口内炎

口内炎とは

口内炎とは、口の中の粘膜（頬の内側、唇の裏、舌、歯ぐきなど）に起こる炎症の総称です。白や黄色の小さな潰瘍として現れることが多く、食事や会話の際に痛みを感じるのが特徴です。一般的には1～2週間程度で自然に治ることが多いものの、繰り返し発症する場合や長期間治らない場合は、専門的な治療が必要になることもあります。

口内炎は非常に身近な症状で、多くの人が一度は経験したことがある疾患です。特に免疫力が低下しやすい状況にある人々に頻発する傾向があり、現代社会における重要な健康問題の一つとなっています。

口内炎を放置すると、炎症が周囲の組織に広がり症状が悪化する可能性があります。患部が細菌やウイルスの侵入経路となって二次感染を引き起こし、歯周病や他の口腔内疾患を誘発するリスクが高まります。また、痛みによって栄養が偏りやすくなり、特に成長期の子供の場合は顎の発育に悪影響を与える可能性もあります。さらに深刻なケースでは、口内炎だと思っていた症状が実は口腔がんやベーチェット病などの重大な疾患の初期症状である場合があり、放置することで診断が遅れる危険性もあります。

口内炎の原因

開院以来、当院には口内炎でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや臨床実績から言えることは、口内炎の原因はひとつではなく、複数の原因から起こるということです。

口内炎の原因として次のものが挙げられます。

口内炎は複数の原因が絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、口腔内の防御機能の低下や粘膜の炎症反応などが発生し、口内炎が発症します。ストレスや疲労により免疫力が低下し、口腔内の細菌バランスが崩れることで炎症が起こりやすくなります。また、姿勢の歪みによる自律神経の乱れも、口内炎の発症や再発に大きく関わっています。

一人ひとりの原因が違うからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。口内炎なら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

口内炎への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物治療

軟膏や内服薬を使用して炎症を抑え、痛みを軽減する治療が行われます。しかし継続的な薬の使用が必要で、根本的な原因の解決には至らず、薬の効果が切れると再発する可能性があります。また、長期使用による副作用のリスクも考慮が必要です。

レーザー治療

口内炎の患部にレーザーを照射して、短期間での治癒を促進する治療法です。しかし治療時に痛みを伴う場合があり、複数回の通院が必要になることもあります。また、根本原因が解決されない限り再発の可能性があります。

生活指導

口腔内を清潔に保つ指導や、栄養バランスの改善、十分な睡眠の確保などの生活習慣の改善指導が行われます。しかし患者自身の意識と継続的な努力が必要で、生活習慣の変更が困難な場合は効果が期待できません。

口内炎を改善するために

まずはあなたの口内炎の原因について、検査を通じて明らかにします。原因をぼんやり捉えたまま治療を進めては、一時的な改善はあったとしても、根本的な改善にはつながらないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、口内炎の原因を見つけ出します。検査結果を分かりやすく説明し、あなたの健康目標を達成するために、ケア計画を立てて、施術を進めていきます。

当院の特徴

カイロプラクティック大学を卒業している院長の佃隆、又は副院長の佃美香が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

口内炎と大きく関わっている箇所を詳細に分析します。首や背骨の可動域検査、全身の姿勢分析、自律神経の状態、ストレス反応、栄養の吸収に関わる内臓機能などの検査をします。必要に応じてレントゲン画像を確認して精度を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、歯科や耳鼻科での治療で効果を感じなかった方も諦めずにご相談ください。

口内炎のQ＆A

口内炎は自然に治りますか？

一般的なアフタ性口内炎は1〜2週間程度で自然治癒することが多いですが、繰り返し発症する場合や長期間治らない場合は根本的な原因の改善が必要です。

口内炎の人がやってはいけないことは？

刺激の強い食べ物や飲み物、アルコール、タバコは避け、患部を舌や指で触ったり、無理に歯ブラシで擦ったりしないことが重要です。

口内炎が繰り返しできるのはなぜですか？

ストレスや栄養不足、免疫力の低下、口腔内の慢性的な刺激など、根本的な原因が解決されていない可能性があります。生活習慣の見直しが必要です。

口内炎と口腔がんの見分け方は？

口内炎は通常1〜2週間で治癒しますが、3週間以上治らない、硬いしこりがある、出血が続く場合は口腔がんの可能性があり、早急な検査が必要です。

口内炎は何科を受診すればよいですか？

歯科・口腔外科での受診をお勧めします。口腔内の専門的な診断と治療が可能で、必要に応じて他の専門科への紹介も行えます。

口内炎ができている時の食事で注意することは？

熱い物、酸っぱい物、辛い物、硬い物は避け、柔らかく刺激の少ない食べ物を選び、よく噛まずに飲み込める食事を心がけてください。

口内炎で悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

全身の姿勢と各部位の筋肉や神経の検査を行う当院のカイロプラクティックと口内炎は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

口内炎は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。