末梢神経障害

末梢神経障害とは

末梢神経障害とは、脳や脊髄から枝分かれした末梢神経が傷つき、感覚や運動、自律神経の働きに異常が起きる状態です。手足のしびれや痛み、筋力低下、感覚の鈍化、発汗異常など多様な症状が現れます。末梢神経は運動神経、感覚神経、自律神経の3つに分けられ、それぞれが障害されることで異なる症状が生じます。特に手足の末端部分に症状が現れやすく、日常生活に大きな支障をきたすことが多い疾患です。

日本では末梢神経障害の正確な患者数は明確ではありませんが、糖尿病性神経障害などを含めると数百万人規模と推定されています。厚生労働省の調査では、特定の末梢神経疾患の有病率は人口10万人あたり数人から数十人程度と報告されており、現代社会における重要な健康問題となっています。

末梢神経障害を放置すると、しびれや痛みが悪化し、日常生活に支障をきたすようになります。筋力低下が進むと歩行や手の動作が困難になり、転倒のリスクも高まります。感覚障害が進行すると、怪我に気づかず感染症のリスクが高まる危険性があります。自律神経障害により発汗異常や血圧調整障害が起こることもあり、最悪の場合は神経の不可逆的な損傷や麻痺が残ることもあります。早期の対処が重要で、症状を軽視せずに適切な治療を受けることが大切です。

末梢神経障害の原因

開院以来、当院には末梢神経障害でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや臨床実績から言えることは、末梢神経障害の原因はひとつではなく、複数の原因から起こるということです。

末梢神経障害の原因として次のものが挙げられます。

末梢神経障害はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、神経の伝達機能低下や炎症反応、血流障害などが発生し、末梢神経障害が発症します。それは人によって違い、単に薬物治療や対症療法だけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。末梢神経障害でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

末梢神経障害への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

痛みやしびれを抑える抗てんかん薬や抗うつ薬などを処方します。しかし副作用や効果の個人差があり、根本的な治療ではないため継続が必要です。長期服用による依存性や耐性の問題も懸念されます。

栄養療法

ビタミンB群などの栄養素を補充し、神経の修復をサポートします。しかし即効性がなく長期間の継続が必要で、単独では効果が限定的な場合があります。栄養素の吸収率にも個人差があります。

理学療法・リハビリテーション

筋力維持と機能回復を目指した運動療法を行います。しかし継続的な努力と専門家の指導が必要で、適切な負荷の見極めが重要です。症状によっては運動制限がある場合もあります。

手術療法

神経の圧迫を取り除く手術や神経縫合術を実施します。しかしリスクが伴い、必ずしも症状が完全に改善するとは限らず、術後の管理が必要です。神経の再生には時間がかかります。

生活指導

症状悪化を防ぐための生活習慣の改善指導を行います。しかし自己管理が難しく、生活習慣の変更に時間がかかる場合があります。継続的なモチベーション維持が困難です。

末梢神経障害を改善するために

まずはあなたの末梢神経障害の原因について、検査を通じて明らかにします。原因をぼんやり捉えたまま治療を進めては、一時的な改善はあったとしても、根本的な改善にはつながらないからです。

当院では末梢神経障害の根本原因を特定するため、5種類の独自検査を実施しています。姿勢、関節、筋肉、神経、バイタルの5つの視点から現在の状態を可視化し、症状の原因を特定します。検査結果に基づいて、一人ひとりに最適な治療計画を立案します。世界基準のカイロプラクティック技術により、神経系の調整を行い、自然治癒力を高めていきます。

当院の特徴

カイロプラクティック大学を卒業している院長の佃隆、又は副院長の佃美香が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では300,000人以上の臨床経験を元に、末梢神経障害の改善に取り組んでいます。オーストラリア公立マードック大学でカイロプラクティックの学位を取得した院長が、25年間で17万人の施術実績を積んでいます。男女のカイロプラクターが在籍しているため、同性に相談できる環境が整っています。5種類の独自検査により症状の原因を特定し、世界基準のカイロプラクティック技術で幅広い症状に対応可能です。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージ、整骨院での治療で効果を感じなかった方も諦めずにご相談ください。

末梢神経障害のQ＆A

末梢神経障害は自然に治りますか？

症状の原因によりますが、早期発見と適切な治療で改善が期待できます。自然治癒は難しい場合もありますが、適切なアプローチにより症状の軽減や進行の抑制は可能です。

どの科を受診すればよいですか？

症状により整形外科や神経内科を受診してください。原因不明の場合は総合病院での検査が有効です。当院でも詳しい検査を行い、必要に応じて医療機関との連携も行います。

手術は必ず必要ですか？

手術は圧迫が原因の場合に検討されますが、多くは保存療法で改善を目指します。当院では薬や手術に頼らない自然な治療法を提供しています。

薬はどのくらい効果がありますか？

痛みやしびれの緩和に効果的ですが、根本治療ではないため継続が必要です。副作用のリスクもあるため、薬に頼らない治療法も検討することが大切です。

ビタミン剤は効果的ですか？

ビタミンB群の補充は神経の修復を助けるため有効ですが、単独では不十分なこともあります。栄養指導と合わせて総合的なアプローチが重要です。

症状が悪化したらどうすればよいですか？

速やかに医療機関を受診し、原因の特定と治療方針の見直しが必要です。当院でも症状の変化に応じて治療計画を調整します。

日常生活で気をつけることは？

冷えや圧迫を避け、適度な運動とバランスの良い食事を心がけましょう。姿勢の改善も重要で、当院では生活指導も行っています。

運動はしても大丈夫ですか？

症状に応じて適切な運動は筋力維持に役立ちますが、無理は禁物です。専門家の指導のもとで安全に行うことが大切です。

再発の可能性はありますか？

原因が解消されない場合は再発のリスクがあります。継続的な管理と予防的なケアが重要です。

末梢神経障害の人がやってはいけないことは？

過度な負荷や冷え、自己判断での治療中断は避けましょう。症状に合わない運動や無理な動作も控えることが大切です。

末梢神経障害で悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

末梢神経障害の改善により、これまで諦めていた編み物や料理などの細かい作業も再び楽しめるようになります。夜間の痛みやしびれが軽減されることで、質の良い睡眠が取れるようになり、日中の活動力も向上します。手足の感覚が戻ることで、転倒のリスクも減り、安全に日常生活を送ることができます。症状の不安から解放され、前向きな気持ちで毎日を過ごせるようになるでしょう。

全身の姿勢と各部位の筋肉や神経の検査を行う当院のカイロプラクティックと末梢神経障害は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

末梢神経障害は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。