のどの渇き

のどの渇きとは

のどの渇きとは、体内の水分バランスが崩れた際に起こる症状で、水を飲みたいという欲求として現れます。通常の水分補給で改善する生理的な現象もあれば、病気や薬の副作用による病的な口渇もあります。単なる水分不足だけでなく、唾液分泌の低下による口の乾燥も含まれ、継続的または異常に強い場合は医学的な注意が必要な症状です。

厚生労働省の調査によると、糖尿病患者数は約328万人で、のどの渇きは糖尿病の代表的な症状の一つです。また、更年期障害によるドライマウスを含めると、50歳以上の女性の約30％が口の渇きを経験しているとされています。薬剤性の口渇を含めると、日本全体で数百万人がのどの渇きに悩んでいると推定されます。

のどの渇きを放置すると、まず口腔内の細菌繁殖により虫歯や歯周病のリスクが高まります。さらに口臭が強くなり、味覚障害も進行する可能性があります。根本的な病気が原因の場合、糖尿病では血管合併症により失明や腎不全、足の切断に至る危険性があります。脱水状態が続けば血液がドロドロになり、脳梗塞や心筋梗塞のリスクも高まります。最悪の場合、生命に関わる重篤な合併症を引き起こす可能性があります。

のどの渇きの原因

開院以来、当院にはのどの渇きでお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや臨床実績から言えることは、のどの渇きの原因はひとつではなく、複数の原因から起こるということです。

のどの渇きの原因として次のものが挙げられます。

のどの渇きは複数の原因が絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、唾液分泌の低下や体内の水分調節機能の異常などが発生し、のどの渇きが発症します。ストレスや不規則な生活により自律神経のバランスが崩れ、水分代謝に対する身体の適応能力が低下することも大きな要因となります。

一人ひとりの原因が違うからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。のどの渇きなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

のどの渇きへの対応として、次のようなものが一般的です。

血液検査・尿検査

血糖値や腎機能を調べ、糖尿病や腎疾患の有無を確認します。しかし検査結果が正常でも症状が続く場合があり、根本原因の特定が困難な場合があります。また、検査だけでは症状の改善に直結しない場合も多くあります。

薬物療法

糖尿病の場合は血糖降下薬やインスリン治療を行います。しかし糖尿病薬は低血糖のリスクがあり、継続的な服薬と定期的な検査が必要になります。また、根本的な改善よりも症状の管理に重点が置かれがちです。

人工唾液・口腔保湿剤

唾液分泌低下に対して人工的に口腔内を潤す製剤を使用します。しかし一時的な症状緩和にとどまり、根本的な改善には至らない場合が多くあります。継続的な使用が必要で、コストもかかります。

生活指導

水分摂取量の調整や食事療法、環境改善の指導を行います。しかし具体的な改善方法が不明確で、患者自身の継続的な努力が必要で、効果が現れるまでに時間がかかります。

薬剤の見直し

副作用として口渇を引き起こす薬剤の変更や減量を検討します。しかし必要な薬剤を中止できない場合があり、代替薬でも同様の副作用が生じる可能性があります。

のどの渇きを改善するために

まずはあなたののどの渇きの原因について、検査を通じて明らかにします。原因をぼんやり捉えたまま治療を進めては、一時的な改善はあったとしても、根本的な改善にはつながらないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、のどの渇きの原因を見つけ出します。検査結果を分かりやすく説明し、あなたの健康目標を達成するために、ケア計画を立てて、施術を進めていきます。

当院の特徴

カイロプラクティック大学を卒業している院長の佃隆、又は副院長の佃美香が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

のどの渇きと大きく関わっている箇所を詳細に分析します。首や背骨の可動域検査、全身の姿勢分析、筋肉や神経の状態、日常生活でのどんな姿勢で過ごしている時間が多いかをチェックするなどの検査をします。必要に応じてレントゲン画像を確認して精度を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージ、整骨院での治療で効果を感じなかった方も諦めずにご相談ください。

のどの渇きのQ＆A

のどの渇きは自然に治りますか？

生理的な原因による一時的な渇きは水分補給で改善しますが、病気や薬剤が原因の場合は適切な治療が必要です。継続的な症状の場合は、根本原因を特定することが重要になります。

のどの渇きがある人がやってはいけないことは？

甘い飲み物での過度な水分補給、カフェインやアルコールの過剰摂取、口呼吸の放置は症状を悪化させる可能性があります。また、自己判断での薬の中断も危険です。

糖尿病以外でものどが渇くことはありますか？

更年期障害、薬剤の副作用、腎疾患、環境的要因など、糖尿病以外にも多くの原因でのどの渇きは生じます。原因を特定するための検査が重要です。

一日にどのくらい水を飲めばいいですか？

健康な成人では飲み物として約1.2リットルが目安ですが、個人差や環境により調整が必要です。症状がある場合は専門家に相談することをお勧めします。

のどの渇きと口の渇きは同じですか？

のどの渇きは水分欲求、口の渇きは唾液分泌低下による乾燥感で、原因や対処法が異なる場合があります。どちらも適切な診断が必要です。

夜中にのどが渇いて起きるのは病気ですか？

口呼吸や室内乾燥が原因の場合もありますが、糖尿病や睡眠時無呼吸症候群の可能性もあるため注意が必要です。継続する場合は検査をお勧めします。

カフェインやアルコールは控えた方がいいですか？

利尿作用により脱水を促進するため、のどの渇きがある時は控えめにすることをお勧めします。水分補給は水やお茶が適しています。

薬の副作用によるのどの渇きは治りますか？

薬剤の変更や減量により改善する場合が多いですが、必要な薬剤の場合は対症療法で症状を和らげます。医師との相談が重要です。

更年期ののどの渇きはいつまで続きますか？

個人差がありますが、ホルモン補充療法や適切なケアにより症状の軽減が期待できます。カイロプラクティックでも改善例があります。

のどの渇きで何科を受診すればいいですか？

まずは内科を受診し、必要に応じて糖尿病内科、腎臓内科、耳鼻咽喉科などの専門科に紹介されます。当院でも相談可能です。

のどの渇きで悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

全身の姿勢と各部位の筋肉や神経の検査を行う当院のカイロプラクティックとのどの渇きは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

のどの渇きは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。