産後太り

産後太りとは

産後太りとは、妊娠中に増えた体重を出産後も戻しきれずに、体重オーバーの状態が続くことを指します。単純な体重増加だけでなく、妊娠前と比べて体型が変化し、お腹周りや下半身に脂肪がつきやすくなったり、バストのたるみなどの体型変化も含まれます。

厚生労働省の調査によると、出産後の体重変化について約48.2％の女性が「体重は戻ってない＆さらに太った」と回答しており、約半数の産後女性が体重の問題を抱えています。別の調査では、出産後太りを経験した女性は75％に上り、そのうち10キロを超える体重増加を経験した方も3割近くに達しています。

産後太りを放置すると、基礎代謝の低下により更に太りやすい体質が定着してしまいます。骨盤の歪みが固定化され、内臓の位置がずれたままになり、慢性的な下腹部のぽっこりお腹や下半身太りが改善困難になります。また、自己肯定感の低下により産後うつのリスクが高まり、育児や夫婦関係にも悪影響を及ぼす可能性があります。最悪の場合、生活習慣病のリスクが高まり、将来的な健康問題につながる恐れもあります。

産後太りの原因

開院以来、当院には産後太りでお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや臨床実績から言えることは、産後太りの原因はひとつではなく、複数の原因から起こるということです。

産後太りの原因として次のものが挙げられます。

産後太りはこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、基礎代謝の低下や骨盤の歪み、筋肉量の減少などが発生し、産後太りが発症します。それは人によって違い、単に食事制限や運動だけでは、全ての問題は取り切れません。

1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。産後太りでお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

産後太りへの対応として、次のようなものが一般的です。

栄養指導

管理栄養士による個人の生活習慣に応じたカロリー管理と栄養バランスの指導を行います。しかし個人の生活リズムに合わせた継続的な食事管理が必要で、育児で忙しい中での実践が困難な場合があります。

運動療法

産後の体力回復に合わせた適度な運動プログラムの提案と指導を実施します。しかし育児で時間が限られる中、継続的な運動習慣の確立が難しく、無理な運動は体調悪化のリスクもあります。

ホルモン療法

必要に応じてホルモンバランスを整えるための薬物療法を検討します。しかし薬物による副作用のリスクがあり、授乳中は使用できない薬剤も多く選択肢が限られます。

カウンセリング

産後うつや心理的ストレスに対する専門的なカウンセリングを提供します。しかし根本的な体重減少には直接的な効果が期待できず、時間とコストがかかります。

産後太りを改善するために

まずはあなたの産後太りの原因について、検査を通じて明らかにします。原因をぼんやり捉えたまま治療を進めては、一時的な改善はあったとしても、根本的な改善にはつながらないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、産後太りの原因を見つけ出します。検査結果を分かりやすく説明し、あなたの健康目標を達成するために、ケア計画を立てて、施術を進めていきます。

当院の特徴

カイロプラクティック大学を卒業している院長の佃隆、又は副院長の佃美香が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

産後太りと大きく関わっている箇所を詳細に分析します。骨盤の歪みや可動域検査、全身の姿勢分析、筋肉や神経の状態、日常生活でのどんな姿勢で過ごしている時間が多いかをチェックするなどの検査をします。必要に応じてレントゲン画像を確認して精度を高めます。

授乳中の方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージ、整骨院での治療で効果を感じなかった方も諦めずにご相談ください。

産後太りのQ＆A

産後太りは自然に治りますか？

産後太りは自然に改善することは少なく、適切な食事管理と運動、骨盤ケアなどの総合的なアプローチが必要です。放置すると体質が固定化してしまうため、早期の対策が重要です。

産後太りの人がやってはいけないことは？

過度な食事制限や激しい運動は避けるべきです。特に授乳中は栄養不足により母乳の質と量に影響するため、バランスの取れた食事と適度な運動を心がけることが大切です。

授乳中でもダイエットはできますか？

授乳中は無理なダイエットは禁物ですが、栄養バランスを保ちながら適度な運動を取り入れることで健康的な体重管理は可能です。専門家の指導のもとで行うことをお勧めします。

産後何ヶ月から本格的なダイエットを始めてもいいですか？

一般的には産後2-3ヶ月頃から軽い運動を始め、6ヶ月以降に本格的な体重管理を開始するのが理想的です。ただし個人差があるため、医師との相談が重要です。

骨盤矯正は産後太り解消に効果がありますか？

骨盤矯正は内臓の位置を整え、基礎代謝の向上や姿勢改善に効果的です。ただし、食事管理や運動と組み合わせることでより効果的な結果が期待できます。

帝王切開の場合、産後太りの改善方法は違いますか？

帝王切開の場合は傷の回復を優先し、運動開始時期を遅らせる必要があります。また、骨盤の動きが少ないため、より積極的な骨盤ケアが必要になる場合があります。

産後太りと産後うつは関係がありますか？

体型変化による自己肯定感の低下が産後うつのリスクを高める可能性があります。逆に産後うつによる食欲の変化も体重増加の原因となるため、心身両面からのケアが重要です。

二人目以降の出産では産後太りしやすいですか？

年齢による基礎代謝の低下と、育児による運動不足により、二人目以降の方が産後太りしやすい傾向があります。より計画的な体重管理が必要になります。

母乳をやめると太りやすくなりますか？

授乳により消費されていたカロリーがなくなるため、食事量を調整しないと体重増加のリスクがあります。卒乳のタイミングで食生活の見直しが重要です。

産後太りの改善にサプリメントは効果的ですか？

サプリメントは補助的な役割に留まり、基本的な食事管理と運動が最も重要です。授乳中は特に安全性を考慮し、専門家に相談してから使用することをお勧めします。

産後太りで悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

全身の姿勢と各部位の筋肉や神経の検査を行う当院のカイロプラクティックと産後太りは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

産後太りは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。