強直性脊椎炎

強直性脊椎炎とは

強直性脊椎炎は、主に脊椎や骨盤の関節に炎症が起き、腰や背中の痛みやこわばりが慢性的に生じる病気です。じっとしていると症状が悪化しやすく、朝のこわばりが強いのが特徴です。若年から中年の男性に多く、進行しやすいため早期の対策が必要です。

日本国内の推定患者数は3,200人～3万人とされ、人口の0.02～0.03%程度です。若い世代に発症することが多く、男女比は約3：1です。認知度が低く、診断までに平均9年かかるケースもあります。

放置すると脊椎の硬直や姿勢の変化が進行し、背中が丸まるようになったり柔軟性が失われることもあります。軽い衝撃でも骨折しやすくなり、最悪の場合は歩行や起立などの日常動作にも大きな制約が生じてしまいます。社会的な活動にも影響し、生活の質低下を招くことがあります。

強直性脊椎炎の原因

開院以来、当院には強直性脊椎炎でお困りの方が数多く来院されています。

臨床経験から言えることは、強直性脊椎炎の原因は一つではなく複数の要因が絡み合っているということです。

強直性脊椎炎の原因として次のものが挙げられます。

強直性脊椎炎は複数の原因が絡み合って引き起こされる疾患です。

この複数の要因が引き金となり、症状の現れ方や進行速度も人によって異なります。根本的に改善するためには検査を重視し、痛みだけでなく、再発予防にも目を向けることが重要です。

一人ひとり原因が違うからこそ、改善のためには丁寧な検査が最も大切です。

病院や他の治療院で思うように改善しなくても、あきらめる必要はありません。強直性脊椎炎でお悩みなら、施術と検査の経験が豊富な当院にご相談ください。

病院とはここが違います

病院では主に次のような対応が行われます。

薬物療法

痛み止め、抗炎症薬などの服用により症状を緩和しますが、副作用や長期使用による負担が懸念されます。根本的な改善には至りません。

運動療法

運動習慣を身につけることが推奨されていますが、適切な負荷やフォームが必要で、不適切な運動による悪化も起こりえます。継続のハードルもあります。

生活指導

生活習慣を見直すよう指導されますが、即効性が低く自身の努力に依存しやすい点も課題です。

手術療法

重症の場合に限り手術が選択されますが、術後のリハビリや合併症リスクがあり慎重な判断が必要です。

強直性脊椎炎を改善するために

まずは一人ひとり異なる強直性脊椎炎の原因について、丁寧な検査で特定します。痛みやこわばりだけでなく、再発予防や生活の質向上を目指したケア計画を立てて施術に取り組みます。

当院では5種類の独自検査で、姿勢や関節、筋肉、神経、バイタルの状態まで詳細に可視化。あなたの症状改善を全力でサポートします。検査結果の説明もわかりやすく、ご自身の健康ゴールを実現できるようケア計画を組み立てます。

当院の特徴

カイロプラクティック大学卒の院長・佃隆または副院長・佃美香が初回から完成まで責任を持って担当するので安心です。患者さんごとに異なる原因を5種類の検査で細かく見極め、最短で改善へと導きます。男女2名のカイロプラクター在籍、幅広い年齢層やご要望に応えられる体制を整えています。整体や病院で効果に満足できなかった方も諦めずにご相談ください。

全身の姿勢、可動域、筋肉・神経・バイタル検査や生活スタイルの確認で一人ひとりに合ったアプローチを提案します。レントゲン画像の確認も必要に応じて行い、精度を高めた施術を行います。

ご年齢や既往歴、薬との併用療法にも十分配慮し、負担を最小限にした施術を心がけています。

強直性脊椎炎のQ＆A

強直性脊椎炎は自然に治りますか？

慢性疾患のため自然治癒することはほとんどありません。早期に治療を開始することで進行を防ぐことが可能です。

強直性脊椎炎の人がやってはいけないことは？

長時間同じ姿勢や完全な安静は避けてください。喫煙や不規則な生活も炎症を悪化させます。

強直性脊椎炎の初期症状は何ですか？

腰やお尻の痛み、朝のこわばりが代表的です。安静時に症状が強くなりやすい傾向があります。

強直性脊椎炎は完治しますか？

完治は困難ですが、適切な治療や運動で症状の管理と生活の質向上が期待できます。

どの診療科にかかればよいですか？

整形外科およびリウマチ科の受診が一般的です。必要に応じて他科と連携します。

手術は必須ですか？

症状進行や状態によっては検討されますが、全ての方に必要なわけではありません。

薬はずっと飲み続ける必要がありますか？

多くの場合継続が必要ですが、医師と相談しながら症状や進行度に応じて調整します。

運動はどのくらいすればいいですか？

理学療法士など専門家の指導のもと、無理のない範囲で継続することが勧められます。

なぜ朝に症状が強くなるのですか？

睡眠中は動きが少なくなり炎症性物質が関節に蓄積するため、朝のこわばりが強くなります。

生活習慣で気をつけることは？

適度な運動・禁煙・正しい姿勢・良質な睡眠とストレス管理が重要です。

強直性脊椎炎でお悩みだった方から、当院の施術を受けてこのような変化があったとご報告いただいています。

全身の姿勢と筋肉・神経の状態や生活習慣を多角的に検査し、症状の根本改善に導く当院のカイロプラクティック。劇的な改善を経験された方も多くいらっしゃいます。

強直性脊椎炎は早めに対処するほど、快適な生活へと近づきます。一人で悩まず、お気軽にご相談ください。