ものもらい

ものもらいとは

ものもらいとは、まぶたにある脂や汗を出す腺に細菌が感染して起こる急性の化膿性炎症のことです。医学的には「麦粒腫（ばくりゅうしゅ）」と呼ばれ、地域によっては「めばちこ」「めいぼ」などとも呼ばれています。まぶたの一部が赤く腫れ、まばたきをしたり指で押したりすると痛みがあるのが特徴です。

ものもらいは非常に身近な目の病気で、誰でも発症する可能性があります。特に6月から8月の暑い時期に多く発症する傾向があり、これは汗をかきやすくなることで目に細菌が入りやすくなるためです。

ものもらいを放置すると、感染が拡大し症状の悪化を招く恐れがあります。腫れや痛みが治まっても安心はできず、細菌がまだ残っていて再発することも考えられます。悪化すると手術で切開しないと完治できない恐れもあります。最悪の場合、まぶた全体に炎症が広がり、治療が数ヶ月に及ぶこともあります。日常生活に支障をきたし、仕事や人との接触に不安を感じる状況になってしまいます。

ものもらいの原因

開院以来、当院にはものもらいでお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや臨床実績から言えることは、ものもらいの原因はひとつではなく、複数の原因から起こるということです。

ものもらいの原因として次のものが挙げられます。

ものもらいは複数の原因が絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、まぶたの分泌腺の詰まりや細菌感染が発生し、ものもらいが発症します。ストレスや不規則な生活により自律神経のバランスが崩れ、免疫機能が低下することで感染しやすい状態になることも大きな要因となります。

一人ひとりの原因が違うからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

眼科やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。ものもらいなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

ものもらいへの対応として、次のようなものが一般的です。

抗菌薬の点眼治療

細菌感染を抑えるため、抗菌剤が配合された目薬や眼軟膏を使用します。しかし継続的な点眼が必要で、症状改善まで1〜2週間程度かかります。また、市販薬では効果が限定的な場合があり、根本的な体質改善にはならないため、再発を繰り返すリスクがあります。

内服の抗菌薬

症状が重い場合は、抗菌薬を内服して感染を抑える治療を行います。しかし副作用のリスクがあり、胃腸障害などを起こすことがあります。また、根本的な体質改善にはならず、免疫力低下の根本原因にアプローチできていないため、再発の可能性が高いままです。

切開による膿の除去

化膿が進んでいる場合は、切開して膿を出す外科的処置を行います。しかし外科的処置のため痛みを伴い、傷跡が残る可能性があります。また、再発防止にはならず、根本的な原因改善が必要になります。

ものもらいを改善するために

まずはあなたのものもらいの原因について、検査を通じて明らかにします。原因をぼんやり捉えたまま治療を進めては、一時的な改善はあったとしても、根本的な改善にはつながらないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、ものもらいの原因を見つけ出します。検査結果を分かりやすく説明し、あなたの健康目標を達成するために、ケア計画を立てて、施術を進めていきます。

当院の特徴

カイロプラクティック大学を卒業している院長の佃隆、又は副院長の佃美香が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

ものもらいと大きく関わっている箇所を詳細に分析します。首や背骨の可動域検査、全身の姿勢分析、筋肉や神経の状態、自律神経機能、免疫システムの働きをチェックするなどの検査をします。必要に応じてレントゲン画像を確認して精度を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、眼科での治療で効果を感じなかった方も諦めずにご相談ください。

ものもらいのQ＆A

ものもらいは自然に治りますか？

軽度のものもらいは自然に治ることもありますが、放置すると感染が拡大し治療が長期化する可能性があります。早期の適切な治療をお勧めします。

ものもらいの人がやってはいけないことは？

汚れた手で目を触る、濃いアイメイクをする、コンタクトレンズの長時間装用は避けてください。清潔を保つことが最も重要です。

ものもらいは人にうつりますか？

ものもらいは常在菌による感染症のため、他人にうつすことはありません。学校や職場への出席停止も必要ありません。

麦粒腫と霰粒腫の違いは何ですか？

麦粒腫は細菌感染による炎症、霰粒腫は分泌腺の詰まりによるしこりです。治療法が異なるため正確な診断が重要です。

ものもらいが治るまでどのくらいかかりますか？

適切な治療を行えば1〜2週間程度で改善しますが、しこりが残る場合は数ヶ月かかることもあります。

何度も繰り返すのは体質ですか？

免疫力の低下や生活習慣が関係している可能性があります。根本的な体質改善と予防が重要です。

ものもらいで悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

全身の姿勢と各部位の筋肉や神経の検査を行う当院のカイロプラクティックとものもらいは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

ものもらいは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。