むずむず脚症候群

むずむず脚症候群とは

むずむず脚症候群は、主に夕方から夜にかけて脚に「むずむずする」「虫が這っている」「電流が流れる」といった不快な感覚が現れる病気です。脚を動かしたいという強い衝動に駆られるのが特徴的な症状といえます。

じっとしている時に症状が出やすく、脚を動かすと一時的に楽になります。しかし休むとまた症状が戻ってくるため、睡眠が妨げられ日常生活に大きな支障をきたします。

日本人を対象とした調査では、有病率は約1～5%と報告されています。これは日本全体で約200万人から500万人の患者がいることを意味し、そのうち日常生活に支障をきたし治療が必要な人は約200万人と推定されています。

むずむず脚症候群を放置すると、慢性的な睡眠不足により日中の強い眠気が続きます。仕事や学業のパフォーマンスが著しく低下し、集中力の欠如から重大なミスを引き起こす可能性があります。

症状が進行すると日中にも不快感が現れるようになります。会議や授業、映画鑑賞などでじっと座っていることができなくなり、社会生活に深刻な影響を与えます。

最悪の場合、うつ病や不安障害を併発し、社会生活が困難になる可能性があります。また、運転中の居眠りや事故のリスクも高まり、生命に関わる危険な状況を招く恐れがあります。

むずむず脚症候群の原因

開院以来、当院にはむずむず脚症候群でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや臨床実績から言えることは、むずむず脚症候群の原因はひとつではなく、複数の原因から起こるということです。

むずむず脚症候群の原因として次のものが挙げられます。

むずむず脚症候群はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

脳内の神経伝達物質であるドパミンの働きに障害が生じることで、運動制御に異常をきたし不快感が生じると考えられています。鉄はドパミンの合成に必要な物質であり、鉄欠乏性貧血や体内の鉄代謝異常により症状が引き起こされることもあります。

1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。むずむず脚症候群でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

むずむず脚症候群への対応として、次のようなものが一般的です。

ドパミン作動薬

長期服用が必要で、吐き気や眠気などの副作用が現れることがあります。また、薬物依存や耐性の問題も懸念されます。

抗てんかん薬

めまいや眠気、体重増加などの副作用があり、腎機能に影響を与える可能性があります。

鉄剤補充療法

胃腸障害や便秘などの副作用があり、過剰摂取による鉄沈着症のリスクがあります。

生活習慣指導

効果が現れるまでに時間がかかり、継続的な自己管理が必要で、重症例では十分な効果が得られないことがあります。

むずむず脚症候群を改善するために

当院では、むずむず脚症候群の根本的な原因を特定するために、5種類の独自検査を実施しています。姿勢、関節、筋肉、神経、バイタルの5つの視点から現在の状態を可視化し、症状の真の原因を探ります。

検査で原因を特定できなければ、何度も同じ症状を繰り返すことになります。だからこそ当院では、検査を最も重要視しているのです。

症状の原因が分かれば不安がなくなります。不安がなくなれば、元気で新しいことにチャレンジでき、楽しい毎日を送ることができるようになります。

当院の特徴

当院では、オーストラリア公立マードック大学でカイロプラクティックの学位を取得した院長が、25年間で17万人の施術実績を積んできました。世界基準のカイロプラクティックテクニックにより、赤ちゃんからご高齢の方まで安心して受けられる体に優しい施術を提供しています。

男女（夫婦）のカイロプラクターが在籍しているため、同性に相談できるのが大きな強みです。ご希望に応じて担当の変更も可能で、追加料金もありません。

毎年1万人以上が来院する当院だからできる、豊富な経験を持つ2名のカイロプラクターが多角的な視点で改善事例を比較検討し、最短・最速で改善するための根拠を目に「見える化」します。

むずむず脚症候群のQ＆A

むずむず脚症候群は自然に治りますか？

一次性のむずむず脚症候群は慢性疾患であり、自然治癒は期待できません。しかし適切な治療により症状のコントロールは可能です。

むずむず脚症候群の人がやってはいけないことは？

カフェイン、アルコール、ニコチンの摂取は症状を悪化させるため控えてください。また激しい運動も症状を誘発する可能性があります。

この症状は遺伝しますか？

家族内での発症が多く、遺伝的要因が関与していると考えられています。親に症状があると子供も発症しやすい傾向があります。

妊娠中でも治療は受けられますか？

妊娠中は薬物療法に制限がありますが、生活習慣の改善やマッサージなどの非薬物療法で症状の軽減を図ることができます。

薬を飲み続けても大丈夫ですか？

医師の指導のもとで適切に服用すれば、長期間の薬物療法も安全に行えます。定期的な検査で副作用をチェックしながら治療を続けます。

症状が出た時の応急処置はありますか？

脚を動かす、歩き回る、マッサージする、温冷刺激を与えるなどの方法で一時的に症状を軽減できます。

他の病気との関連はありますか？

鉄欠乏性貧血、腎不全、糖尿病、パーキンソン病などの疾患が原因となることがあり、これらの治療も重要です。

完治する可能性はありますか？

一次性の場合は完治は困難ですが、適切な治療により症状を大幅に改善し、日常生活に支障のないレベルまで抑えることが可能です。

むずむず脚症候群で悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

これらの改善により、あなたの生活の質は大幅に向上します。長い間悩まされてきた症状から解放され、本来の活動的な毎日を取り戻すことができるでしょう。

むずむず脚症候群は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。