QLS症候群

QLS症候群とは

QLS症候群（四辺形間隙症候群）は、肩の奥深くにある四辺形間隙という小さな隙間部分で神経や血管が圧迫されることによって、肩や腕、手にかけての痛みやしびれ、力が入りにくいなどの症状が現れる状態を指します。スポーツや日常動作で肩を繰り返し使う方、また外傷や筋肉の緊張が強い方にも多くみられます。

ひとたび発症すると、腕を動かすたびに痛みや違和感が強くなり、夜間の安眠も妨げられることがあります。症状が重くなる前に、根本的な原因解明と早めのケアがとても大切です。

慢性的な痛みやしびれが広範囲に広がり、日常の動作や睡眠の質が著しく低下します。肩や腕の筋力低下が進み、家事や仕事、趣味の活動にも制限が生じます。悪化した状態を長期間放置すると社会生活や家族との時間も制限され、気分の落ち込みや睡眠障害、さらに閉じこもりの原因となることもあります。

QLS症候群の原因

開院以来、当院にはQLS症候群で悩む多くの方がいらしています。

QLS症候群の原因として次のものが挙げられます。

QLS症候群はこれらの複数の原因が複雑に関わり合って発症するため、個々の検査と根本原因の特定が重要です。

ただ筋肉をほぐすだけや、簡単な矯正施術のみでは十分な改善が見込めません。一人ひとりに合わせて幅広い視点から検査と施術を行うことが、つらい症状軽減の近道になります。

病院やほかの治療院で改善されなかった方も、諦める必要は全くありません。QLS症候群でお困りなら、当院の豊富な施術実績にぜひご相談ください。

病院とはここが違います

QLS症候群への対応として、次のような方法が一般的です。

理学療法

正しいトレーニングや運動の継続が重要ですが、自己流のリハビリは却って症状を悪化させることがあります。専門家のアドバイスのもとで無理なく進める必要があります。

薬物療法

長期服用は消化器症状や内臓への負担、副作用を招く場合があります。鎮痛剤は一時的な緩和のみで根本的な解決にはなりません。

注射療法

ステロイド注射による効果は一時的で、繰り返すほど感染リスクや副作用も増します。慢性的な症状を根本的に治すものではありません。

手術療法

身体への負担が大きく、リハビリや回復に時間がかかります。術後合併症や症状の再発リスクもゼロではありません。

QLS症候群を改善するために

原因を正確に見極めた上で改善に導くことが重要です。当院では初診時に姿勢、筋肉、関節、神経、生活習慣まで細かく可視化し、個々に適したオーダーメイドのアプローチをご提案します。

検査で得られたデータを基に、施術と生活指導を組み合わせたケア計画を立てていきます。症状の背後にある姿勢や身体の使い方にも徹底してアプローチし、快適な生活を取り戻すお手伝いをいたします。

当院の特徴

カイロプラクティック大学卒の院長佃隆・副院長佃美香が、初回から終了まで全て担当しますので安心してご相談いただけます。当院は5種類の独自検査を駆使して根本原因を徹底分析し、個々に合わせたオーダーメイドな施術、セルフケアのアドバイスを実施しています。小さなお子様からご高齢の方まで幅広い年代の方に対応でき、ネット予約や通いやすい立地も好評です。男女2名体制なので同性施術のご希望もご安心ください。

複雑な症状でお悩みの方や、病院・整骨院で効果を感じられなかった方もあきらめずにご相談ください。筋肉や神経、関節、それぞれの状態を多方向から検査し、日常生活や仕事・趣味に合わせた改善策を伴走しながら提案してまいります。

QLS症候群のQ＆A

QLS症候群は自然に治りますか？

初期段階であれば生活改善やセルフケアを行うことで症状が軽減する場合もありますが、長期化した場合は専門的な施術やリハビリが必要です。

QLS症候群の人がやってはいけないことは？

痛みを我慢して無理に動かしたり不自然な姿勢を続けたりすることは悪化の原因です。重い物を持つ、急な動きも控えましょう。

手術が必要になるのはどのような場合ですか？

保存的治療で改善しない・筋力の大幅な低下がある場合に検討されますが、多くは施術やリハビリで改善が期待できます。

痛み止めや湿布は本当に効果がありますか？

痛みや炎症の一時的な軽減にはなりますが、原因そのものの解消にはつながりません。慢性化する前にご相談ください。

QLS症候群は何科を受診すればよいですか？

基本的には整形外科が推奨されますが、神経症状が強い場合やより専門的な施術を求める場合はカイロプラクティックも選択肢となります。

症状の進行を防ぐ方法はありますか？

正しい姿勢の維持、肩や背中のストレッチ、過度な負担を避けることが大切です。適切な習慣と早めのケアが予防につながります。

スポーツを続けることはできますか？

施術やリハビリをきちんと受けることで、多くの場合スポーツや趣味への復帰も可能です。まずは負担の少ない動作から再開しましょう。

なぜ夜間に痛みが強くなるのですか？

夜間は姿勢や血流、痛みに注意が向きやすい時間帯であり、これが痛みの増悪につながります。寝具の見直しも有効です。

運動療法で症状が悪化することはありますか？

自己流の運動や負担の大きいトレーニングは症状を悪化させます。専門家の指導のもとで行うことが重要です。

長期的な見通しはどうなりますか？

早めのケアで多くの場合症状は軽減し、日常生活への復帰が期待できます。慢性化を防ぐためにも早期対応が肝心です。

QLS症候群で悩まれていた方も、当院の施術を受けてこのような変化を実感されています。

症状改善のカギは、原因を明確にし適切な対策を早く始めること。困った時はいつでもご相談ください。

QLS症候群は放置しないことが改善への第一歩です。お一人で悩まずに、早めのケアでより元気な毎日を取り戻しましょう。