足のしびれ

足のしびれとは

足のしびれとは、足に「ジンジン」「ピリピリ」「チクチク」といった異常な感覚が起こる状態のことです。正座をした後に感じるような一時的なものから、病気が原因で持続的に起こるものまで様々です。感覚が鈍くなる、力が入りにくくなる、安静時でも違和感を覚えるといった症状が現れます。

厚生労働省の国民生活基礎調査によると、手足のしびれを訴える人は年々増加傾向にあります。特に50歳以上の中高年層で多く見られ、糖尿病患者の約30-40%が末梢神経障害による足のしびれを経験するとされています。腰椎疾患による下肢のしびれも含めると、推定で数百万人が足のしびれに悩んでいると考えられます。この症状により体への負担が大きくなり、様々な身体的不調を引き起こします。

足のしびれを放置すると、感覚が徐々に鈍くなり転倒リスクが高まります。歩行困難や運動機能の低下により日常生活に支障をきたし、最悪の場合は車椅子生活を余儀なくされる可能性があります。また、糖尿病性神経障害が進行すると足の壊死や切断に至るケースもあり、早期の対処が重要です。仕事や趣味への集中力も低下し、生活の質が大幅に損なわれてしまいます。睡眠障害による体調不良や、転倒による骨折などの二次的な問題も引き起こしかねません。

足のしびれの原因

開院以来、当院には足のしびれでお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや臨床実績から言えることは、足のしびれの原因はひとつではなく、複数の原因から起こるということです。

足のしびれの原因として次のものが挙げられます。

足のしびれは複数の原因が絡み合って引き起こされる症状です。

複数の原因が引き金となり、神経の圧迫や血流障害、栄養不足などが発生し、それが足のしびれとなります。腰椎の問題により神経が圧迫されることで、腰から足にかけてしびれや痛みが生じます。高血糖状態が続くことで末梢神経が損傷し、足先から両足対称性にしびれが現れることもあります。

一人ひとりの原因が違うからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。足のしびれなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

足のしびれへの対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

根本的な原因解決にはならず、副作用のリスクがあります。長期服用により効果が薄れることもあり、薬物依存の可能性もあります。

理学療法

効果が現れるまで時間がかかり、継続的な通院が必要です。症状によっては悪化する場合もあり、正しい方法を習得するまでに時間がかかります。

神経ブロック注射

一時的な効果に留まることが多く、繰り返し施術が必要になる場合があります。侵襲的な処置であり、感染や神経損傷のリスクも伴います。

手術療法

侵襲的で回復期間が長く、合併症のリスクがあります。必ずしも完治するとは限らず、再発の可能性もあります。

足のしびれを改善するために

まずはあなたの足のしびれの原因について、検査を通じて明らかにします。原因をぼんやり捉えたまま治療を進めては、一時的な改善はあったとしても、根本的な改善にはつながらないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、足のしびれの原因を見つけ出します。検査結果を分かりやすく説明し、あなたの健康目標を達成するために、ケア計画を立てて、施術を進めていきます。

当院の特徴

カイロプラクティック大学を卒業している院長の佃隆、又は副院長の佃美香が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

足のしびれと大きく関わっている箇所を詳細に分析します。腰椎・胸椎・頸椎のカーブの形状、背骨全体の可動域検査、全身の姿勢分析、筋肉や神経の状態、血流の状態、日常生活でのどんな姿勢で過ごしている時間が多いかをチェックするなどの検査をします。必要に応じてレントゲン画像を確認して精度を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージ、整骨院での治療で効果を感じなかった方も諦めずにご相談ください。

足のしびれのQ＆A

足のしびれは自然に治りますか？

一時的な血行不良によるしびれは自然に改善しますが、病気が原因の場合は適切な治療が必要です。放置すると悪化する可能性があります。

足のしびれの人がやってはいけないことは？

長時間同じ姿勢を続ける、きつい靴を履く、過度な運動、症状を我慢して無理をすることは避けるべきです。

足のしびれと糖尿病の関係は？

糖尿病の合併症として末梢神経障害が起こり、足先から両足対称性にしびれが現れることがあります。血糖コントロールが重要です。

足のしびれで手術が必要になるのはどんな時？

椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症で神経圧迫が重度の場合、運動麻痺や膀胱直腸障害を伴う場合に手術が検討されます。

足のしびれの検査方法は？

神経伝導検査、MRI、血液検査、レントゲン検査などにより原因を特定します。症状に応じて適切な検査が選択されます。

足のしびれに効果的な運動はありますか？

軽いウォーキング、足首の回転運動、ふくらはぎのストレッチなどが血流改善に効果的ですが、症状に応じた適切な運動が必要です。

足のしびれは遺伝しますか？

糖尿病や一部の神経疾患には遺伝的要因がありますが、足のしびれ自体が直接遺伝するわけではありません。

足のしびれの予防方法は？

適度な運動、正しい姿勢の維持、血糖値の管理、禁煙、バランスの良い食事などが予防に効果的です。

足のしびれで何科を受診すべき？

症状により整形外科、神経内科、内科などが適切です。まずは脳神経内科で原因を調べることをお勧めします。

足のしびれと腰痛の関係は？

腰椎の問題により神経が圧迫されると、腰痛と同時に足のしびれが現れることがあります。根本的な原因は同じ場合が多いです。

足のしびれで悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

全身の姿勢と各部位の筋肉や神経の検査を行う当院のカイロプラクティックと足のしびれは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

足のしびれは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。