眼精疲労

眼精疲労とは

眼精疲労とは、目を使い続けることで起こる目の痛み、かすみ、充血などの症状に加えて、頭痛、肩こり、吐き気などの全身症状が現れる状態のことです。単純な疲れ目とは異なり、十分な休息を取っても症状が改善されず、日常生活に支障をきたすのが特徴です。

現代社会では、VDT作業を行う労働者の68.6％が身体的な疲労や症状を感じており、そのうち90.8％が「眼の疲れ・痛み」を訴えています。全国に推定数千万人の方が眼精疲労に悩んでいるとされ、もはや現代病の一つと言えるでしょう。

眼精疲労を放置すると、慢性的な頭痛や肩こりが悪化し、集中力の低下により仕事や学習の効率が著しく低下します。睡眠の質も悪化し、疲労感が蓄積されて精神的なストレスも増大します。さらに深刻なのは、うつ症状や不安障害を併発する可能性があることです。社会生活に深刻な影響を与えるだけでなく、根本的な目の病気が隠れている場合もあり、早期発見が遅れるリスクもあります。たかが目の疲れと軽視せず、早めの対処が重要です。

眼精疲労の原因

開院以来、当院には眼精疲労でお困りの方が数多く来院されています。これまでのカウンセリングや臨床実績から言えることは、眼精疲労の原因はひとつではなく、複数の原因から起こるということです。

眼精疲労の原因として次のものが挙げられます。

眼精疲労は複数の原因が絡み合って引き起こされる症状です。

複数の原因が引き金となり、目の周りの筋肉の緊張や首・肩の筋肉のこり、さらには自律神経の乱れなどが発生し、眼精疲労が発症します。パソコンやスマートフォンの画面を長時間見続けることで、まばたきの回数が減り、目の筋肉が緊張状態になります。

一人ひとりの原因が違うからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。眼精疲労なら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

眼精疲労への対応として、次のようなものが一般的です。

点眼薬の処方

一時的な症状緩和にとどまることが多く、根本的な原因解決には至らない場合があります。また、継続的な使用が必要で費用もかかります。

眼鏡・コンタクトレンズの度数調整

度数が合っていても、目の使い方や姿勢の問題が解決されなければ、再び症状が現れる可能性があります。

生活指導・基礎疾患の治療

具体的な改善方法が示されないことが多く、患者自身での実践が困難な場合があります。疾患の治療は重要ですが、眼精疲労の症状そのものの改善には時間がかかることがあります。

眼精疲労を改善するために

まずはあなたの眼精疲労の原因について、検査を通じて明らかにします。原因をぼんやり捉えたまま治療を進めては、一時的な改善はあったとしても、根本的な改善にはつながらないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、眼精疲労の原因を見つけ出します。検査結果を分かりやすく説明し、あなたの健康目標を達成するために、ケア計画を立てて、施術を進めていきます。

当院の特徴

カイロプラクティック大学を卒業している院長の佃隆、又は副院長の佃美香が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

眼精疲労と大きく関わっている箇所を詳細に分析します。頸椎・胸椎・腰椎のカーブの形状、背骨全体の可動域検査、全身の姿勢分析、筋肉や神経の状態、日常生活でのどんな姿勢で過ごしている時間が多いかをチェックするなどの検査をします。必要に応じてレントゲン画像を確認して精度を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージ、整骨院での治療で効果を感じなかった方も諦めずにご相談ください。

眼精疲労のQ＆A

眼精疲労は自然に治りますか？

軽度の眼精疲労であれば適切な休息で改善することもありますが、慢性化したものは根本原因を取り除かない限り自然治癒は困難です。放置すると症状が悪化する可能性もあるため、早めの対処が重要です。

眼精疲労の人がやってはいけないことは？

長時間の連続作業、暗い場所での作業、度の合わない眼鏡の使用、睡眠不足は症状を悪化させるため避けるべきです。また、目をこすったり、過度にマッサージすることも症状を悪化させる可能性があります。

眼精疲労と単なる疲れ目の違いは何ですか？

疲れ目は休息で回復しますが、眼精疲労は休んでも症状が続き、頭痛や肩こりなどの全身症状を伴うのが特徴です。日常生活に支障をきたすレベルになると眼精疲労と考えられます。

どのくらいの期間で改善が期待できますか？

個人差がありますが、適切な治療を受ければ数週間から数ヶ月で症状の改善が期待できます。ただし継続的なケアが重要で、生活習慣の改善も併せて行う必要があります。

ブルーライトカット眼鏡は本当に効果がありますか？

一定の効果は期待できますが、根本的な解決にはならず、作業環境の改善や適切な休息がより重要です。眼鏡だけに頼らず、総合的なアプローチが必要です。

子供でも眼精疲労になりますか？

スマートフォンやタブレットの普及により、子供の眼精疲労も増加しています。適切な使用時間の管理と定期的な休憩が必要です。症状が続く場合は専門医に相談することをお勧めします。

眼精疲労は遺伝しますか？

眼精疲労自体は遺伝しませんが、ドライアイや屈折異常など原因となる疾患に遺伝的要素がある場合があります。

眼精疲労から失明することはありますか？

眼精疲労自体で失明することはありませんが、隠れた目の病気が原因の場合もあるため、専門医の診察を受けることが大切です。

眼精疲労に効果的な食べ物はありますか？

ブルーベリーやほうれん草などアントシアニンやルテインを含む食品が目の健康に良いとされていますが、バランスの良い食事が基本です。

マッサージは眼精疲労に効果がありますか？

目の周りや首肩のマッサージは血行を改善し、一時的な症状緩和に効果がありますが、根本的な改善には姿勢や作業環境の見直しが必要です。

眼精疲労で悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

全身の姿勢と各部位の筋肉や神経の検査を行う当院のカイロプラクティックと眼精疲労は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

眼精疲労は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。