赤面症

赤面症とは

赤面症は、人前で話したり注目を浴びたりする場面で、過度に緊張して顔が赤くなってしまう症状です。医学的には社交不安症の一種として分類されています。単なる恥ずかしがりやとは異なり、日常生活や仕事に支障をきたすほどの強い不安や恐怖を伴います。

本人は赤面することを他人に気づかれることを極度に恐れ、そのような場面を避けるようになってしまいます。厚生労働省の調査によると、社交不安症を含む神経症性障害の患者数は推定124万人とされています。

社交不安症全体の生涯有病率は日本で約2.3％と報告されており、これは約40人に1人が一生のうちに社交不安症を経験することを意味します。赤面症は社交不安症の代表的な症状の一つであり、全国で数十万人が悩んでいると推定されます。

赤面症を放置すると、人との関わりを避けるようになり、職場でのコミュニケーション能力が低下します。会議での発言や同僚との会話を避けることで、キャリアアップの機会を逃し、昇進や転職に悪影響を与える可能性があります。

さらに、社会的孤立が進むことでうつ病を併発するリスクが高まり、最悪の場合、仕事を続けることが困難になったり、対人関係を完全に断ってしまう可能性もあります。

赤面症の原因

開院以来、当院には赤面症でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや臨床実績から言えることは、赤面症の原因はひとつではなく、複数の原因から起こるということです。

赤面症の原因として次のものが挙げられます。

赤面症はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、交感神経の過度な活発化や血管拡張、発汗などの身体症状が発生し、赤面症が発症します。それは人によって違い、単に薬物療法や心理療法だけでは、全ての問題は取り切れません。

1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。赤面症でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

赤面症への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

抗不安薬やSSRI（選択的セロトニン再取り込み阻害薬）を処方して、不安症状を軽減します。しかし副作用として眠気や集中力低下が現れることがあり、根本的な解決にはならず薬に依存してしまう可能性があります。

認知行動療法

不安を感じる場面での考え方や行動パターンを変える心理療法を行います。しかし効果が現れるまでに時間がかかり、継続的な通院が必要で、仕事の忙しさから治療を中断してしまうケースが多くあります。

暴露療法

段階的に不安を感じる場面に慣れさせていく治療法です。しかし治療過程で一時的に症状が悪化することがあり、強い精神的負担を伴います。

リラクゼーション法

深呼吸や筋弛緩法などのリラクゼーション技術を指導します。しかし習得に時間がかかり、実際の場面で効果的に活用するには相当な練習が必要です。

赤面症を改善するために

当院では、赤面症の根本原因である自律神経の乱れに着目した施術を行います。カイロプラクティックによる神経系の調整により、交感神経と副交感神経のバランスを整えます。姿勢の改善により呼吸が深くなり、リラックス状態を作りやすくします。

また、栄養指導により神経伝達物質の働きを正常化し、ストレス耐性を高めます。薬に頼らない自然な方法で、根本から改善を目指します。一人ひとりの症状に合わせたオーダーメイドの施術計画を立て、段階的に改善していきます。

当院の特徴

当院は開院から32年、延べ30万人以上の施術実績を持つカイロプラクティック院です。院長の佃隆はオーストラリア公立マードック大学でカイロプラクティックの学位を取得し、25年間で17万人の施術実績を積んでいます。

5種類の独自検査により症状の原因を特定し、世界基準のカイロプラクティックテクニックで施術を行います。男女のカイロプラクターが在籍しているため、同性に相談できるのも大きな強みです。三鷹駅から徒歩2分の立地で、完全予約制のため待ち時間もありません。

アットホームな雰囲気で、女性スタッフも常駐しており、安心して通院いただけます。薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージ、整骨院での治療で効果を感じなかった方も諦めずにご相談ください。

赤面症のQ＆A

赤面症は自然に治りますか？

軽度の場合は年齢とともに改善することもありますが、多くの場合は適切な治療やアプローチなしに自然治癒することは困難です。

赤面症の人がやってはいけないことは？

カフェインの過剰摂取や睡眠不足は症状を悪化させます。また、症状を隠そうとして人との関わりを完全に避けることも推奨されません。

赤面症と社交不安症の違いは何ですか？

赤面症は社交不安症の一つの症状です。社交不安症はより広い概念で、赤面以外にも震えや発汗などの症状を含みます。

赤面症は遺伝しますか？

遺伝的要因は関与しますが、環境要因も大きく影響するため、必ずしも遺伝するわけではありません。

赤面症の治療にはどのくらい時間がかかりますか？

個人差がありますが、適切な治療を受けた場合、数ヶ月から1年程度で改善が期待できます。

赤面症でも普通に仕事を続けられますか？

適切な対処法を身につけることで、多くの方が仕事を続けながら症状を改善しています。

赤面症の症状が出やすい時間帯はありますか？

朝の会議や午後のプレゼンなど、人前に出る機会が多い時間帯に症状が現れやすい傾向があります。

赤面症は男性と女性でどちらが多いですか？

社交不安症全体では女性の方がやや多いとされていますが、赤面症に関しては男女差はそれほど大きくありません。

赤面症の人におすすめの職業はありますか？

症状を改善することで職業選択の幅は広がりますが、一人で集中して作業できる職種から始めることも一つの方法です。

赤面症の症状を家族に理解してもらうにはどうすればいいですか？

赤面症が病気であることを説明し、単なる性格の問題ではないことを理解してもらうことが重要です。

赤面症で悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

赤面症が改善されることで、仕事でのコミュニケーションが円滑になり、キャリアアップの機会も広がります。人との関わりを恐れることなく、積極的に社会参加できるようになります。

自信を持って人前で話せるようになることで、プレゼンテーションや会議での発言も自然にできるようになります。職場での評価も向上し、昇進や転職の際にも有利になるでしょう。

赤面症は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。