頚椎症性神経根症

頚椎症性神経根症とは

頚椎症性神経根症は、首の骨である頚椎の加齢や変形により、神経の根元が圧迫されて首や肩、腕に痛みやしびれが出る病気です。加齢とともに椎間板の水分が失われ、骨棘と呼ばれる骨の突起ができることで、神経根を圧迫し、様々な症状を引き起こします。

日本では1000人あたり約3.5人がこの症状を持つとされています。日本人は欧米人に比べて脊柱管が狭く、刺激を受けやすいことから、欧米と比較して頚椎症の有病者数が顕著に多いことが明らかになっています。高齢化が進む日本において、今後さらに患者数が増加することが予測されています。

放置すると痛みやしびれが慢性化し、筋力低下や日常生活の制限が進行します。首の可動域が制限され、上を見る動作や振り向く動作が困難になります。最悪の場合は手の機能障害や生活の質の著しい低下を招き、仕事や趣味活動に深刻な支障をきたす可能性があります。デスクワークでの集中力低下や、好きなテニスができなくなるなど、人生の楽しみが奪われてしまうことも少なくありません。

頚椎症性神経根症の原因

開院以来、当院には頚椎症性神経根症でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや臨床実績から言えることは、頚椎症性神経根症の原因はひとつではなく、複数の原因から起こるということです。

頚椎症性神経根症の原因として次のものが挙げられます。

頚椎症性神経根症はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、頚椎関節の可動域減少や首周りの筋肉・筋膜・皮膚の緊張などが発生し、神経根の圧迫が発症します。それは人によって違い、単に筋肉をほぐしたり関節の動きを矯正するだけでは、全ての問題は取り切れません。

1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。頚椎症性神経根症でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

頚椎症性神経根症への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

副作用のリスクがあり、効果が限定的な場合もあります。長期間の服用による胃腸障害や肝機能への影響も懸念されます。

装具療法

首の動きが制限され、長期間の装着は不便です。筋力低下を招く可能性もあります。

リハビリテーション

継続が必要で、誤った運動は症状悪化の恐れがあります。専門的な指導なしでは効果が期待できません。

神経ブロック注射

効果は一時的で、繰り返しの注射が必要になることがあります。注射による合併症のリスクも存在します。

手術療法

体への負担が大きく、合併症のリスクもあります。回復に時間がかかり、必ずしも完治するとは限りません。

頚椎症性神経根症を改善するために

まずはあなたの頚椎症性神経根症の原因について、検査を通じて明らかにします。原因をぼんやり捉えたまま治療を進めては、一時的な改善はあったとしても、根本的な改善にはつながらないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、頚椎症性神経根症の原因を見つけ出します。検査結果を分かりやすく説明し、あなたの健康目標を達成するために、ケア計画を立てて、施術を進めていきます。

当院の特徴

カイロプラクティック大学を卒業している院長の佃隆、又は副院長の佃美香が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

頚椎症性神経根症と大きく関わっている箇所を詳細に分析します。首や背骨の可動域検査、全身の姿勢分析、筋肉や神経の状態、日常生活でのどんな姿勢で過ごしている時間が多いかをチェックするなどの検査をします。必要に応じてレントゲン画像を確認して精度を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージ、整骨院での治療で効果を感じなかった方も諦めずにご相談ください。

頚椎症性神経根症のQ＆A

頚椎症性神経根症は自然に治りますか？

85%以上の方が8-12週で症状が軽快するとされています。ただし、症状が強い場合は適切な治療が必要です。自然治癒を待つよりも、早期の治療開始が症状改善への近道となります。

症状が悪化したらどうすればいいですか？

痛みが強い場合は早めに医療機関を受診し、適切な治療を受けることが重要です。我慢は禁物です。当院では緊急性の高い症状についても対応いたします。

手術は必ず必要ですか？

多くは保存療法で改善しますが、筋力低下が著しい場合や日常生活に支障がある場合は手術が検討されます。当院では手術を避けたい方への根本治療を提供しています。

どの科に行けばいいですか？

整形外科やペインクリニックが適切です。症状に応じて専門医を紹介することもあります。当院では医療機関との連携も行っております。

痛み止めは効果がありますか？

消炎鎮痛薬は効果的ですが、症状により異なります。神経障害性疼痛薬が有効な場合もあります。薬に頼らない根本治療をお求めの方は当院にご相談ください。

長時間のデスクワークは避けるべきですか？

適度な休憩と姿勢改善が重要です。30分以上同じ姿勢を続けることは避けましょう。当院では職場環境の改善指導も行っています。

症状の原因は何ですか？

主に加齢による椎間板の変性や骨棘の形成です。生活習慣や姿勢も影響します。詳しい原因は検査により特定いたします。

リハビリはどのくらい続ける必要がありますか？

症状により異なりますが、継続が効果的です。専門家の指導のもとで行うことが大切です。当院では自宅でできるセルフケアも指導いたします。

症状が再発することはありますか？

生活習慣の改善や適切な姿勢管理により再発予防が可能です。定期的なメンテナンスも重要です。当院では再発防止のサポートも行っています。

頚椎症性神経根症の人がやってはいけないことは？

無理な首の動きや自己流のマッサージは避けましょう。重い荷物を持つことも控えるべきです。詳しい注意点は診察時にお伝えいたします。

頚椎症性神経根症で悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

全身の姿勢と各部位の筋肉や神経の検査を行う当院のカイロプラクティックと頚椎症性神経根症は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

頚椎症性神経根症が改善されることで、これまで制限されていた活動を再び楽しめるようになります。デスクワークでの集中力が戻り、仕事の効率も向上します。好きなテニスを再開でき、友人との時間も充実するでしょう。何より、痛みに悩まされることなく、毎日を前向きに過ごせるようになります。

頚椎症性神経根症は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。