閉塞感

閉塞感とは

閉塞感とは、耳や呼吸器において「詰まった感じ」「ふさがった感じ」を覚える症状のことです。耳の場合は、飛行機に乗った時のような耳の詰まりや、水が入ったような感覚が続く状態を指します。

呼吸に関する閉塞感では、息苦しさや圧迫感を感じ、特に密閉された空間や人混みで症状が強くなることが特徴です。この症状は日常生活に大きな支障をきたし、仕事や趣味の活動にも影響を与えることが多くあります。

消化器系では、胃の膨満感やお腹が張った感じを便秘、腸閉塞という意味で使う場合もあります。

一般的には、耳の閉塞感を指し示します。

耳の閉塞感を放置すると、短期的には聴力の低下や難聴の進行、中耳炎や外耳炎などの感染症リスクの増加が起こる可能性があります。集中力の低下による仕事効率の悪化や睡眠の質の低下も深刻な問題となります。

長期的な最悪のケースでは、永続的な聴力障害や慢性的な呼吸困難に発展する恐れがあります。さらに深刻なのは、うつ症状や不安障害の発症、そして社会生活からの孤立です。症状が進行すると、日常的な活動への参加が困難になり、人生の質が大幅に低下してしまいます。

閉塞感の原因

開院以来、当院には閉塞感でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや臨床実績から言えることは、閉塞感の原因はひとつではなく、複数の原因から起こるということです。

閉塞感の原因として次のものが挙げられます。

閉塞感はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、耳管の機能低下や中耳の圧力調整不全、さらには自律神経の乱れなどが発生し、閉塞感が発症します。それは人によって違い、単に耳掃除をしたり薬を服用するだけでは、全ての問題は取り切れません。

1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。閉塞感でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

閉塞感への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

長期間の服用が必要な場合があり、副作用のリスクや根本的な解決にならない可能性があります。また、薬の効果には個人差があります。

耳管通気法

一時的な効果にとどまることが多く、定期的な通院が必要です。処置時に痛みを伴うことがあります。

鼓膜切開術

侵襲的な処置であり、感染リスクや聴力への影響の可能性があります。再発する場合もあります。

点鼻薬治療

長期使用により薬剤性鼻炎を引き起こすリスクがあり、根本的な改善には限界があります。

閉塞感を改善するために

まずはあなたの閉塞感の原因について、検査を通じて明らかにします。原因をぼんやり捉えたまま治療を進めては、一時的な改善はあったとしても、根本的な改善にはつながらないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、閉塞感の原因を見つけ出します。検査結果を分かりやすく説明し、あなたの健康目標を達成するために、ケア計画を立てて、施術を進めていきます。

当院の特徴

カイロプラクティック大学を卒業している院長の佃隆、又は副院長の佃美香が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

閉塞感と大きく関わっている箇所を詳細に分析します。首や背骨の可動域検査、全身の姿勢分析、筋肉や神経の状態、日常生活でのどんな姿勢で過ごしている時間が多いかをチェックするなどの検査をします。必要に応じてレントゲン画像を確認して精度を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージ、整骨院での治療で効果を感じなかった方も諦めずにご相談ください。

閉塞感のQ＆A

閉塞感は自然に治りますか？

軽度の閉塞感であれば自然治癒することもありますが、根本的な原因を解決しなければ再発する可能性が高いです。適切な治療を受けることをお勧めします。

閉塞感の人がやってはいけないことは？

無理な耳掃除や鼻を強くかむこと、ストレスを溜め込むことは避けましょう。また、症状を放置せず早めの対処が重要です。

耳掃除をしても改善しないのはなぜですか？

閉塞感の原因は耳垢だけでなく、耳管機能の低下や中耳の問題など多岐にわたります。専門的な診断と治療が必要な場合があります。

ストレスと閉塞感は関係がありますか？

はい、ストレスは自律神経に影響し、耳管機能や呼吸機能に影響を与えることがあります。ストレス管理も症状改善の重要な要素です。

手術以外の治療法はありますか？

カイロプラクティックによる姿勢改善や、生活習慣の見直し、ストレス管理など、身体全体のバランスを整える治療法があります。

何科を受診すればよいのでしょうか？

まずは耳鼻咽喉科を受診することをお勧めします。症状によっては内科や心療内科との連携も必要になる場合があります。

閉塞感は完治するのでしょうか？

原因を特定し適切な治療を行えば、多くの場合改善が期待できます。ただし、根本的な生活習慣の改善も重要です。

日常生活で気をつけることはありますか？

正しい姿勢の維持、適度な運動、ストレス管理、十分な睡眠など、身体全体の健康を保つことが大切です。

閉塞感が悪化する要因は何ですか？

風邪や花粉症、ストレス、疲労、姿勢の悪化、気圧の変化などが悪化要因となることがあります。

他の症状と併発することはありますか？

めまい、頭痛、肩こり、集中力低下、睡眠障害などを併発することがあります。これらは相互に関連している場合が多いです。

閉塞感で悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

全身の姿勢と各部位の筋肉や神経の検査を行う当院のカイロプラクティックと閉塞感は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

閉塞感は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。