息苦しさ

息苦しさとは

息苦しさとは、呼吸がしにくい、息が切れる、呼吸が苦しいなど、呼吸時に感じる不快な感覚のことです。医学的には呼吸困難と呼ばれ、空気を十分に吸い込めない、または吐き出せないと感じる状態を指します。

軽度では運動時のみに現れますが、重度になると安静時でも症状が現れることがあります。厚生労働省の患者調査によると、呼吸器系疾患の総患者数は約22万人とされています。しかし、息苦しさは心疾患、自律神経失調症、貧血など様々な原因で生じるため、実際に息苦しさを感じている人はこの数字を大幅に上回ると推定されます。特に働き盛りの30-50代では、ストレスや生活習慣の影響で息苦しさを訴える人が増加傾向にあります。

息苦しさを放置すると、日常生活に深刻な支障をきたします。階段の昇降や家事などの基本的な動作が困難になり、外出を控えるようになります。睡眠の質が低下し、慢性的な疲労感や集中力の低下を招きます。さらに、息苦しさへの不安から精神的なストレスが蓄積し、うつ状態や社会的孤立につながる可能性があります。最悪の場合、心肺機能のさらなる悪化により、酸素療法や入院治療が必要になることもあります。早期の適切な対処が重要です。

息苦しさの原因

開院以来、当院には息苦しさでお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや臨床実績から言えることは、息苦しさの原因はひとつではなく、複数の原因から起こるということです。

息苦しさの原因として次のものが挙げられます。

息苦しさは複数の原因が絡み合って引き起こされる症状です。

複数の原因が引き金となり、呼吸筋の機能低下や胸郭の可動域減少、自律神経のバランス異常などが発生し、それが息苦しさとなります。特に姿勢の歪みが呼吸筋の働きを制限していることが多く見られます。猫背や前かがみの姿勢は胸郭を圧迫し、呼吸機能を低下させます。また、自律神経のバランス異常も息苦しさの重要な要因です。

一人ひとりの原因が違うからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。息苦しさなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

息苦しさへの対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

根本原因の解決にはならず、継続的な服薬が必要で副作用のリスクもあります。

酸素療法

機器への依存性が高く、日常生活の制限を受けやすくなります。

呼吸リハビリテーション・生活指導

効果を実感するまでに時間がかかり、継続的な通院と自己管理が必要です。具体的な改善方法が不明確で、患者の自主性に依存する部分が大きくなります。

息苦しさを改善するために

まずはあなたの息苦しさの原因について、検査を通じて明らかにします。原因をぼんやり捉えたまま治療を進めては、一時的な改善はあったとしても、根本的な改善にはつながらないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、息苦しさの原因を見つけ出します。検査結果を分かりやすく説明し、あなたの健康目標を達成するために、ケア計画を立てて、施術を進めていきます。

当院の特徴

カイロプラクティック大学を卒業している院長の佃隆、又は副院長の佃美香が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

息苦しさと大きく関わっている箇所を詳細に分析します。胸郭の可動域検査、呼吸筋の状態、全身の姿勢分析、自律神経の働き、日常生活でのどんな姿勢で過ごしている時間が多いかをチェックするなどの検査をします。必要に応じてレントゲン画像を確認して精度を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージ、整骨院での治療で効果を感じなかった方も諦めずにご相談ください。

息苦しさのQ＆A

息苦しさは自然に治りますか？

原因によって異なりますが、ストレスや姿勢の問題が原因の場合は適切なアプローチにより改善が期待できます。ただし放置すると悪化する可能性があるため、早期の対処が重要です。

息苦しさがある人がやってはいけないことは？

急激な運動や過度なストレス、喫煙、前かがみの姿勢の長時間維持は避けるべきです。また、息を止める動作や無理な我慢は症状を悪化させる可能性があります。

息苦しさと心臓病の関係は？

心不全や不整脈などの心疾患は息苦しさの重要な原因の一つです。特に動作時の息切れや夜間の呼吸困難は心疾患の可能性があるため、専門医での検査が必要です。

ストレスが原因の息苦しさはどう対処すべき？

自律神経のバランスを整えることが重要です。規則正しい生活、適度な運動、リラクゼーション法の実践、そして根本的な姿勢や身体のバランス調整が効果的です。

息苦しさで救急車を呼ぶべき基準は？

突然の激しい息苦しさ、胸痛を伴う場合、意識がもうろうとする場合、唇や爪が青くなる場合は緊急性が高いため、速やかに救急車を呼ぶべきです。

息苦しさに効果的な呼吸法はありますか？

口すぼめ呼吸や腹式呼吸が効果的とされています。しかし、根本的な改善には身体全体のバランス調整が重要で、呼吸法だけでは限界があります。

息苦しさは遺伝しますか？

喘息などの一部の疾患には遺伝的要素がありますが、多くの息苦しさは生活習慣や環境要因によるものです。家族歴がある場合は予防的なケアが重要です。

息苦しさと姿勢に関係はありますか？

密接な関係があります。猫背や前かがみの姿勢は胸郭を圧迫し、呼吸筋の働きを制限します。正しい姿勢の維持は呼吸機能の改善に重要な要素です。

息苦しさを予防する方法はありますか？

正しい姿勢の維持、適度な運動、ストレス管理、禁煙、体重管理が基本です。特に脊椎や骨盤のバランス調整により、呼吸に関わる筋肉の機能を最適化することが予防に効果的です。

息苦しさで仕事を休むべき判断基準は？

日常業務に支障をきたす程度の症状がある場合、安全性に問題がある場合は休息が必要です。我慢せず早期に適切な治療を受けることで、長期的な仕事への影響を防げます。

息苦しさで悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

全身の姿勢と各部位の筋肉や神経の検査を行う当院のカイロプラクティックと息苦しさは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

息苦しさは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。