胸が苦しい

胸が苦しいとは

胸が苦しいとは、胸部に圧迫感や締め付け感、重苦しさを感じる症状のことです。息苦しさや動悸を伴うことも多く、心臓疾患、肺疾患、消化器疾患、精神的なストレスなど様々な原因によって引き起こされます。

症状の現れ方は人によって異なります。突然発症する場合もあれば、慢性的に続く場合もあります。厚生労働省の令和2年患者調査によると、心疾患で治療を受けている総患者数は305万人となっています。その内訳として、狭心症が85万6,000人、不整脈及び伝導障害が96万2,000人、心不全が55万人となっており、これらの疾患は胸の苦しさを主症状とすることが多いです。

胸が苦しい症状を放置すると、まず日常生活の質が大幅に低下します。仕事や家事に集中できなくなり、社会生活に支障をきたすようになります。また、症状への不安から外出を控えるようになり、社会的孤立を招く可能性があります。最悪の場合、背景に重篤な心疾患が隠れている可能性があります。適切な治療を受けずにいると心筋梗塞や心不全などの生命に関わる状態に進行するリスクがあります。さらに、慢性的なストレスや不安により、うつ病などの精神的な疾患を併発する可能性も高まります。

胸が苦しいの原因

開院以来、当院には胸が苦しい症状でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや臨床実績から言えることは、胸が苦しい症状の原因はひとつではなく、複数の原因から起こるということです。

胸が苦しい症状の原因として次のものが挙げられます。

胸が苦しい症状はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、自律神経の乱れや呼吸機能の低下、循環器系への負担などが発生し、胸の苦しさが発症します。それは人によって違い、単に薬で症状を抑えるだけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。胸が苦しい症状でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

胸が苦しい症状への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

症状に応じて抗不安薬、血管拡張薬、気管支拡張薬などを処方し、症状の緩和を図ります。しかし根本的な原因の解決にはならず、薬の効果が切れると症状が再発する可能性があります。また、副作用や依存性のリスクもあります。

検査による原因究明

心電図、胸部レントゲン、血液検査などを実施し、器質的な異常の有無を確認します。しかし検査で異常が見つからない場合、患者の不安が解消されず、症状が改善しないことがあります。

生活指導

食事療法、運動療法、禁煙指導などの生活習慣の改善を指導します。しかし患者自身の継続的な努力が必要で、指導を受けても実践が困難な場合が多くあります。

心理療法

ストレスが原因の場合、カウンセリングや認知行動療法を実施します。しかし効果が現れるまでに時間がかかり、すぐに症状の改善を実感できない場合があります。

呼吸法指導

腹式呼吸や口すぼめ呼吸などの呼吸法を指導し、症状の改善を図ります。しかし正しい方法を習得するまでに時間がかかり、継続的な練習が必要です。

胸が苦しいを改善するために

まずはあなたの胸が苦しい症状の原因について、検査を通じて明らかにします。原因をぼんやり捉えたまま治療を進めては、一時的な改善はあったとしても、根本的な改善にはつながらないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、胸が苦しい症状の原因を見つけ出します。検査結果を分かりやすく説明し、あなたの健康目標を達成するために、ケア計画を立てて、施術を進めていきます。

当院の特徴

カイロプラクティック大学を卒業している院長の佃隆、又は副院長の佃美香が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

胸が苦しい症状と大きく関わっている箇所を詳細に分析します。姿勢の状態、胸椎や頸椎など背骨全体の可動域検査、全身の姿勢分析、筋肉や神経の状態、日常生活でのどんな姿勢で過ごしている時間が多いかをチェックするなどの検査をします。必要に応じてレントゲン画像を確認して精度を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージ、整骨院での治療で効果を感じなかった方も諦めずにご相談ください。

胸が苦しいのQ＆A

胸が苦しい症状は自然に治りますか？

原因によって異なりますが、ストレスや姿勢の問題が原因の場合は、適切な対処により改善が期待できます。ただし、心疾患などが原因の場合は専門的な治療が必要です。

胸が苦しい人がやってはいけないことは？

激しい運動、過度の飲酒、喫煙、ストレスの多い環境に長時間いることは避けるべきです。また、症状を我慢して放置することも危険です。

胸が苦しい時は何科を受診すればよいですか？

まずは循環器内科を受診することをお勧めします。検査で異常がない場合は、呼吸器内科や心療内科の受診も検討してください。

ストレスが原因の胸の苦しさと心臓病の違いは？

ストレス性の場合は精神的な要因で症状が変動しますが、心臓病の場合は運動時に症状が悪化することが多いです。正確な診断には検査が必要です。

検査で異常がないのに症状が続くのはなぜですか？

機能的な問題や自律神経の乱れ、姿勢の問題などが原因の可能性があります。構造的な異常がなくても症状は現れることがあります。

薬を飲まずに症状を改善する方法はありますか？

呼吸法の改善、姿勢の矯正、ストレス管理、適度な運動などの自然なアプローチで症状の改善が期待できます。

胸が苦しい症状は遺伝しますか？

心疾患には遺伝的要因もありますが、多くの場合は生活習慣やストレスなどの環境要因が大きく影響します。

運動をしても大丈夫ですか？

軽度の有酸素運動は症状の改善に効果的ですが、激しい運動は避け、医師と相談の上で適切な運動を選択することが大切です。

症状が悪化する前兆はありますか？

ストレスの増加、睡眠不足、姿勢の悪化、疲労の蓄積などが症状悪化の前兆となることがあります。

完治する可能性はありますか？

原因に応じた適切な治療により、多くの場合で症状の大幅な改善や完治が期待できます。早期の対処が重要です。

胸が苦しい症状で悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

全身の姿勢と各部位の筋肉や神経の検査を行う当院のカイロプラクティックと胸が苦しい症状は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

胸が苦しい症状は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。