耳の痛み

耳の痛みとは

耳の痛みとは、外耳、中耳、内耳のいずれかの部位に生じる不快な感覚のことです。急性の鋭い痛みから慢性的な鈍痛まで様々な種類があり、感染症、炎症、外傷、神経の問題などが原因となって発症します。

痛みの程度や性質は原因によって大きく異なります。日常生活に深刻な影響を与えることも少なくありません。厚生労働省の患者調査によると、耳及び乳様突起の疾患で医療機関を受診する患者数は年間約30万人となっています。軽度な症状を含めると、推定で1,200万人以上が耳に関する悩みを抱えていると考えられます。

耳の痛みを放置すると、感染が拡大して中耳炎や外耳炎が悪化し、聴力低下や難聴につながる可能性があります。慢性化すると耳鳴りやめまいを併発することも珍しくありません。

集中力の低下や睡眠障害を引き起こし、仕事や日常生活に深刻な支障をきたします。最悪の場合、感染が内耳や脳に波及して髄膜炎などの重篤な合併症を起こすリスクもあります。

また、持続的な痛みによるストレスで自律神経のバランスが崩れ、全身の不調につながることもあります。早期の適切な対処が重要です。

耳の痛みの原因

開院以来、当院には耳の痛みでお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや臨床実績から言えることは、耳の痛みの原因はひとつではなく、複数の原因から起こるということです。

耳の痛みの原因として次のものが挙げられます。

耳の痛みは複数の原因が絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、耳周辺の神経や血管の圧迫、筋肉の緊張などが発生し、耳の痛みが発症します。それは人によって違い、単に薬で炎症を抑えたり、局所的な治療をするだけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が違うからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。耳の痛みなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

耳の痛みへの対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

抗生物質は効果が限定的で、副作用として嘔吐や下痢、発疹などが起こる可能性があります。また、根本的な原因の解決にはならず、症状の再発リスクがあります。

点耳薬

一時的な症状緩和にとどまることが多く、使用を中止すると症状が再発する場合があります。

耳垢除去

処置後に一時的な痛みや違和感が生じることがあり、根本的な耳垢の蓄積原因は解決されません。

鼓膜切開

侵襲的な処置であり、感染リスクや聴力への影響を伴う可能性があります。

耳の痛みを改善するために

まずはあなたの耳の痛みの原因について、検査を通じて明らかにします。原因をぼんやり捉えたまま治療を進めては、一時的な改善はあったとしても、根本的な改善にはつながらないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、耳の痛みの原因を見つけ出します。検査結果を分かりやすく説明し、あなたの健康目標を達成するために、ケア計画を立てて、施術を進めていきます。

当院の特徴

カイロプラクティック大学を卒業している院長の佃隆、又は副院長の佃美香が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

耳の痛みと大きく関わっている箇所を詳細に分析します。頸椎・胸椎・腰椎のカーブの形状、背骨全体の可動域検査、全身の姿勢分析、筋肉や神経の状態、日常生活でのどんな姿勢で過ごしている時間が多いかをチェックするなどの検査をします。必要に応じてレントゲン画像を確認して精度を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージ、整骨院での治療で効果を感じなかった方も諦めずにご相談ください。

耳の痛みのQ＆A

耳の痛みは自然に治りますか？

軽度の外耳炎や一時的な炎症であれば自然治癒することもありますが、感染が原因の場合は適切な治療が必要です。放置すると慢性化や悪化のリスクがあります。

耳の痛みの人がやってはいけないことは？

耳かきや綿棒での過度な清掃、水泳やシャワー時の水の侵入、大きな音への曝露は避けるべきです。また、自己判断での薬の使用も控えましょう。

耳かきはどのくらいの頻度で行うべきですか？

健康な耳であれば月に1-2回程度で十分です。耳垢は自然に排出されるため、過度な清掃は外耳炎の原因となります。

耳の痛みと頭痛は関係がありますか？

密接な関係があります。三叉神経や頸部の筋肉の緊張が両方の症状を引き起こすことが多く、同時に治療することで効果的な改善が期待できます。

耳の痛みで何科を受診すればよいですか？

まずは耳鼻咽喉科を受診することをお勧めします。原因が特定できない場合は、神経内科や整形外科での相談も有効です。

耳の痛みは遺伝しますか？

直接的な遺伝はありませんが、耳の構造や免疫力、アレルギー体質などの遺伝的要因が間接的に影響することがあります。

耳の痛みを予防する方法はありますか？

適切な耳の清潔保持、ストレス管理、首や肩のこりの改善、規則正しい生活習慣の維持が効果的な予防法です。

耳の痛みとストレスは関係がありますか？

強い関係があります。ストレスは自律神経のバランスを崩し、血流悪化や筋肉の緊張を引き起こして耳の痛みの原因となることがあります。

耳の痛みで手術が必要になることはありますか？

慢性中耳炎や重度の外耳炎では手術が検討される場合がありますが、多くのケースでは保存的治療で改善が期待できます。

耳の痛みは年齢と関係がありますか？

年齢により発症しやすい疾患が異なります。子供は中耳炎、成人は外耳炎や顎関節症、高齢者は耳垢栓塞が多い傾向にあります。

耳の痛みで悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

全身の姿勢と各部位の筋肉や神経の検査を行う当院のカイロプラクティックと耳の痛みは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

耳の痛みは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。