあります。
歯科矯正を思い浮かべてみてください。痛みがなくても、将来の歯並びや噛み合わせの負担を減らすために、今の成長期に矯正をしますよね。背骨の矯正も同じです。痛みがなくても、成長期に背骨のバランスを整えることは、将来の健康への大切な投資です。特に小学生・中学生・高校生の時期は、骨格が変化しやすいゆえに改善の可能性も高い時期です。当院にも多くのお子さんが通院されています。
大人や高齢者の側弯症では、腰痛、背部痛、しびれ、歩きにくさなどの症状が出やすくなります。これは、加齢に伴って椎間板や関節の変性、炎症、神経への影響などが起こりやすくなるためです。一方、成長期の側弯症では、痛みがないまま進行することも少なくありません。研究では、思春期特発性側弯症の子どものうち、背中や腰の痛みを訴える割合は、およそ3割程度と報告されています。
その理由のひとつは、成長期の体には柔軟性があることです。関節、筋肉、靭帯などがまだ比較的やわらかく、背骨に弯曲やねじれが生じても、体がその状態に適応してしまうことがあります。目線を水平に保てていたり、日常生活に大きな支障がなかったりすると、本人が背中の歪みや痛みに気づきにくいのです。
また、成長期の側弯症は、大人や高齢者の側弯症のように、椎間板や関節の変性、炎症が主な痛みの原因になっているとは限りません。そのため、見た目には背骨が大きく曲がっていても、強い痛みを感じないことがあります。つまり、大人や高齢者の側弯症では「症状そのもの」が問題になりやすいのに対し、成長期の側弯症では「痛みがなくても進行するリスク」が大きな問題になります。
ただし、痛みがまったく出ないわけではありません。多少の痛みがあっても、「このくらいは普通」「いつも少し痛いから気にしていない」と本人が受け流してしまうこともあります。子どもは自分の体の違和感を言葉にするのが難しく、他人と痛みを比べる機会も少ないため、周囲が気づくのが遅れることもあります。そのため、痛みの有無だけで側弯症の重症度を判断するのは危険です。痛みがなくても、肩の高さの違い、肩甲骨や肋骨の盛り上がり、腰のくびれの左右差、体の傾きなどが見られる場合は、早めに専門的な評価を受けることが大切です。
「コルセットはできれば避けたい」「手術はしたくない」という方に、ぜひ知っておいてほしいことがあります。コルセットは装着中は進行を抑えるものですが、装具に首をのせてしまうような姿勢になることで、逆に猫背が進行していくケースも少なくありません。装具をつけているからこそ、姿勢への意識が薄れてしまうという問題が起きることもあるのです。
また最近では、SNSやYouTubeで「側弯症の手術をしてもいろんなことができる」という発信が増えています。情報元が偏ってしまうと、「装具はしたくないけど、進行したら手術すればいい」と安易に考えてしまうお子さんも実際にいらっしゃいます。情報の選び方がとても大切だと感じています。手術はもちろん有効な選択肢のひとつですが、それ以外の可能性も十分に探ってほしいのです。
「身長が止まれば側弯症の進行も止まる」とよく言われます。病院での側弯症の治療方針も、成長の終了をひとつの区切りとしていることが多いです。しかし、当院の臨床例では、20歳を超えてから側弯の角度が少しずつ進んでしまったということで来院される方が多くいらっしゃいます。
生活環境の変化、加齢による筋力の低下、間違った姿勢の理解、長時間の同じ姿勢など、複数の要素が重なることで成人以降も側弯が進行することがあります。「治療が終わった」と思ってからも、できる限り進行の可能性を減らすお手伝いをするのが当院の役割のひとつです。
側弯症の改善は、体の健康だけの話ではありません。背骨のバランスが整ってくると、集中力が上がり、勉強がしやすくなります。部活でのパフォーマンスが上がったり、体型を気にせずおしゃれを楽しめるようになったりすることも、生活の質の大きな変化です。留学や進学など、将来の選択肢を思いっきり広げるためにも、成長期の背骨の矯正は健康面での最重要な選択のひとつだと私は考えています。
私自身も中学生のころ猫背に悩んでいましたが、カイロプラクティックに出会ったことで人生が大きく変わりました。あのときの経験があるから、今この仕事を全力でやれています。子どもたちに、学校生活を思いっきり楽しんでほしい。そのためにできることを一緒に考えたいのです。
当院での施術は、丁寧な検査から始まります。姿勢・関節・筋肉・神経・バイタルの5つの視点から状態を数値化し、「見える化」します。この検査はアメリカやカナダのカイロプラクティック院ではスタンダードとされる、医学知識に基づいた包括的な検査です。なんとなく「体が歪んでいますね」と感覚で言うのではなく、データとして現状をお伝えすることを大切にしています。
骨格の矯正だけでなく、2冊の書籍にもなった「姿勢の魔法『シャキーン』メソッド」を使った姿勢ケアをマンツーマンでお伝えし、日常生活の中での取り組みと施術の相乗効果を生み出します。院での施術と、ご自宅でできるケアの両輪で、改善を加速させることができます。
当院には、整形外科医・内科医・産婦人科医・精神科医・救急救命医などの医師の方々、看護師・薬剤師・理学療法士・作業療法士の方々、そしてそのご家族も多数通院されています。医療の専門家から信頼されているという事実が、当院の技術の確かさを物語っています。
院長・副院長ともにオーストラリアの公立カイロプラクティック大学を卒業した、世界基準の技術を持つカイロプラクターです。開院から33年、のべ33万人以上の施術実績のなかには、側弯症で悩まれた多くの方が含まれています。コブ角が17.3度から12.0度へと8か月で5.3度改善した14歳の臨床例もあります(結果には個人差があります)。
側弯症に限らず、産後の骨盤矯正の改善例も豊富にあります。出産後の骨盤のゆがみは、骨盤から上の背骨のバランスにも影響します。姿勢の問題は一生にわたって関わってくるものだからこそ、年齢や症状を問わず、その方に合ったアプローチで体を整えるお手伝いをしています。
側弯症がある方の日常生活では、意識的に避けたほうがよい習慣があります。長時間同じ姿勢を続けること、特に左右非対称な姿勢でのデスクワークやスマートフォン操作は、骨格へのストレスを増やしてしまいます。重いものを片側だけで持ち続ける習慣や、足を組む方向がいつも同じというのも、じわじわと骨格バランスに影響します。
逆に、側弯のある凸側の筋肉を意識して動かすストレッチや、体幹を均等に使うエクササイズは、筋肉のバランスを整えるうえで役立つことがあります。ただし、どんなケアが自分に合っているかは個人差があります。「これをやれば大丈夫」という一般論より、その方の体の状態に合わせたケアが重要です。ぜひ専門家と一緒に確認しながら進めてください。
まず鏡の前に立って、肩の高さが左右で揃っているかを確認してみてください。ウエストのくびれが左右対称かどうかも見てみましょう。床に仰向けに寝て、両足を揃えたときに足の長さが左右で違って見える場合は、骨盤のバランスが崩れているサインかもしれません。前屈みになったときに左右の背中の高さが違う場合は側弯症が疑われます。これらはあくまで目安ですので、気になる方はぜひ一度、正確な検査を受けてみてください。
側弯症という言葉を聞いたとき、「うちの子は大丈夫なのか」「どこに相談すればいいのか」と不安になるのは当然です。情報が多すぎて、何が正しいのか分からなくなることもあります。
私がお伝えしたいのは、「あきらめなくていい」ということです。どの段階の側弯症であっても、その方に合った改善の可能性を一緒に探ることができます。まずは当院で姿勢・筋肉・神経などの包括的な検査を受けてみてください。現状を正確に把握することが、改善への第一歩です。
三鷹駅から徒歩2分、完全予約制で待ち時間なし、最終受付は19時45分、土曜日も開院しています。仕事や家事で忙しい方でも通いやすい環境を整えています。可能であれば病院で撮影したレントゲンのコピーをお持ちいただくと、より詳しく状態を把握したうえで対応することができます。何かご不安なこと、疑問に思うことがあれば、いつでも気軽に相談してください。一緒に、あなたのお子さんの背骨の可能性を見つけていきましょう。


遠方にお住まいの方に向けた、ご案内のページを用意しました。当院まで来られないという場合は一度お読みになってみてください。