手のむくみ

手のむくみとは

手のむくみとは、手や指に余分な水分がたまり、腫れやだるさを感じる状態を指します。医学的には「浮腫」と呼ばれ、細胞と細胞の間に存在する水分が増えることによって引き起こされる症状です。原因は生活習慣や病気など多岐にわたり、一時的なものから慢性的なものまであります。軽度のむくみから重度のむくみまで程度は様々で、個人差も大きく見られます。

手のむくみに関する正確な統計データは限られていますが、関連する浮腫疾患の患者数から推測することができます。リンパ浮腫患者については、がん治療関連のリンパ浮腫患者が推定15～20万人存在するとされています。むくみは日常的に誰にでも生じる症状であることから、実際の患者数はこれらの数字を大幅に上回ると考えられます。

手のむくみを放置すると、むくみが悪化し、手の動きが制限される可能性があります。痛みやしびれが生じることもあり、日常生活や仕事に支障が出てしまいます。慢性的なむくみは感染症や皮膚炎のリスクを高めることもあります。重症化するとリンパ浮腫や血流障害などの深刻な病気に進行する可能性もあるのです。最悪の場合、手の機能が著しく低下し、生活の質が大幅に損なわれる恐れがあります。早期の対処が重要で、放置は避けるべき症状といえるでしょう。

手のむくみの原因

開院以来、当院には手のむくみでお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや臨床実績から言えることは、手のむくみの原因はひとつではなく、複数の原因から起こるということです。

手のむくみの原因として次のものが挙げられます。

手のむくみはこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、血液循環やリンパの流れの障害、体内の水分バランスの崩れなどが発生し、手のむくみが発症します。それは人によって違い、単に水分を控えたりマッサージをするだけでは、全ての問題は取り切れません。

1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。手のむくみでお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

手のむくみへの対応として、次のようなものが一般的です。

運動療法

筋力強化や血流改善を目的とした運動を行います。しかし継続が必要で、適切な指導がないと効果が出にくく、間違った方法では悪化のリスクもあります。

薬物療法

利尿剤などの薬を用いてむくみを軽減します。しかし副作用のリスクがあり、長期使用は注意が必要で、根本的な解決にはつながりません。

圧迫療法

弾性ストッキングや包帯で圧迫し血流を促進します。しかし装着が不快で続けにくい場合があり、適切なサイズ選択が重要です。

マッサージ療法

リンパの流れを促進する手技療法を行います。しかし専門家による施術が必要で費用がかかることがあり、効果が一時的な場合があります。

生活習慣の改善

塩分制限や適度な運動、姿勢改善を指導します。しかし効果が出るまで時間がかかることが多く、継続が困難な場合があります。

手のむくみを改善するために

まずはあなたの手のむくみの原因について、検査を通じて明らかにします。原因をぼんやり捉えたまま治療を進めては、一時的な改善はあったとしても、根本的な改善にはつながらないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、手のむくみの原因を見つけ出します。検査結果を分かりやすく説明し、あなたの健康目標を達成するために、ケア計画を立てて、施術を進めていきます。

当院の特徴

カイロプラクティック大学を卒業している院長の佃隆、又は副院長の佃美香が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

手のむくみと大きく関わっている箇所を詳細に分析します。首や背骨の可動域検査、全身の姿勢分析、筋肉や神経の状態、日常生活でのどんな姿勢で過ごしている時間が多いかをチェックするなどの検査をします。必要に応じてレントゲン画像を確認して精度を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージ、整骨院での治療で効果を感じなかった方も諦めずにご相談ください。

手のむくみのQ＆A

手のむくみは自然に治りますか？

軽度のむくみは生活習慣の改善で自然に治ることがありますが、長期間続く場合は医療機関の受診をおすすめします。原因によっては専門的な治療が必要な場合もあります。

手のむくみの人がやってはいけないことは？

長時間同じ姿勢を続けることや過剰な塩分摂取は避け、適度な運動を心がけましょう。また、自己判断での薬の服用は控えることが大切です。

手のむくみの原因は何ですか？

塩分過多や血流障害、ホルモンバランスの変化など多岐にわたります。個人の状況に応じた原因の特定が重要で、当院では詳しい検査を行っています。

どの科を受診すればいいですか？

内科や整形外科、場合によってはリンパ浮腫専門の医療機関を受診してください。症状に応じて適切な科を選択することが大切です。

薬や湿布は効果がありますか？

一時的な緩和は期待できますが、根本的な解決にはつながらないことが多いです。原因に対するアプローチが重要で、当院では根本改善を目指しています。

手術は必要ですか？

多くの場合手術は不要ですが、原因によっては検討されることもあります。まずは保存的治療を試すことが一般的で、当院でも手術以外の方法を提案しています。

むくみが悪化したらどうなりますか？

動きにくさや痛みが増し、感染症のリスクも高まります。早めの対処が重要で、放置は避けるべきです。適切な治療により改善が期待できます。

むくみとリンパ浮腫の違いは？

むくみは一時的な水分の滞留ですが、リンパ浮腫はリンパ液の流れの障害による慢性的なむくみです。専門的な検査により区別することができます。

むくみの予防法は？

適度な運動と塩分制限、姿勢の改善が効果的です。日常生活での小さな工夫が大きな効果をもたらし、当院では具体的な指導も行っています。

手のむくみはストレスが原因ですか？

ストレスが直接の原因となることは少ないですが、間接的に影響することはあります。総合的なアプローチが必要で、当院では心身両面からサポートしています。

手のむくみで悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

手のむくみが改善されることで、佐藤美香さんのように以前のように快適に仕事ができるようになり、大好きなヨガも心置きなく楽しめるようになります。台所で手作りの料理を作ることも苦痛ではなくなり、充実した毎日を送ることができるでしょう。

当院では一人ひとりの症状に真剣に向き合い、入念に検査を行い、症状の原因を特定します。そして、あなたの症状が改善するために全力を尽くします。未来の選択肢を狭めないためにも、一人で抱え込まず、私たちにご相談ください。