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特発性側弯症とは?原因不明の背骨の曲がりと向き合う方法

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こんにちは、三鷹院の佃です。今日も朝からお子さまの背中を心配するお母さまとお話ししていました。

学校の検診で「側弯の疑いがあります」と言われて、初めて側弯症という言葉を知った方も多いのではないでしょうか。特に原因がわからないまま背骨が曲がってしまうタイプは特発性側弯症と呼ばれていて、実はこれが側弯症全体の8割近くを占めています。原因不明と言われるほど不安になるものはありませんが、今日はその正体について、できるだけわかりやすくお話ししていきます。

院長:佃 隆

特発性側弯症は珍しい病気ではなく、多くのご家庭が同じ不安を抱えています

目次

特発性側弯症とはどんな状態なのか

まず言葉の意味から整理していきましょう。側弯症は背骨が左右に曲がってしまう状態を指しますが、その原因がはっきり特定できないものを特発性側弯症と呼びます。決して珍しい病気ではなく、側弯症と診断された方の多くがこのタイプに当てはまります。

正常な背骨は正面から見るとまっすぐですが、側弯症になるとS字やC字のようにねじれながら曲がってしまいます。見た目の変化に気づいたご家族が来院されるケースも本当に多いです。

特発性というのは英語のidiopathicを訳した言葉で「なぜ起きているのかわからない」という意味を持っています。そのため病院で検査を受けても「はっきりした原因はわかりません」と言われることが多く、これが保護者の方の不安を大きくしている要因のひとつだと感じています。

思春期の女の子に多いと言われる理由

このセクションでは、なぜ思春期の女の子に発症しやすいのかという疑問について、これまでの臨床経験とデータの両面からお話ししていきます。

特発性側弯症は、思春期の成長期にあたる小学校高学年から中学生の時期に発症しやすく、女子の発症率は男子の5倍から7倍にもなると言われています。成長のスピードが早い時期に、骨と筋肉のバランスが崩れやすいことが関係していると考えられています。

また遺伝的な背景も強く関わっていて、一卵性双生児では同じように側弯が起こる割合が90%を超えるという報告もあります。ご家族に側弯症の方がいる場合は、早めに背中の様子をチェックしてあげてほしいと思います。

とはいえ遺伝だけで説明できるものではなく、ホルモンバランスや姿勢の癖など、複数の要因が絡み合って起きているというのが今のところの共通認識です。

経過観察と言われたときに知っておきたいこと

ここでは、病院で「経過観察」と言われた後、実際にどのような選択肢があるのかを整理していきます。何もしなくていいのか、それとも動くべきなのか、迷っている方はぜひ読んでみてください。

病院では背骨の曲がりの角度、いわゆるコブ角によって対応が変わってきます。おおまかな目安を表にまとめました。

コブ角の目安一般的な対応
20度未満経過観察(定期的なレントゲン確認)
20度から40度装具(コルセット)による進行抑制
40度から50度以上手術による矯正の検討

経過観察と聞くと、何もせずに様子を見るだけという印象を持たれるかもしれません。ただ思春期は骨の成長が続く時期でもあるので、何もせずに待っているだけでは進行を止められないケースがあるというのが正直な実感です。

私自身、これまでたくさんの保護者の方から「このまま何もしないでいいのかな」という声を伺ってきました。その気持ち、本当によくわかります。

手術という選択をする前に考えてほしいこと

このセクションでは、手術に対して不安を感じている方に向けて、事前に知っておいてほしい情報をまとめています。手術を否定するわけではありませんが、慎重な判断のために役立てていただければと思います。

側弯症の手術は、金属のロッドやネジを使って背骨を固定する方法です。効果が期待できる一方で、術後6か月間は体育やスポーツができなかったり、生涯にわたって柔道やラグビーのような体がぶつかるスポーツが難しくなったりする側面もあります。

費用の面でも総額250万円程度かかることが多く、想定していない大きな負担になるご家庭も少なくありません。背骨は身体の要となる部分ですから、選択肢を十分に知った上で判断してほしいというのが専門家としての本音です。

装具や手術だけが道ではないということを、ぜひ知っておいていただきたいと思っています。

カイロプラクティックという選択肢について

ここからは、当院がどのような視点で特発性側弯症に向き合っているのかをお伝えします。手術や装具の前に試せることがある、という点をお伝えできればと思います。

アメリカでは毎年数十万人が側弯症の改善のためにカイロプラクティックを利用しています。ただ日本ではすべての院が対応できるわけではなく、原因を特定できる検査体制と臨床経験が欠かせません。

当院では姿勢、関節、筋肉、神経、バイタルという5つの視点から状態を可視化し、一人ひとりに合わせたケア計画を立てています。これまで33年間で33万人以上の施術に携わってきた経験があるからこそ、軽度・中度・重度、どの段階のご相談にも向き合うことができます。

実際に14歳の男の子で、コブ角が8か月で17.3度から12.0度まで改善した例もあります。もちろん結果には個人差がありますが、経過観察の期間中にできることは決して少なくありません。

一人で抱え込まないでほしいという想い

私自身、子どもの頃に事故で首を痛め、8年間にわたって原因のわからない不調に悩まされた経験があります。だからこそ、原因不明と言われる苦しさは、他人事ではなくよくわかるつもりです。

特発性側弯症は、確かに原因がひとつに特定できるものではありません。しかし、だからといって何もできないわけではないのです。検査によって今のお子さまの状態を丁寧に見極めることで、進行を抑えるためにできることは必ず見えてきます。

経過観察のまま不安を抱えている方も、装具や手術に迷いを感じている方も、まずは一度お話を聞かせてください。あなたやお子さまが、これからの人生の選択肢を狭めることなく、安心して毎日を過ごせるように、私たち夫婦とスタッフ一同で力になりたいと思っています。どうか一人で悩まず、お気軽にご相談ください。

三鷹にある当院までお越しになられない方へ

遠方にお住まいの方に向けた、ご案内のページを用意しました。当院まで来られないという場合は一度お読みになってみてください。


院長:佃 隆

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