足の痛み

足の痛みとは

足の痛みとは、医学的には足首から足先までの範囲で感じる痛みを指しますが、一般的には太ももの付け根から足先までの広い範囲で感じる痛みのことを言います。歩行時や体重をかけた時に痛みが強くなることが多く、時にはしびれや動かしにくさを伴うこともあります。

厚生労働省の令和4年国民生活基礎調査によると、65歳以上で手足の関節の痛みを訴える人は、男性で4位、女性で2位となっており、高齢になるほど割合も順位も上がっています。特に女性は男性に比べて約1.6倍も多く、女性の不調のうち2番目に多い自覚症状が関節痛となっています。

足の痛みを放置すると、筋力の低下により階段の昇り降りが困難になり、感覚障害によりしびれや鈍さが慢性化して転倒リスクが高まります。さらに日常生活の質が低下し、外出が億劫になって活動量が落ち、さらに筋力が落ちる悪循環に陥ります。最終的には歩行困難に至るケースもあり、放置すればするほど回復までに時間がかかってしまいます。足の痛みは単なる一時的な不調ではなく、将来の生活の質を大きく左右する重要な症状なのです。

足の痛みの原因

開院以来、当院には足の痛みでお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや臨床実績から言えることは、足の痛みの原因はひとつではなく、複数の原因から起こるということです。

足の痛みの原因として次のものが挙げられます。

足の痛みは複数の原因が絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、足関節・足底筋膜の可動域減少や足部の筋肉・筋膜・皮膚の緊張などが発生し、足の痛みが発症します。それは人によって違い、単に筋肉をほぐしたり関節の動きを矯正するだけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が違うからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。足の痛みなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

足の痛みへの対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

痛み止めや湿布、ヒアルロン酸注射などにより痛みや炎症を抑制します。しかし一時的な症状緩和にとどまり、根本的な改善には至らないことが多く、長期使用による副作用のリスクがあります。

運動療法

足周囲の筋力強化と関節可動域改善を図る理学療法を行います。しかし継続的な運動を続ける必要があり、プロフェッショナルの指導のもと根気よく続ける必要があります。動きによっては悪化することもあります。

装具療法

インソールやサポーターを使用して足への負担を軽減します。しかし根本的な解決にはならず、装具に依存してしまう可能性があります。

ブロック注射

痛む部位の神経付近に麻酔薬を注射し、痛みを取り除きます。しかし効果は一時的で、複数回の治療が必要になることが多く、注射による痛みや合併症のリスクがあります。

手術療法

保存的治療で改善しない場合、関節固定術や人工関節置換術を行います。しかし身体への負担が大きく、回復に時間がかかり、合併症のリスクも伴います。

足の痛みを改善するために

まずはあなたの足の痛みの原因について、検査を通じて明らかにします。原因をぼんやり捉えたまま治療を進めては、一時的な改善はあったとしても、根本的な改善にはつながらないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、足の痛みの原因を見つけ出します。検査結果を分かりやすく説明し、あなたの健康目標を達成するために、ケア計画を立てて、施術を進めていきます。

当院の特徴

カイロプラクティック大学を卒業している院長の佃隆、又は副院長の佃美香が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

足の痛みと大きく関わっている箇所を詳細に分析します。足首や足部の可動域検査、全身の姿勢分析、筋肉や神経の状態、日常生活でのどんな姿勢で過ごしている時間が多いかをチェックするなどの検査をします。必要に応じてレントゲン画像を確認して精度を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージ、整骨院での治療で効果を感じなかった方も諦めずにご相談ください。

足の痛みのQ＆A

足の痛みは自然に治りますか？

軽度の筋肉疲労による痛みは自然に改善することもありますが、慢性的な足の痛みは適切な治療なしに自然治癒することは少なく、放置すると悪化する可能性があります。

足の痛みの人がやってはいけないことは？

痛みを我慢して無理に歩き続けること、合わない靴を履き続けること、急激な運動や長時間の立ち仕事を避け、適切な休息を取ることが重要です。

足底筋膜炎と足の痛みの違いは何ですか？

足底筋膜炎は足の痛みの原因の一つで、足底の筋膜に炎症が起こる疾患です。足の痛みはより広い概念で、様々な原因による足全体の痛みを指します。

足の痛みは遺伝しますか？

足の形態異常や関節の構造的な問題は遺伝的要因が関与することがありますが、多くの足の痛みは生活習慣や環境要因によるものです。

足の痛みに効果的なストレッチはありますか？

足底筋膜やアキレス腱のストレッチが効果的ですが、痛みの原因によって適切なストレッチが異なるため、専門家の指導を受けることをお勧めします。

足の痛みで手術が必要になるのはどんな時ですか？

保存的治療で改善しない重度の変形や、日常生活に著しい支障をきたす場合、骨折や靱帯断裂などの外傷性疾患で手術が検討されます。

足の痛みは完治しますか？

原因や症状の程度によって異なりますが、適切な治療により多くの場合で症状の改善が期待できます。早期の治療開始が重要です。

足の痛みを予防する方法はありますか？

適切な靴の選択、定期的な運動による筋力維持、正しい歩行姿勢の習得、体重管理などが予防に効果的です。

足の痛みで歩けなくなることはありますか？

重度の変形性関節症や神経障害が進行すると歩行困難になる可能性がありますが、適切な治療により多くの場合で歩行能力の維持・改善が可能です。

足の痛みは何科を受診すればよいですか？

まずは整形外科を受診することをお勧めします。神経症状が疑われる場合は神経内科、血管系の問題が疑われる場合は血管外科も選択肢となります。

足の痛みで悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

全身の姿勢と各部位の筋肉や神経の検査を行う当院のカイロプラクティックと足の痛みは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

足の痛みは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。