突発性難聴

突発性難聴とは

突発性難聴とは、ある日突然、片方の耳が聞こえにくくなる、または全く聞こえなくなる病気です。前日まで何の問題もなかったのに、朝起きたらテレビの音が聞こえない、電話の音が急に聞こえなくなるなど、前触れなく発症します。

厚生労働省により「難病指定」されている治療困難な疾患で、聴力の程度は人によって異なります。完全に聞こえなくなる場合から高音域だけ聞こえなくなる場合まで様々な症状が現れます。年間約75,000人の患者がいると推定されており、年齢や性別を問わず幅広い層で発症が確認されています。

突発性難聴を放置すると、聴力の固定化が進み、治療を行っても難聴が永続的に残る可能性が高まります。発症から1ヶ月以上経過すると聴力回復は困難となり、約50%以上の患者に何らかの難聴が残存します。日常生活では会話の聞き取り困難、音楽鑑賞の楽しみの喪失、職場でのコミュニケーション障害が生じます。社会的孤立感の増大や精神的ストレスも深刻な問題となります。また、頑固な耳鳴りが継続し、睡眠障害や慢性的な疲労感に悩まされることも少なくありません。さらに進行すると、補聴器なしでは日常会話が困難になり、仕事や人間関係に大きな支障をきたす可能性があります。

突発性難聴の原因

開院以来、当院には突発性難聴でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや臨床実績から言えることは、突発性難聴の原因はひとつではなく、複数の原因から起こるということです。

突発性難聴の原因として次のものが挙げられます。

突発性難聴は複数の原因が絡み合って引き起こされる症状です。

複数の原因が引き金となり、内耳の聴覚細胞や神経系の機能低下、血流障害などが発生し、それが突発性難聴となります。

一人ひとりの原因が違うからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。突発性難聴なら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

突発性難聴への対応として、次のようなものが一般的です。

ステロイド治療

長期使用により副作用のリスクがあり、糖尿病悪化、感染症リスク増大、胃潰瘍、骨粗鬆症などの合併症が懸念されます。また、効果には個人差があり完全回復は約3分の1程度に留まります。

血管拡張剤投与

頭痛、めまい、血圧低下などの副作用が生じる場合があり、根本的な原因解決には至らないことが多いです。

高圧酸素療法

治療費が高額で、耳の圧迫感や閉所恐怖症の方には適用困難です。また、効果的な治療期間が限定的で継続的な改善は期待できません。

突発性難聴を改善するために

まずはあなたの突発性難聴の原因について、検査を通じて明らかにします。原因をぼんやり捉えたまま治療を進めては、一時的な改善はあったとしても、根本的な改善にはつながらないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、突発性難聴の原因を見つけ出します。検査結果を分かりやすく説明し、あなたの健康目標を達成するために、ケア計画を立てて、施術を進めていきます。

当院の特徴

カイロプラクティック大学を卒業している院長の佃隆、又は副院長の佃美香が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

突発性難聴と大きく関わっている箇所を詳細に分析します。頸椎や上部胸椎の可動域検査、全身の姿勢分析、筋肉や神経の状態、内耳への血流状況、自律神経のバランスなどの検査をします。必要に応じてレントゲン画像を確認して精度を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージ、整骨院での治療で効果を感じなかった方も諦めずにご相談ください。

突発性難聴のQ＆A

突発性難聴は自然に治りますか？

自然治癒する場合もありますが、発症48時間以内の早期治療開始により回復率は約50%向上します。放置すると聴力固定のリスクが高まるため、早期の専門的対応が重要です。

突発性難聴の人がやってはいけないことは？

大音量での音楽鑑賞、激しい運動、過度なストレス、睡眠不足は避けるべきです。また、耳かきや綿棒での刺激、自己判断での薬物使用も控えることが大切です。

両耳に発症することはありますか？

両耳同時発症は稀ですが、片耳発症後に反対側に発症する可能性は約2-5%程度あります。一側発症の場合も健側の聴力保護に注意が必要です。

再発する可能性はありますか？

基本的に一度限りの疾患とされていますが、稀に再発例も報告されています。メニエール病など他疾患との鑑別が重要で、継続的な経過観察が必要です。

完全に聴力は戻りますか？

約3分の1の患者で完全回復が期待できますが、残り3分の2では何らかの聴力低下が残存します。早期治療開始により回復率の向上が見込まれます。

耳鳴りはいつまで続きますか？

聴力回復とともに改善する場合が多いですが、聴力が固定化した場合は耳鳴りも継続する傾向があります。適切な治療により軽減は可能です。

突発性難聴で悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

全身の姿勢と各部位の筋肉や神経の検査を行う当院のカイロプラクティックと突発性難聴は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

突発性難聴は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。