SLAP損傷

SLAP損傷とは

SLAP損傷は肩関節内にある軟骨組織である上方関節唇が、スポーツや外傷をきっかけに部分的に剥離・断裂した状態です。腕を頭上へ動かす際や投球の動作を繰り返す方のほか、転倒などで肩に衝撃を受けた経験がきっかけとなることが少なくありません。肩の不安定感や痛み、動きにくさを日常生活の様々な場面で感じることがあり、特にスポーツを楽しむ方に多く見られる症状です。

日本では肩のスポーツ障害や外傷として年間数万人が診断されていると推定されており、若年層から中年層の投球や腕を使うスポーツ従事者に多い傾向があります。

日々の痛みが慢性化し、肩を動かす範囲がどんどん狭くなっていきます。筋力が低下することで腕を挙げる動作が困難となり、家事や仕事などの日常生活にも支障をきたすようになることもあります。最悪の場合は肩関節の動きがほとんど失われたり、変形が生じることもあり、外科的治療が避けられなくなることもあります。

SLAP損傷の原因

開院以来、当院にはSLAP損傷で悩む方が多く来院されています。

これまでのカウンセリングや臨床経験から言えることは、SLAP損傷の原因は単一ではなく複数の要因が絡み合って発症するということです。

SLAP損傷の原因として次のものが挙げられます。

SLAP損傷はこうした複数の要因が絡み合い、関節唇に負担が蓄積されることで発症します。

体のバランスや姿勢、筋肉の状態などが重なり合い、症状を引き起こします。単なる肩の使いすぎだけではなく、普段の習慣やスポーツのフォームも重要な要因です。

一人ひとり原因が異なるので、改善には検査が何より大切です。

病院や他院で改善しなかった方も諦める必要はありません。SLAP損傷の根本改善は豊富な施術実績を誇る当院にご相談ください。

病院とはここが違います

SLAP損傷への対応として、次のようなものが一般的です。

安静

完全に動かさない期間が長いと筋力低下や関節が硬くなりやすく、回復が遅れることがあります。

投薬治療

効果は一時的で、長期間の服用で副作用のリスクや根本的な改善にならない場合もあります。

物理療法

症状の一時軽減のみで根本的な治癒には至りません。再発することもあります。

リハビリテーション

継続的な取り組みが必要で、不適切な方法では逆に痛みを悪化させることもあるため注意が必要です。

手術療法

術後に長期リハビリが必要となり、生活やスポーツ復帰に影響が出ることがあります。

SLAP損傷を改善するために

まずはあなたの肩の痛みの原因を検査で明確にすることが何よりも大切です。原因が分からず治療を続けても、一時的な改善はあっても根本的な改善につながりません。

当院は、他に類を見ない独自の検査でSLAP損傷の原因を明確化します。分かりやすくご説明し健康目標に合わせてケア計画をご提案しながら施術を進めていきます。

当院の特徴

カイロプラクティック大学を卒業している院長佃隆、または副院長佃美香が初回から最後まで一貫して責任を持って施術しますのでご安心ください。

SLAP損傷と関係が深い筋肉や関節、姿勢、神経の状態を詳細に分析し、多角的な検査を行います。姿勢や日常動作、スポーツ習慣まできめ細かく評価してから施術計画を立てるため、納得できる根本治療をご提案します。

薬や湿布では改善しなかった方も諦めずにご相談ください。整体やマッサージ、整骨院でも改善しなかった場合にもご対応可能です。

SLAP損傷のQ＆A

SLAP損傷は自然に治りますか？

軽度の損傷は自然治癒することもありますが、多くは適切な治療が必要です。早期対応で悪化を防ぐことが大切です。

痛みがあるときにやってはいけないことは？

肩を無理に動かしたり重い物を持つことは避けましょう。悪化させる可能性があるため注意が必要です。

手術は必ず必要ですか？

保存療法で改善する例が多く、手術は重度や再発例に限定されます。医師と相談して方針を決めましょう。

どの科を受診すればよいですか？

整形外科が基本です。症状や状況によりスポーツ整形外科やリハビリ科も適しています。

リハビリはどのくらい続ける必要がありますか？

個人差はありますが、多くは数か月から半年程度続けることが望ましいです。

スポーツにはいつ復帰できますか？

症状や回復状況をみて段階的に復帰します。専門家の指導のもと、無理せず段階を踏むのがポイントです。

薬や湿布は本当に効果がありますか？

一時的な痛みの緩和は見込めますが、根本的な治療には至りませんので専門的な治療が必要です。

肩の不安定感は改善しますか？

原因を特定し、適切な治療とリハビリを行えば改善が期待できます。場合によっては手術が必要なこともあります。

症状が悪化するとどうなりますか？

肩の可動域が制限され慢性的な痛みや機能障害に移行し、生活の質が大きく低下する危険があります。

SLAP損傷の予防法はありますか？

肩周りの筋力強化や柔軟性の向上、正しい姿勢や運動フォームを心がけることが予防につながります。

SLAP損傷に悩んでいた方も、当院の施術を受けてこのような変化を実感されています。

当院のカイロプラクティックとSLAP損傷は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

SLAP損傷は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩まずぜひご相談ください。