寝汗

寝汗とは

寝汗とは、睡眠中に通常よりも多量の汗をかく症状のことです。正常な寝汗は一晩でコップ1杯程度ですが、異常な寝汗の場合はパジャマやシーツが濡れるほどの大量の汗をかき、睡眠の質に影響を与えます。

特に首周りや頭部に集中して汗をかく場合や、室温や寝具に関係なく汗をかく場合は注意が必要です。厚生労働省の国民生活基礎調査によると、睡眠に関する悩みを抱える人は成人の約20％に上ります。その中でも寝汗を含む睡眠時の不快症状に悩む人は推定で約500万人とされています。特に40代から50代の女性に多く見られ、ストレス社会の現代において年々増加傾向にあります。

寝汗を放置すると、慢性的な睡眠不足により免疫力が低下し、風邪をひきやすくなったり体調不良が続きます。また、日中の集中力低下や判断力の鈍化により仕事や日常生活に支障をきたします。

さらに、自律神経の乱れが悪化することで、めまい、動悸、頭痛などの症状が現れます。最終的にはうつ症状や不安障害などの精神的な問題に発展する可能性があります。慢性的な睡眠不足により免疫力低下、うつ症状、不安障害、高血圧、糖尿病などのリスクが高まり、自律神経失調症が進行する恐れもあります。

寝汗の原因

開院以来、当院には寝汗でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや臨床実績から言えることは、寝汗の原因はひとつではなく、複数の原因から起こるということです。

寝汗の原因として次のものが挙げられます。

寝汗は複数の原因が絡み合って引き起こされる症状です。

複数の原因が引き金となり、首の筋肉の緊張や迷走神経・頚神経の圧迫が発生し、寝汗が発症します。ストレスや不規則な生活により自律神経のバランスが崩れ、体温調節機能が正常に働かなくなります。更年期や産後、甲状腺機能の異常などによりホルモン分泌が乱れることも大きな要因です。デスクワークやスマートフォンの使用により首の筋肉が硬くなり、迷走神経や頚神経を圧迫して体温調節に影響します。

一人ひとりの原因が違うからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。寝汗なら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

寝汗への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

根本的な原因解決にならず、薬に依存する可能性があります。また副作用のリスクもあり、効果が一時的な場合が多いです。

生活指導

具体的な改善方法が曖昧で、患者自身での実践が困難な場合があります。また、ストレスの根本的解決には至りません。

検査による原因特定

異常なしと診断されても症状は続き、患者の不安が解消されないことが多くあります。

寝汗を改善するために

まずはあなたの寝汗の原因について、検査を通じて明らかにします。原因をぼんやり捉えたまま治療を進めては、一時的な改善はあったとしても、根本的な改善にはつながらないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、寝汗の原因を見つけ出します。検査結果を分かりやすく説明し、あなたの健康目標を達成するために、ケア計画を立てて、施術を進めていきます。

当院では5種類の独自検査により、寝汗の根本原因を特定します。姿勢、関節、筋肉、神経、バイタルの5つの視点から現在の状態を可視化し、症状の原因を明確にします。首の歪みや筋肉の緊張を改善することで、迷走神経や頚神経の圧迫を解除し、自律神経のバランスを整えます。世界基準のカイロプラクティック技術により、体に優しい施術で根本的な改善を目指します。

当院の特徴

カイロプラクティック大学を卒業している院長の佃隆、又は副院長の佃美香が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では男女のカイロプラクターが在籍しており、同性に相談できる環境を整えています。院長、副院長共にオーストラリアのカイロプラクティック大学を卒業し、30万人以上の施術実績を持ちます。5種類の独自検査で症状の原因を特定し、豊富な経験を持つ2名のカイロプラクターが多角的な視点で改善事例を比較検討します。最短・最速で改善するための根拠を目に見える形で提示し、先を見据えた治療計画に沿って毎回の治療を進めていきます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージ、整骨院での治療で効果を感じなかった方も諦めずにご相談ください。

寝汗のQ＆A

寝汗は自然に治りますか？

一時的なストレスが原因の場合は改善する可能性がありますが、慢性化した自律神経の乱れや構造的な問題が原因の場合は適切な治療が必要です。

寝汗の人がやってはいけないことは？

就寝前のスマートフォン使用、カフェインやアルコールの摂取、激しい運動、熱すぎる入浴は避けるべきです。これらは自律神経を刺激し症状を悪化させます。

首周りだけの寝汗は病気のサインですか？

甲状腺機能亢進症や自律神経の乱れの可能性があります。局所的な寝汗は全身性のものより注意が必要で、専門的な検査や治療が推奨されます。

更年期以外でも寝汗をかくことはありますか？

はい、ストレス、首のコリ、自律神経の乱れなど様々な原因で年齢に関係なく寝汗は起こります。特に現代のライフスタイルでは若い世代でも増加しています。

ストレスが原因の寝汗はどう改善すればいいですか？

ストレス自体の解決と並行して、呼吸法やリラクゼーション、規則正しい生活リズムの確立が重要です。また身体的なアプローチも効果的です。

寝汗と自律神経の関係は？

自律神経は体温調節を司っており、バランスが崩れると発汗のコントロールができなくなります。特に交感神経が優位になると過剰な発汗が起こります。

病院で異常なしと言われたのに寝汗が続くのはなぜ？

器質的な異常がなくても機能的な問題や構造的な歪みが原因の場合があります。特に首の筋肉の緊張による神経圧迫は検査では発見されにくいです。

寝汗を改善する食事や生活習慣はありますか？

規則正しい睡眠、適度な運動、バランスの取れた食事が基本です。特に就寝前の環境作りと首周りの筋肉をほぐすストレッチが効果的です。

カイロプラクティックで寝汗は改善しますか？

首の歪みや筋肉の緊張を改善することで、迷走神経や頚神経の圧迫を解除し、自律神経のバランスを整えることができるため、寝汗の改善が期待できます。

寝汗が続くとどんな病気になる可能性がありますか？

慢性的な睡眠不足により免疫力低下、うつ症状、不安障害、高血圧、糖尿病などのリスクが高まります。また自律神経失調症が進行する可能性もあります。

寝汗で悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

全身の姿勢と各部位の筋肉や神経の検査を行う当院のカイロプラクティックと寝汗は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

寝汗が改善されることで、睡眠の質が向上し、日中のパフォーマンスも大幅に改善されます。仕事での集中力が戻り、趣味や家族との時間を心から楽しめるようになります。自律神経のバランスが整うことで、心身ともに健康な状態を取り戻すことができるのです。

寝汗は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。