肩こり

肩こりとは

肩こりとは、首から肩、背中の上部にかけての筋肉が緊張し、重だるさや痛み、こわばりを感じる症状です。筋肉の血流が悪くなることで老廃物が蓄積し、不快感や痛みを引き起こします。

厚生労働省の国民生活基礎調査によると、女性では肩こりが自覚症状の第1位となっており、男性でも腰痛に次いで第2位を占めています。全国規模の調査では、日本人の約72.5％が首筋・肩こりを抱えており、特に働き盛りの30～40代では75.3％と高い割合を示しています。これは日本の成人人口に換算すると、約7,000万人以上が肩こりに悩んでいる計算になります。

肩こりを放置すると、筋肉の緊張が慢性化し、頭痛や眼精疲労、めまいなどの症状が現れることがあります。さらに進行すると、頸椎症や胸郭出口症候群などの疾患に発展する可能性があります。最悪の場合、神経の圧迫により手のしびれや筋力低下を引き起こし、日常生活に深刻な支障をきたすことになります。また、慢性的な痛みはストレスや睡眠障害の原因となり、生活の質を大幅に低下させてしまいます。

肩こりの原因

開院以来、当院には肩こりでお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや臨床実績から言えることは、肩こりの原因はひとつではなく、複数の原因から起こるということです。

肩こりの原因として次のものが挙げられます。

肩こりは複数の原因が絡み合って引き起こされる症状です。

複数の原因が引き金となり、頸椎関節の可動域減少や肩部の筋肉・筋膜・皮膚の緊張などが発生し、肩こりが発症します。

一人ひとりの原因が違うからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。肩こりなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

肩こりへの対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

根本的な原因の解決にはならず、薬の効果が切れると症状が再発します。長期使用により副作用のリスクもあります。

物理療法

一時的な症状緩和にとどまることが多く、継続的な通院が必要になります。

運動療法

正しい方法を習得するまでに時間がかかり、間違った方法では症状が悪化する可能性があります。

肩こりを改善するために

まずはあなたの肩こりの原因について、検査を通じて明らかにします。原因をぼんやり捉えたまま治療を進めては、一時的な改善はあったとしても、根本的な改善にはつながらないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、肩こりの原因を見つけ出します。検査結果を分かりやすく説明し、あなたの健康目標を達成するために、ケア計画を立てて、施術を進めていきます。

当院の特徴

カイロプラクティック大学を卒業している院長の佃隆、又は副院長の佃美香が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

肩こりと大きく関わっている箇所を詳細に分析します。首のカーブの形状、首含め、背中や腰など背骨全体の可動域検査、全身の姿勢分析、筋肉や神経の状態、日常生活でのどんな姿勢で過ごしている時間が多いかをチェックするなどの検査をします。必要に応じてレントゲン画像を確認して精度を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージ、整骨院での治療で効果を感じなかった方も諦めずにご相談ください。

肩こりのQ＆A

肩こりは自然に治りますか？

軽度の肩こりは適切な休息により改善することもありますが、慢性化したものは根本原因を解決しない限り自然治癒は困難です。

肩こりの人がやってはいけないことは？

長時間の同一姿勢、重い荷物の片側持ち、急激な首の動き、ストレスの蓄積は症状を悪化させるため避けるべきです。

マッサージと整体の違いは何ですか？

マッサージは筋肉をほぐすことが主目的で、整体は骨格の歪みを整えて根本的な改善を目指すアプローチです。

肩こりに効果的なストレッチはありますか？

首の前後左右への傾斜、肩甲骨を寄せる動作、胸を開くストレッチなどが効果的ですが、正しい方法で行うことが重要です。

肩こりと頭痛の関係は？

首や肩の筋肉の緊張が頭部の血流を悪化させ、緊張型頭痛を引き起こすことがよくあります。

枕の高さは肩こりに影響しますか？

高すぎる枕は首に負担をかけ、低すぎる枕は首のカーブを崩すため、適切な高さと首のカーブを維持するような首に当てるタイプのの枕選びは肩こり予防に重要です。

肩こりで悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

全身の姿勢と各部位の筋肉や神経の検査を行う当院のカイロプラクティックと肩こりは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

肩こりは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。