リウマチ

リウマチとは

リウマチとは、関節や筋肉、靭帯、腱などが痛む病気の総称です。変形性関節症、リウマチ性多発筋痛症、痛風、偽痛風など、様々な病気が含まれます。膠原病も関節痛や筋肉痛を伴うことがあり、リウマチ性疾患に含まれます。主に手足の関節で発症し、左右対称に症状が現れることが特徴で、関節だけでなく全身に影響を及ぼす疾患です。

厚生労働省の調査によると、日本におけるリウマチの患者数は約60～100万人とされています。日本国内では60万～100万人前後、35～80代を中心に約0.6～0.8％の有病率です。

例えば、リウマチの一つである関節リウマチを放置すると、関節の炎症が持続し、軟骨や骨の破壊が進行します。指や手首の関節が破壊されて指が短くなったり、関節が脱臼して強く変形することがあります。足の指にも変形が起こり、歩行困難になる可能性があります。

最も深刻なケースでは、首の一番上の部分で背骨が前にずれてしまい、脊髄が圧迫されて手足の麻痺や呼吸困難を引き起こすことがあります。また、貧血や微熱、全身倦怠感などの全身症状も悪化し、日常生活が著しく制限される状態になります。

リウマチの原因

開院以来、当院にはリウマチでお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや臨床実績から言えることは、リウマチの原因はひとつではなく、複数の原因から起こるということです。

リウマチの原因として次のものが挙げられます。

リウマチはこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、関節の滑膜に炎症が起こり、軟骨や骨の破壊が進行します。それは人によって違い、単に薬物治療だけでは、全ての問題は取り切れません。

1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。リウマチでお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

リウマチへの対応として、次のようなものが一般的です。

抗リウマチ薬（メトトレキサートなど）

関節の炎症を抑制し、病気の進行を遅らせる効果があります。しかし免疫抑制により感染症のリスクが高まり、肺疾患や肝臓・腎臓への影響、骨髄機能の抑制などの副作用が生じる可能性があります。定期的な血液検査による監視が必要です。

生物学的製剤

TNFαやIL-6などの炎症性サイトカインを標的とした注射薬で、関節破壊の進行を抑制します。しかし高額な治療費（月額3-4万円程度）がかかり、感染症などの副作用リスクがあります。注射部位の反応や倦怠感などの症状が現れることもあります。

非ステロイド性消炎鎮痛薬（NSAIDs）

痛みや炎症を一時的に和らげる効果があります。しかし胃腸障害や腎機能への影響があり、長期使用により消化性潰瘍のリスクが高まります。

ステロイド薬

強い抗炎症作用により症状を改善しますが、長期使用には注意が必要です。長期使用により骨粗鬆症、糖尿病、感染症への抵抗力低下などの深刻な副作用が生じる可能性があります。

関節内注射

ステロイド薬やヒアルロン酸を直接関節内に注射して炎症を抑えます。しかし一時的な効果しか期待できず、繰り返し注射が必要になることがあります。

手術療法

人工関節置換術や関節形成術により、破壊された関節の機能を回復させます。しかし手術のリスクや入院期間、リハビリテーションの負担があり、人工関節の場合は将来的な再手術の可能性もあります。

リウマチを改善するために

まずはあなたのリウマチの原因について、検査を通じて明らかにします。原因をぼんやり捉えたまま治療を進めては、一時的な改善はあったとしても、根本的な改善にはつながらないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、リウマチの症状の原因を見つけ出します。検査結果を分かりやすく説明し、あなたの健康目標を達成するために、ケア計画を立てて、施術を進めていきます。

当院の特徴

カイロプラクティック大学を卒業している院長の佃隆、又は副院長の佃美香が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

リウマチと大きく関わっている箇所を詳細に分析します。首や背骨の可動域検査、全身の姿勢分析、筋肉や神経の状態、日常生活でのどんな姿勢で過ごしている時間が多いかをチェックするなどの検査をします。必要に応じてレントゲン画像を確認して精度を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージ、整骨院での治療で効果を感じなかった方も諦めずにご相談ください。

リウマチのQ＆A

関節リウマチは自然に治りますか？

関節リウマチは自己免疫疾患のため、自然治癒は期待できません。しかし、適切な治療により炎症を抑え込み、寛解状態を維持することで、健康な人とほぼ変わらない生活を送ることが可能です。

関節リウマチの人がやってはいけないことは？

炎症を起こしている関節に過度な負担をかけることは避けるべきです。重いものを持つ、関節を無理に動かす、喫煙や歯周病の放置などは症状悪化の原因となるため注意が必要です。

関節リウマチは完治しますか？

現在のところ完治させる方法はありませんが、優れた治療薬の登場により、炎症を抑え込んで病気の進行を止める「寛解」状態を達成することが可能になっています。

関節リウマチは遺伝しますか？

関節リウマチは遺伝性疾患ではありません。遺伝的関与はあるとされていますが、環境要因の方が影響力が強く、親がリウマチでも子供が必ず発症するわけではありません。

血液検査でリウマチ因子が陽性だとリウマチですか？

リウマチ因子陽性だけでは関節リウマチの診断にはなりません。健康な人でも約5％が陽性になり、関節炎などの症状と合わせて総合的に診断する必要があります。

関節リウマチと診断されたら妊娠はできませんか？

関節リウマチがあっても妊娠は可能です。ただし、妊娠に影響する薬剤もあるため、妊娠を希望する場合は専門医と相談して治療計画を調整することが重要です。

薬の副作用が心配ですが、治療を続けるべきですか？

薬物治療には副作用のリスクがありますが、定期的な検査により安全性を確認しながら治療を行います。治療を中断すると関節破壊が進行するため、医師と相談しながら継続することが大切です。

関節リウマチの症状はどのように進行しますか？

適切な治療を受けない場合、関節の炎症が持続し、軟骨や骨の破壊が進行します。早期治療により進行を抑制し、寛解状態を維持することで関節破壊を防ぐことができます。

日常生活で気をつけることはありますか？

炎症のある関節への過度な負担を避け、適切な休養と栄養を心がけることが重要です。また、禁煙や歯周病の治療、規則正しい生活習慣を維持することが症状改善に役立ちます。

手のこわばりがあるだけでもリウマチでしょうか？

手のこわばりは関節リウマチの代表的な症状ですが、こわばりだけでは診断できません。多くの場合は腱鞘炎の症状であることが多く、専門医による詳しい検査が必要です。

リウマチで悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

全身の姿勢と各部位の筋肉や神経の検査を行う当院のカイロプラクティックとリウマチは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

リウマチの症状が改善されることで、これまで制限されていた日常生活の動作が楽になり、生活の質が大幅に向上します。痛みから解放されることで、精神的な負担も軽減され、前向きな気持ちで毎日を過ごせるようになるでしょう。

リウマチは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。